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好きなとこだけピンポイントで書くレビュー

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映画やドラマの好きなとこだけ。
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記事一覧

『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』に学ぶミニマルな映画スタイル

『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』は、香港ノワールの鬼才ジョニー・トー監督の香港・フランス…

agpha
3年前
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『霜花店』の愛のカタチ

『霜花店 運命、その愛』は高麗時代末期を背景に、男色の王とその寵愛を受ける護衛隊長、王妃…

agpha
3年前

『朝が来る』に映し出されるもの

『朝が来る』は、独特な感性と視点で世界を魅了する河瀬直美監督が、ベストセラー作家の辻村深…

agpha
3年前

『狩りの時間』という寓話

『狩りの時間』は、近未来の荒廃した韓国を舞台に、楽園の暮らしを夢見て現金強奪に挑んだ若者…

agpha
3年前

『ホドロフスキーのDUNE』が教えてくれること

『ホドロフスキーのDUNE』は、アレハンドロ・ホドロフスキー監督が壮大なSF小説『DUNE』を映画…

agpha
3年前
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『エレクション』が見せる闇の世界

『エレクション』は香港ノワールの鬼才ジョニー・トー監督の作品で、香港を拠点とする中国最大…

agpha
3年前
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『ラスト・シャンハイ』の女たち

『ラスト・シャンハイ』は1920~30年代の上海を舞台にした中国大陸・香港合作の犯罪・アクション・ロマンス映画で、実際に当時の上海暗黒街のボスの一人だった杜月笙を主人公のモデルにして描かれている。作品としては全体的に湿っぽい印象が強くて、マフィア映画というよりは、“マフィアが支配していた1920~30年代の上海を舞台にしたアクションロマンス”と思ったほうがいいかもしれない。派手なアクションシーンの後は必ず男女のロマンス。それがこの作品の流れになっている。 作品には実在した人

『ベルリン・天使の詩』の世界観

『ベルリン・天使の詩』は、東西を分断する壁がまだあったベルリンの街で“ドイツ語でドイツの…

agpha
3年前
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ジョナス・メカスのある暮らし

ジョナス・メカスの映画はアンビエントだ。本人が言うように、特に何も起きない。 リトアニア…

agpha
3年前
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『ムーブ・トゥ・ヘブン』が見せてくれること

NETFLIX シリーズ『ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理士です』から、特に印象に残ったこと…

agpha
3年前

『毒戦 Believer』が傑作だと思う理由

『毒戦 Believer』は、香港ノワールの鬼才と言われるジョニー・トー監督の『ドラッグ・ウォー…

agpha
3年前
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香港ノワール、ジョニー・トーの作品が好きなんだ

ある日、代官山の蔦屋書店のDVDコーナーを眺めていたら『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』のジ…

agpha
3年前
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『D.P. -脱走兵追跡官-』 の作品としての魅力について

NETFLIXで観た韓国ドラマ『D.P. -脱走兵追跡官-』が私的にグッと来る作品なので、それについ…

agpha
3年前
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