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書道のこと

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書道教室で、書くを伝える身として、いろんな角度から見つめるあしあと。
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2021年10月の記事一覧

癖からの脱却|教室

癖からの脱却|教室

う〜ん、癖からの脱却(脱皮)を、尊重しつつどう導いていくかがほんと難しい。地道で根気のいる伴走だあ。(書道の話だけど他に通ずる)



癖を整えるための段階的なプロセスを考えていたら、ふと「脱皮」という言葉が脳裏に浮かんだ。
仮に、その様が脱皮であるとするならば、相応のアプローチが必要となる。
それはたとえば、力づくで変えるというよりも、自らが殻を破っていけるような伝達や支援ができるというもの。

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自分と場の役割とは|教室

自分と場の役割とは|教室

2021.8.15(記)

書けば分かるのだよ。

何がって、思い通りに書けないってことが、分かるのだ。

それが自分との向き合いでもあるし、
力が試される瞬間である。

そんな時、教室という場があるからこそ、それでも書くというところに力強く落ちる。(ここがオンラインなどの一方通行なものではなく、対話的場所の為せる技であり、価値の部分。)
この過程全てが醍醐味であり、感性の育みにはものすごく大切。

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オリジナルを目指して|教室

オリジナルを目指して|教室

2021.5.12(記)

教室「 表現の探求室 」覚書
- 頭の中を書き出してみる -

本当にそれぞれなのだ。
性質もその日のコンディションも。

最初に、枠を与える。(自由すぎると互いにやりづらい。)
プロセスの枠は、基本でウォーミングアップした後に、今日の作品を一枚仕上げるというフロー。そして、家に帰ってから作品を親御さんに見てもらうこと。(親御さんには、子どもの作品に関心を寄せてほしい旨

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お稽古を通して届けたいもの|教室

お稽古を通して届けたいもの|教室

2020.12.28(記)

今日が本当の仕事納め。年内最後の書道教室でした。

子どもたちと書道を通してダイナミックに戯れて、本当に楽しかった。途中休憩しながらも、2時間とか通しで書いちゃう。
それぞれにペースがあるから、自分で納得できる作品ができたらやめていいよ、短くても長くても私はそこに付き合うからと伝えて。
(今日はお楽しみ会もあったので、書道作品作ってそこから2時間以上プラ板づくりやって

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