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丩 渦巻きと二重螺旋

未来への遺産(1975年放送)
はるかなる伝言〜聖なる形

ケルトの渦巻き、縄目模様
メソポタミアの螺旋建造物
インドの蛇模様
縄文土器の渦巻き模様
二見ヶ浦の注連縄は、海中にある御神体への鳥居の役目。
桧原神社の鳥居も、二本柱に注連縄。
本殿はなく、御神体は岩山。
三輪山と蛇、大国主
出雲大社の大注連縄
真菰の二重螺旋
渦巻き模様、陰陽を表す二重螺旋建造
三種の神器勾玉、注連縄として受け継がれている

甲骨文字「丩」
まとう、まじわる
縄をなう形、縄文の模様から
勾玉、陰陽の形にも通じる


先週の展覧会作品。
ふとテレビをつけたら、ケルトの縄模様が。
年明けから「丩」の文字と向き合い、縄文縄模様にたどり着いた。
その答えあわせのような番組が、1975年に放映されいた不思議。
射手座満月、皆既月食中の夕べ。

丩Kyuuの漢字が日本に来て、「まとう、まじわる」に当てはめられ、糾は「あざなう」が訓読み。
縄をない、糸をつむぎ、糾い、まとう
人は丩うことで、縄をない、物をつくり、運び、編み、数え、文明を築いてきた。
衣を着ることは、御神体に注連縄を渡すように、身体を守ること。
二本の縄を二重螺旋になうことで、強くなる。
勾玉を合わせた、陰陽の形のように、まじわることで円環となる。
「禍福は糾える縄の如し」
古来から人はこの模様に、生命や世界の理を見出してきた。

そして、今最先端と言われる科学も、超ひも理論を唱えている。
丩の字は、どこまで導いてくれるのか?

ホームページにて、丩作品購入いただけるようになりました。
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