あい

文章を書けるようになりたくて、今文章講座に通っています。心理学では言葉は精神とも言われ…

あい

文章を書けるようになりたくて、今文章講座に通っています。心理学では言葉は精神とも言われるようですが、その文章講座があまりに衝撃的で、そのことを書いてみたり、仕事のことや家族のこと、お勉強していることなども書いていきたいなと思っています。

最近の記事

いつもより少しやさしくなれるとき

春日山原始林から若草山山頂へ 空気が澄んでる日の山と雲が織りなす景色にすーっと引き込まれ見惚れてしまう。美しい景色に癒されたのに、足もとをみてはどうしたものかと...気分が濁ってくる。 最近、ゴミ袋を大きくした。そしたら、景色を楽しんでいた外国人観光客の3人組がこれもと空き缶を、カップルの女性がいいですか?とお菓子のアルミの袋を持ってきてくれた。 いつもより少し優しくなれそうな一日のはじまり。

    • なぜウソをついてしまうのか

      公認心理士であり、メンタルクリニックで顧問もされている上野大照先生が、子どもにやりたいだけやらせると「ウソをつかずに済んだ」と子どもが話したというお話をされたのが印象に残っている。 私は子どもの頃、親にウソをついて、それがバレないようにと手を合わせて床にうずくまって神様に祈っている自分の姿を思い出した。なぜウソをついたのか、何についてウソをついたのか覚えてないけれども、思わずウソをついてしまったのだと思う。その頃から、ウソをつきたいなんて思っていないのに、どうしてウソをつい

      • 変わらないということは変わり続けること

        以前、ある作家先生が「前はこういうやり方だったけど、それではうまくいかなかったので今はこうしている」を語れないようでは専門分野を語るにまだ足りないので、まだその分野では本を書いたり人前で話す資格がないというお話しをされているのを聞いたことがある。 自分の考えややり方を変えることを後ろめたく思わなくなったのはコロナ禍だったのではないかと思っている。しょうもない自粛や行動制限などに無念の日々であったが、当たり前は通用しなくなり特に仕事においては思い切った方向転換が必要になり、変

        • 骨はバナナの皮よりも滑る

          「滑」は「氵」に「骨」と書く。これは関節が水のようにサラサラ滑るということが由来だそう。ちなみにどのくらい滑るのか調べてみたら実際は、バナナの皮よりも滑るのだだそう。 (北里大学馬渕教授によるイグノーベル賞の発表がある。ご興味がある方は面白いので検索してみていただきたい) 関節の滑りが良くなるというのは、動きが悪くなると部品が錆びついてクレ556したらよく動く感じと似ているように思う。けれども、からだにクレ556するわけにいかないのでどうするかといえば、その一つの方法として

        いつもより少しやさしくなれるとき

          体幹は「鍛える」ものではなさそうだ

          「立つ」ということをどのように伝えるか 立つことをどう伝えるのか?特にその伝え方について20年以上試行錯誤してきている。立つというのはこの写真のようにありたいと思っている。重力を味方につけるとはこの柱のように、接着剤も釘も使わずただただ重力のままに落ちてるだけで良いのではないかと思う。柱がそうであるように、どうもこれが圧倒的に安定するようだ。 地球にいると上から下にものが落ちる力、落ちようとする力がはたらく。それが原理原則なのだから重力にいちいち抗う必要はないのだろう。そ

          体幹は「鍛える」ものではなさそうだ

          自己効力感とは何か?

          「姿勢が整う」というのはどういうことかというと、例えば、家のフレームとなる骨組みが整っているということになります。骨格というからだのフレームが整うことで、四肢の動きやあらゆる関節の動きが良くなります。そして、内臓(脳も)があるべく位置におさまり安定します。そのことで、内臓のはたらきが良くなります。わかりやすいのは呼吸でしょうか、猫背だとやはり呼吸はしづらくなるようで、酸欠になります。酸欠になると疲れやすくなる、太りやすくなるなどはイメージがしやすいかもしれませんが、酸欠だとや

          自己効力感とは何か?

          ラジオ体操は下半身を使わない

          Q:1日の始まりにラジオ体操をしています。ラジオ体操は上半身をよく動かす反面足はあまり動かさないように感じます。下半身の準備運動を教えて下さい。 A(みのわ):良い点にお気づきだと思います。ラジオ体操のできた時代は、今よりも生活は便利ではありませんでした。比べると、もう少し体を使っていたということになります。それは、歩くことやしゃがむという下半身動作が日常生活の基本にありました。例えば、ちゃぶ台に食器を運んだり食事を運んだり、用事の度に立ち上がるのはウサギ跳びのように足腰を

          ラジオ体操は下半身を使わない

          手をかける

          前に友人が私の気に入っているガラスの器で蝋燭を作ってくれたのはいいものの、そのまま放置されて自分ではどうすることもできず2年は放ったらかしにしたままで仕事場のキッチンの隅に隠すように置いていた。 今朝、そのガラスの器が洗い物カゴにあった。先日、泊まりにきた別の友人が蝋燭をきれいに外してくれてたようだ。洗い場にはいつもお茶を飲むマグカップが黒ぽくくすんでいるのが目に入る。前から気になっていたのに気付かないフリをしていたのだ。 キッチンペーパーを引き出しから一枚取り出す。それ

