生きてるうちに会っとけ
さて、3月末に小さい頃からずっと一緒に暮らしていた父方の祖母が亡くなりました。
パーキンソン病を患っていたので、いつかは…と思っていましたがその日が来てしまいました。
成人してから様々の事情で両親が離婚してそこからは全く連絡等とらずだったので、訃報を聞いてから3日間ほど情緒不安定になって涙が止まらなくて……葬儀場で見た祖母は最後に見た面影などなく、こんなに小さく痩せ細っていたのだと泣いてしまいました。
そしてお骨を入れる時に、祖母はこんなに小さかったのか?と何度も思っては涙が止まらなかったです。
熱かったよね、しんどかったよね、もう無理しなくていいんだよ…。
四十九日も顔を出しましたが、叔母が遺品整理をして下さり色々持って帰ってきたのですが、中には生前の祖母が趣味として作っていた手芸用品を見て「ハーバリウムとかそういうのが好きなのはきっと小さい頃からおばあちゃんっ子だったからなんだなあ」ってしみじみ思いました。
小さい頃から祖母にくっついて手芸屋に行ったり教えてもらったりしてたんですよね。手先は器用では無い私でも簡単に作れるようなものを一緒に作って並べたりしたんですよね。
母親が手術する時も1人で眠れない私と一緒に寝てくれたり、幼少期の思い出が1番よかったし平和だったなと思う。
おばあちゃんっ子だったし戦争の話を泣きながら説明してくれたり、時には同級生のこと怒ってくれたりいい人だったけど、ある日から人が変わったかのように攻撃的な人間になってしまった。なにがきっかけで変わるのかわからないね。
早朝から父親との喧嘩で目が覚めたり家の中の空気が悪くて最終的に全ての感情ぶつけられるのが私だったり、家庭環境は良くなかった方だと思うけどやっぱり血縁者が亡くなるのは胸が痛むのは、少なからず私もその血が入ってるからなのだろうか。
父は統合失調症等もあるので、喪主は叔母の旦那さんが務めてくれてて本当に有難い…。
現在の父や生前の祖母は施設ではどんな暮らしをしているのか、前の家での生活はこうだったとか、前の一軒家の場所が現在どうなってるのか連れてって貰ったり致しました。
これで、叔母の旦那さん。つまりは叔父さんが「こういう時にしか集まれなくなるのは寂しいし、今回あいるちゃんにまた会えたのは良くも悪くもおばあちゃんの縁であるからなんでもいいから気軽に連絡くださいね」って言ってくれて、本当にいい人に恵まれてるなって実感しました。
両親の葬式とか考えたくもないけど、一人っ子だし情緒不安定どころの話ではないんだろうな…。
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