得たものは、想像以上のもの
こんにちは、精神障害ピアサポート専門員愛音です
B型作業所を卒業して、社会人になりもうすぐ3ヶ月です
3ヶ月という節目の効果か
ある人との会話を思い出します
まだB型作業所を利用する前
私とある人、Aさんには共通の「怖い人」がいました
性格、言葉選び、雰囲気、などどの面を見ても
好きだな、と思えない
「あんな怖い人、他に知らない」
しかしAさんはある時こう言いました
「もうBさんのこと怖くないよ」
Aさんは就活し社会人となりそこで色々な人と出会っていました
だからこそ言ったんです
「会社には、社会に出ればBさんより怖い人なんて沢山いる
そういう場にいるとBさんなんて怖くないよ
だって社会にいる怖い人とBさんは全然種類が違う
だから愛音さんもいつか
Bさんなんて怖くないと思うから」
盛大に疑問符がダンスをはじめました
Bさんよりも怖い人??
なおかつ種類が違う??
社会は怖いと思うけど、そんな人沢山いたら
私なんて即死だよ??
まともに生きてられないよ??
それから数年後B型作業所を利用して
小さな世界から一歩踏み出しました
更に月日が経ちピアサポーターの研修、
そして施設外支援で半年以上経験し、学び、
社会人の仲間入りを果たします
【職場にBさんもよりも怖い人がいる?】
いない、ですね
【じゃあやっぱりBさんが怖いんだね】
いいえ、違います
Bさんは怖くないです
【え、それってどういうこと?】
3ヶ月の間に色々な職員と
施設を超えた会議等にも参加をさせていただいています
真剣に仕事をして、困ったときには相談をします
困ったときに頭ごなしに怒鳴り散らす人はいませんし
やや的外れな意見を会議の際発言すると
それを訂正する方はいますが
真っ向から否定し、もう発言するな!
そう言う方には出会っていない
真剣さを受け入れてこその訂正であり
失敗をした際の相談でもなぜ失敗となったか
それを考えさせてくれます
【なんでBさんが怖かったのかな?】
きっと怖いという先入観で常に見て
避けるように行動していたから
向き合う自信も勇気も欠片もなかった
自信のなさから怖いという感情が暴走していたのかも
今では生きてる自分、働いている自分に
自信を持ち始めているので
もう怖さの感情は1人で騒がない
騒いでもコントロールしていく気持ちがある
そりゃあ今でも苦手な気持ちはあります
でもそれって普通かな、とも思う
どんな人も受け入れるよ!
私はオールオッケー!
そんな人はマリア様じゃないんだからいない
社会人3ヶ月で得たのは
生きることへの自信、働いていることの自信
怖さにも種類があること、
否定は私の存在否定とは全く異なること、
Aさんほどの経験はしていないだろうけど
私もそこそこ人との接し方を学んでいます
だから怖くなくなったのでしょう
学校もそうだと思うけど
社会では本当に色々な種類、立場の人がいる
また明日から経験し学ぼうじゃないか
*愛音*