昔と今の居酒屋の変化からビジネスチャンスを探る
本記事では「30年前」と「今」で居酒屋が大して変わっていないことに注目してみました。
1.居酒屋は30年前も同じ?
2.なぜ居酒屋は変わらないのか?
3.無変化にビジネスチャンスがあるか?
本編の前に………noteを書き始め、2週間(約半月)が経過しました。
まず一つ言いたい事、それは
感謝
です。
2週間前までは0人だったフォロワーさんが、今は40人近い方まで増えました。本当にありがとうございます。PV数もみるみるうちに増えていき、今は2000PV目前です。
感謝の気持ちを込めて、みなさんが「はっ」とする様な、出来る限り手抜きの無い記事を書いていきたいとあらためて思いました。それでは本編。
昨晩「東京ラブストーリー」というドラマを観ました。私が生まれて間もなく放送されたドラマなだけあり、私も生で見た事の無いようなでっかい「子機電話」を使っていた事が物凄く衝撃でした。(リメイク版やるみたいですね)
さて、前回
の記事では20年前との比較もしましたが、
「東京ラブストーリー」の舞台は1991年、30年前私が生まれた頃ですのでバブル期ですね。30年と今とでは沢山の変化がありますが、今回は「居酒屋」に焦点をあてます。
<1.居酒屋は30年前も同じ?>
東京ラブストーリーを観ていて非常に印象深かったことが、「居酒屋のシーンで全く違和感を感じなかった」ことでした。
ドラマに出てくるキャストの服装、BGM、家電や電子機器には違和感しか感じませんでしたが、こと居酒屋でのシーンにはむしろ何か普段の日常を感じたのです。
居酒屋でのシーンを細かく観ていくと…
<2020年と変わっていないポイント>
・出されているビール
・お座敷
・料理
・鍋のカセットコンロ
・ガヤガヤ感
<2020年から変わったポイント(推測含む)>
・お会計=電子マネーでの会計が増えた
・店員さんの外人率が上がった
・ノンアルコールが増えた
・クーポンが増えた
その「居酒屋のシーン」を観ていても全く違和感が無かったのでおそらく そこまでの変化が本当に少ないのでしょう。
<2.なぜ居酒屋は変わらないのか?>
居酒屋が変わらない理由を考えてみました。
・出されているビール
→
ビールの味はそんなに変わるものではない、ずっと変わらず美味しい
・お座敷
→
**日本人は何だかんだお座敷が落ち着くから? **
・料理
→
居酒屋の定番はいつの時代も美味しい、日本人向けの味だから変える必要がない
・鍋のカセットコンロ
→
未だに居酒屋で鍋→IHを見ない。鍋=カセットコンロは変えられないから
・ガヤガヤ感(雰囲気)
→
静かな場所よりも賑わっている方がガチャガチャ、ゴミゴミしている雰囲気がお酒の席では良いから。
多分もっとあるんでしょうけど私の火曜日の脳みそでは以上が限界でした・・・
居酒屋が今も昔もほとんど変わっていない最も大きな理由は
日本人にとって(20代〜70代)居酒屋の居心地は今も昔も最高に良いから
「変える必要がない」
のではないでしょうか。
<3.無変化にビジネスチャンスがあるか?>**
これから、日本の環境は変わっていきます。例えば、今の居酒屋が心地いいと感じる世代である「20代〜70代」の人口が減少し、「今のteenager」
が大人になった時、もしくは10年後、20年後、移民が推進され、多くの外国人が日本に流れた時「今の居酒屋」は変わらなくてはならないし、変わっていく可能性が十分に考えられます。
●外国人が増える事で居酒屋の形態は変化する可能性
(外国人向けの料理、ドリンクが増える可能性、味の変化など)
●若者のビール離れによって出てくるドリンクのカクテル率が上がる可能性
(ドリンクの原価、回収率の変化など)
●居酒屋の様な「ガヤガヤ」が嫌いな層の増加
●そもそもアルコールを外やお店で摂取できなくなる可能性
あまり考えたくない可能性もありますが、「起こりうる変化を前もって予測」する事でビジネスチャンスが生まれる可能性を感じました。
「無変化」という事は今の時代あり得ませんし、私自身「東京ラブストーリー」を観た中で当時と今の違いに違和感を感じなかっただけで、居酒屋の中で変化は実際にいくつも起こっています。
・お会計=電子マネーでの会計が増えた
・店員さんの外人率が上がった
・ノンアルコールが増えた
・クーポンが増えた
変える必要のないものでも、「今後変わっていく」「変えざるを得ない状況」になった際にはビジネスチャンスを敏感に感じ取っていきたいですね。
最後に・・・・
本記事を書いているとわかった事ですが、「過去と現在の変化」は当たり前ですが、「過去と現在を見比べてみる事」で浮き彫りになります。
(昔の映画や、ドラマ、動画、ネット記事なんかを観ていると割と多くある)
そこにいくつもの「ビジネスにおける変化」も生じており、それは「色々な変化に常にアンテナを張っていれば誰にだって感じ取る事ができる」事だと思いました。
今後も過去と現在の変化についてはあらゆるジャンルにおいて記事を書いていきます。
agrimanでした。