『ラスト・シャンハイ』の女たち
『ラスト・シャンハイ』は1920~30年代の上海を舞台にした中国大陸・香港合作の犯罪・アクション・ロマンス映画で、実際に当時の上海暗黒街のボスの一人だった杜月笙を主人公のモデルにして描かれている。作品としては全体的に湿っぽい印象が強くて、マフィア映画というよりは、“マフィアが支配していた1920~30年代の上海を舞台にしたアクションロマンス”と思ったほうがいいかもしれない。派手なアクションシーンの後は必ず男女のロマンス。それがこの作品の流れになっている。
作品には実在した人