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Ransen
2020年10月6日 19:32
「地下水の流れる音を聴きなさい」「心臓のビートを聴きなさい」「地球の回る音を聴きなさい」その言葉で始まる詩「グレープフルーツ・ジュース」そして続く「想像しなさい」「千の太陽がいっぺんに空にあるところを」オノ・ヨーコさんのこの詩にインスパイアされて、ジョン・レノンはイマジンの曲をつくったそう。この目でみている世界が、脳の電気信号によるイリュージョンのようなものだとしても、この もっとみる
2020年7月11日 21:19
久しぶりに「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」を読んだ。先行きがよく見えない今だけど、1995年の対談は、昔は良かったというわけではないことを思い出させてくれた。この本を最初に読んだのは2000年頃。どの時代にも、なぜ生きるのか?と何度も立ち止まるたびに、思い出すのかもしれない。「日本では自と他の区別は西洋のように明確ではなく、「私」といってもそれは「世界」と同一とさえ言える。」という河合 もっとみる
2020年6月16日 18:54
「あわいの力」安田登著をよんだ。「あわいとは、媒介・あいだ自己と他者、異界と現実界、時間と空間、あっちとこっちふたつのものが出会う界隈。」古代甲骨文字に「心」が登場するのは、紀元前1000年ごろそれまで心という概念はなかったのではないか。それから300年から500年後、孔子や釈迦が生まれ、さらに500年後キリストが生まれ、さらに700年後空海が生まれ、「心」との付き合い方を説いた。2 もっとみる