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Music & Video

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#MV

イマジン〜心臓のビートを聴きなさい

「地下水の流れる音を聴きなさい」
「心臓のビートを聴きなさい」
「地球の回る音を聴きなさい」
その言葉で始まる詩「グレープフルーツ・ジュース」
そして続く
「想像しなさい」
「千の太陽が
いっぺんに空にあるところを」
オノ・ヨーコさんのこの詩にインスパイアされて、
ジョン・レノンはイマジンの曲をつくったそう。

この目でみている世界が、脳の電気信号によるイリュージョンのようなものだとしても、
この
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完璧な日常

「ここ」
どっかに行こうと私が言う
どこ行こうかとあなたが言う
ここもいいなと私が言う
ここでもいいねとあなたが言う
言ってるうちに日が暮れて
ここがどこかになっていく」
谷川俊太郎(2000)

繰り返される日常
今ここにいること
息をして、話し、ビルが立ち並び、
木々に小鳥がさえずる
その途方も無い偶然
圧倒的なまでに完璧な瞬間

Music: da capo - SOUND8
Image:
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物語が人を癒す

久しぶりに「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」を読んだ。

先行きがよく見えない今だけど、1995年の対談は、昔は良かったというわけではないことを思い出させてくれた。
この本を最初に読んだのは2000年頃。どの時代にも、なぜ生きるのか?と何度も立ち止まるたびに、思い出すのかもしれない。

「日本では自と他の区別は西洋のように明確ではなく、「私」といってもそれは「世界」と同一とさえ言える。」という河合
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あわいの世界~Sound & Calligraphy

「あわいの力」安田登著をよんだ。
「あわいとは、媒介・あいだ
自己と他者、異界と現実界、時間と空間、あっちとこっち
ふたつのものが出会う界隈。」
古代甲骨文字に「心」が登場するのは、紀元前1000年ごろ
それまで心という概念はなかったのではないか。
それから300年から500年後、孔子や釈迦が生まれ、さらに500年後キリストが生まれ、さらに700年後空海が生まれ、「心」との付き合い方を説いた。
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