🇮🇹イタリアンワインマエストロコース🎖️について

Buon Natale🎄🎅（ヴォン・ナターレはイタリア語でメリークリスマスです🔔）
イタリアワインの魔女です🦹‍♀️🇮🇹

今回はちょっと真面目な話。
興味のない方には難しいお話でごめんなさい。
イタリアワインの資格についてのお話です。

日本で受験することができる、本場イタリアのイタリアワインの資格があるのをご存知ですか？

イタリアンワインマエストロコース🇮🇹🎖️
2024年1月より、2期目が開講します。
おかげさまで満員から増席し、現在残席わずかとなっております🙇‍♀️
今日はこのイタリアンワインマエストロコースについてお話をしたいと思います。

たくさんあるワインの資格

日本のワイン資格

ワインの資格というと、日本では、JSAのワインソムリエ、ワインエキスパートの資格が認知度が高いですかね？
この資格は、世界のワインや日本のワイン、日本酒やその他のお酒を網羅する資格で大変勉強になるのですが、（もちろん魔女も持っております🎖️）
実はこの資格、世界では通用しないんです😲

世界のワイン資格

世界で通用する資格というとWSETが有名で、
レベル1〜４まであります。
レベル３までは世界各国の言語で受験が可能。

レベル４が最難関資格で日本人は100数十名しかいない、取得するのに２年くらいかかる難しい資格です🎖️
（ちょいちょい自慢を挟んで恐縮ですが…魔女はこちらも取得しております🎖️🦹‍♀️）

海外でワイナリーに行ったりすると「WSET持ってる？」と聞かれることが多いです。
しかもレベル４（DipWSET）は、とても優遇されます✨🙌

イタリアワインの資格

で、イタリアのワイナリーに行く際に一番「おおっ！」となるのが、Vinitaly International Academy（VIA）のイタリアンワインアンバサダーという資格です🎖️🇮🇹
イタリアのワイナリー関係者で、世界で一番大きなイタリアワインフェスティバルであるVinitalyを知らない人はいないはずなので、Vinitalyの名前を冠している、ここの資格を持っていると、かなりリスペクトしていただけます。（経験談）
世界には300名くらいのIWA（イタリアンワインアンバサダー）とたった16名のIWE（イタリアンワインエキスパート）がいるのですが、
魔女は日本人としては２人目のイタリアンワインアンバサダー（IWA）🎖️🇮🇹
日本人は現在4名のIWAがいます。

このIWAの中で、トレーニングと試験を受けると、イタリアワインエデュケーターという資格を取得することができ、
魔女は日本人唯一のイタリアンワインエデュケーターで、イタリアンワインマエストロコースを教える資格を持っています。

イタリアンワインアンバサダーとは

マエストロコースのお話をする前にお話ししておきたいのが、イタリアンワインアンバサダーの資格。
世界300名ほど認定されていて、この資格は、世界最難関のイタリアワインの資格といえます。
先ほど出てきたWSETの最上資格であるDiplomaをお持ちの方が受験者としては多いので、受験者がハイレベル！！
試験開催地は、現地イタリアのヴェローナ、他にもアメリカ、イギリス、ロシア、香港などが開催地になったことがあります。
（いつか日本で開催したいのが魔女の願い🦹‍♀️）

もしイタリアで開かれるコースと試験（毎年4月）に申し込んで承認され、参加できることになると、往復交通費、宿泊費を招待で行くことができます。（2023年12月現在）

ヴェローナでのコースは5日間。
4日間の講義と、最終日に試験。
私が2019年に受験した際はなかったのですが、今は、Consorzio（イタリアのワインの保護協会）による特別セミナーや、ワイナリー訪問などもコースの中にあるようです！

試験は
１、テイスティング
２、ショートエッセイ
３、選択問題
４、ビデオプレゼンテーション（他の受験者と4人1組のチームで行います）

合格率は30％くらいでしょうか。
とてもハードで、行くとげっそり´д` ;してしまう資格ですが、
世界でトップのワインの資格であるMW（マスターオブワイン）や、イタリアワイン業界の中でとても有名で、会うだけで興奮してしまうようなイタリアワインの専門家たちから講義を受けられますし、コースの中でイタリアを代表するワインをたくさんたくさんテイスティングができるので、とても学び深い資格です！

しかし、いきなりここに行くとなるとちょっと大変なので、そして合格率もかなり低いので、その足掛かりとしてあるのがイタリアンワインマエストロコースです。

本題　イタリアンワインマエストロコースとは

前半の魔女の自慢にお付き合いいただきありがとうございます🙇‍♀️
やっと本題です💡

イタリアンワインマエストロコースは、先ほどもお話ししたように、イタリアンワインアンバサダーのプレ資格、のようなもので、イタリアンワインエデュケーターによって、世界中で開催されております。

では、
イタリアンワインマエストロコース、実際どんな講座なのか。

１、講座

講座は３時間の講座が全８回。
講義の中で全20州を網羅しながら、土着品種の特徴に焦点を当てて勉強してきます。
2023年現在、魔女が担当する講座を通してのテイスティングアイテムはおよそ70〜80アイテム。
毎回9〜10アイテムずつテイスティングアイテムが供出されます。
品種の特徴をテイスティングしながら覚えていただく講座です。

２、テキスト、授業資料

テキストと授業資料、試験については全て英語。
ただし、今回の講座の授業は日本語で行われます。
時折英語も混ざりながら、ルー大柴みたいな感じです👩‍🏫

３、試験

試験は第９回目に行われます。
試験内容は以下

・テイスティング：20分のテイスティング試験（赤白1種類ずつ）
・セオリー：　60分の選択問題（4択50問）

テイスティング（40点）と選択問題（50点）の合計成績が75％以上で合格です。
（計算式は本部が管理しているので非公開）

色んな試験と比べて、マエストロコースの試験が難しい部分は、テイスティングの配点が高いこと。
テイスティングで大コケすると合格が難しくなります。
イタリアワインのテイスティングにはコツが必要です。
品種を当てようとしても、無難なコメントをしようとしても失敗する恐れあり。
正しいテイスティング能力と、イタリアワインの経験の両方が必要です。
ですので、しっかりと講義の中で勉強してくださいね。

受講に際してのお願い

受講をご検討下さっている方にお願いしたいこと。

とにかく魔女を信じてついてきてください🦹‍♀️

今までいろんな方法でワインの勉強をされてきたと思います。
それは大きな経験であり、実績です。
ただ、イタリアワインの勉強、特にテイスティング方法は、今までとは違った観点も必要になります。
魔女の言葉が体感できるまでに時間がかかると思います。
それでもまず、とにかくこのやり方を信じて勉強して欲しい。

どうぞよろしくお願いいたします。

イタリアンワインマエストロコースのお申し込みはこちらから
（残席３です）

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イタリアワインは本当に数が多いので、魔女が何千本、何万本の中から選んだワインを飲んで、効率よく品種やワインのtypicity（典型さ）を学んでいただけたらと思います😊

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今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました！🦹‍♀️🇮🇹