休息のオーダーメイド、
こんにちは、愛音です
休職、退職した時にはベッドで過ごして何時でも、何曜日でも、何日でも、何月でも、関係ない。目を瞑ればいつでも夜になる、目を開ければいつだって朝。
鬱に浸かり、辛くて、苦しくて、でも死なないレベルを死守。父もベッドから起き上がることも、おはようすら言えない私を見てました。父の真意は分かりませんが、優しくほっといてくれました。
こんな言葉を何気なくかけてくれました。
鬱も軽くなるとベッドから起き上がって、父に【おはよう】が言えて、頑張って一緒に朝ご飯を食べるまでパワーが貯まりました。父が洗濯をしてくれたら、のろのろ動いて一緒に干したり、更にパワーが貯まるとパジャマから着替えて父とスーパーまで行けるようになったんです。
ただスーパーでは人の声や店内放送が耳に入り苦しくなって帰宅後またベッドに入って体を丸め、抱きしめてました。
鬱に真っ直ぐな回復路は残念ながらなくて、進んで、進んで、引き返して、曲がって、曲がって、引き返して。私はその繰り返しでした。鬱は1人では抜け出せません。周りのサポートが必要。
特に私は【出来なかったことを肯定してくるサポート】が必要です
スーパーに行ったけど、周りの声を聞いて気持ち悪くなってまた寝込んだ。家族がそうなったら励ましたくなる方もいるでしょう。
でも私はこのように言われるよりも
こう言われる方が安心します。
出来なかったことを無理に明るい方へ持っていくのではなく、出来なかったことを一緒に認めて欲しい。わがままを言えたら時間を置いて一緒にまたチャレンジしてほしい。
私の鬱はこの繰り返し。
出来ることを明るく話してくれるのも勿論有り難いけど、出来ない事も共有したいのが私なんです。
鬱で苦しい時の無理な励ましは重たい。心がいっぱいいっぱいだから、その時に聞く明るい励ましは重たく感じます。
といっても、これは私のパターンです。鬱であっても人それぞれ感じ方は違います。あくまで、私のパターンとして受け取っていただけたら幸いです。
*愛音*