バナナには形があって、人生には形がない【エッセイ】

アイザワです！よろしくおねがいします。
今日はコーヒーで満たされている風呂に入りたい気分です笑

ってことで、「みなさん後悔ってありますか？」

僕はあります。
「なんであのとき！」
「どうして、あそこで！」
みたいな笑

みなさんもちょっと、足の裏に額を当てて考えてみてください。。。

で、最近やたら後悔ばかり浮かんでくる時期（私旬期？笑）なので、ちょっと後悔について考えていたわけです。

結果的には、「後悔」ってよくよく考えると、すごくニンゲンらしいなって、ホモサピエンス的なことを思ったんですよ。

悔しそうな犬とか、猫とか、キャタピーがいるのかどうかはわからないですけど
「後悔をする生き物は？」と聞かれたら、たぶん「A.ニンゲン」

じゃあ、なんでニンゲンらしいのかと言うと、後悔が少しバカバカしいからです。。。

たとえば、2年前にバナナを腐らせたことを思い出して、「あー、あのとき食べておけばよかった！」って、なんかあれじゃないですか笑

ただ！！ここが面白くて、これを告白に替えると
2年前に好きな人に告白しなかったっことを思い出して、「あー、あのとき告白すればよかった！」ってなるんですよね。
こうすると、いかにも後悔らしい、後悔ですよね。

てことは、バナナ（物）と告白（人生）の捉え方に違いがあるってことですよね。

記憶の中での扱い方の違いですかね？
カコの物はぞんざいに扱って、カコの人生はほっぺをすりすりして愛でる感じ？
要は、カコの人生へのエコヒイキ・・・

ただ、最も重要な違いを１つ上げるとすれば

バナナには形があって、人生には形がない
（byアイザワ）

人生に形がないからこそ、僕らはカコを粘土を練るみたいににグニャグニャして、完璧を作り上げて、「こうすれば良かった」と、たった今後悔しているのかもしれない。。。

結局、「後悔の何がバカバカしかったか」と言うと、
形がない人生のカコという粘土を妄想でコネコネして、今ちょっとノスタルジックめいてるってことです。

僕はこれってニンゲンっぽくって好きです笑

ただ、たった今、この瞬間の人生の粘土もコネコネできるなら、「こうすればよかった」と思う粘土の形にできるだけ近づけていきたい。。。