          手をかける

          無意識を意識するのは難しい

          (経営者向け講演会後に寄せられた質問) Q:見ていてとても姿勢が良かったので、どれ程訓練すればなれるのですか? Q:パソコン仕事をしています。気がつくと顔が画面に近くなり背中が丸くなってしまいます。仕事に取り掛かる時は大丈夫なはずですが気がつくとそうなっています。どのように改善していけばよいでしょうか? A(みのわ):2つの質問に合わせてお答えしたいと思います。 どれ程訓練すれば、というのは非常にお答えがしづらいのですが、それは、無意識にできることを直すのは実はとても難しい

          無意識を意識するのは難しい

          心の休め方

          (経営者向け健康講演会後にお寄せいただいた質問です。) Q:質疑で体の休め方について丁寧に説明していただいたので、なにかいい心の休め方があれば聞きたいです。 A(みのわ):心の休め方の一つとして「目を閉じる」をご紹介させていただきます。 情報の9割が目から入るとも言われています。私たちは視覚による情報がほとんどということになります。目を閉じるだけで、情報だけでなく光も遮断することができ、脳が休まるようです。 また視覚からの情報は、脳の信号を縦方向に使いますので、素早く問題

          心の休め方

          「正しい」は使わないほうが良さそうだ

          からだについてお話する時に気をつけていることがある。 「しっかり立つ」「ちゃんと伸ばす」「正しい姿勢」という言葉は、短い言葉でむちゃくちゃ便利なのだが、特に講演会では意識して使わないよう心がけている。 「ちゃんと」とか「しっかり」などいう言葉は幅があるように感じていて、それは「正しい」も同様に。人それぞれその定義が違ってくる言葉のように思っているからで、そこには、自分の当たり前や思い込みや決めつけが存分に含まれた言葉のように思う。 親が子どもに「ちゃんとしぃや!」と言う。

          「正しい」は使わないほうが良さそうだ

          4時間でからだのコツをつかむ講座

          「骨から整えるからだのレッスン」 今年の春から、新講座をスタートさせました。健康のために「からだ」を動かすことが大切だと知っているけれども、歩くのもストレッチも、また筋トレさえも、その根本は「骨」だということを、ことばを紐解いていく中で辿り着けたことは、私にとって幸いでした。 目に見える筋肉を鍛えて、重力に抗って立つ(体格)よりも、私たちには見えない骨を意識して重力を味方につけ立つ(骨格)方のがどうも本来なのか、からだに馴染むようです。このことは日本の伝統建築も教えてくれ

          4時間でからだのコツをつかむ講座

          からだのことば

          講演会でのお話より抜粋 余談になりますがご参考までに、無意識に良い姿勢を身につくまでの過程について「からだのことば」を使ってご紹介したいと思います。 講演会では「知った」「わかった」という頭で理解し、体験してみて「へぇそうなんだ」と感心した心での理解に到達していると思います。姿勢が「身に付く」「身になる」までの過程は… ふれる 例:このお話に少しふれておきますと  かじる 例:前に○○かじったことある なめる 例:あいつ、なめてるよな 味わう 以降、例を省きます 噛み

          からだのことば

          ココナッツオイルと地球環境

          はとむぎの杜(もり)マルシェにて 食育講演会「ココナッツオイル」ココウェル水井社長 (2024年10月6日) 健康のために何を食べたらいい、何は良くないという情報に溢れている。オイルに関しても同様に。どのオイルが自分にはいいのか?なんとなくだったのがよくわかって確信が持てたような気がしている。 ココナッツオイルの酸化安定性のグラフを見ると圧倒的だった。どれほどオメガ3の摂取を意識するよりも、油で気をつけたいのは何より酸化だなと思った。酸化はからだのサビ。老化の原因であるわ

          ココナッツオイルと地球環境

          現実とは何か

          私たちは、同じものを見ているようで、実は見ていない。みんな自分の見たいように見たいところを見ている。だから、目の前に同じようにある「現実」さえ違ってくる。 大雨が降った翌日、春日山原始林を登った。雲海を見て山頂のベンチで休んでいた。鹿が私のところに近づいてくる。ずっと離れない。おかしいなぁなんでだ。と思ったら、どうも私の足もとにあるタバコの吸い殻を狙っているようだ。鹿にダメだよと言っても、鹿はその場をいつまでも離れず吸い殻を食べ物と思って狙っている。いつもはおいでおいでして

          現実とは何か

          からだは、筋肉よりも骨を整える意識を持つ方が、私たちの感性にあっている

          不定期ですが開催している「骨から整えるからだのレッスン」なぜ、こんなわかりにくい名前になってしまったんだろうかと自分でもよくわからないのですが、そのまま書くとこうなりました。 骨と聞くと、一般的には「骨密度」とか「骨粗しょう症」「骨折」などの言葉が馴染みがあるようです。「骨格」も筋肉よりは、言葉としては身近にないようで、それはおそらくですが、もしかしたら目に見えないからなのではないかと思っています。 この講座を始めたのは、コロナ禍での健康相談で体力不安や健康不安などをお聞き

          からだは、筋肉よりも骨を整える意識を持つ方が、私たちの感性にあっている