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017 ボランタリーチェーンはこうだったら良いのにな
ここのところ運営的なお話が多いですが、
シェアキッチン自体の全体的な枠組みからお話ししているのでそうなってしまいます。
「自分が知りたいのはキッチンを貸す側じゃないんだよな」、と思っても
システムのことなどを知っている方が視野がひろがって自分が販売するときに考え方として参考になるので読んでいただけたらと思います。
前回はフランチャイズとボランタリーの違いをお話ししていきましたが、
説明わかりにくくなかったでしょうか?
レールが敷かれていて、運転する電車の形状まで決まっているのがフランチャイズ
レールの上にはいるが、電車をカスタマイズできるのがボランタリー、ザクっとこの認識で。
で、高木的にはまず運営の部分の話をすると
それぞれの店長の特徴を活かす「特化型」のキッチンがあれば良いと思うんですよね。
チョコレートが得意な人はショコラティエ専用で作り込むキッチン
設備が自ずと変わってくるので。
この専門性を高める背景には”オーナー自身もキッチン内に店を持つ”ことを考えています。
焼き菓子好きであれば、オーブン多めでミキサーは大きなものになりますね。
という感じで、自分が使う前提で設備をしっかりと整えておくんです。
ちなみに高木のキッチンは焼き物がしやすく、カフェを併設しているスタイルです。
思いっきりカフェに振り切りたい人はカウンタースタイルでも良いかもしれませんね。
これのデメリットは繁忙期が同じ。クリアするには自分の時間は早朝や夜にする必要が出てきます。
お菓子は繁忙期が長いのでこの辺りは今後のテーマになります。ここは考えものです。
人数が増えてきて借りたい人が増えたら近くに新しくキッチンを増やすのでも良いかもしれないです。
ここはしっかり考えなくてはいけませんが。
そして、特化型キッチンの特徴としてその中で”塾や教習所”的なものが作れるところにあります。
そこで学んだ人はそのままシェアキッチンを使ってくれる人になる可能性は上がります。
キッチンを使ってくれる人向けにカリキュラムを組んでも良いですよね。
(高木はそうしていました)
その時にじゃあ塾や教習所なんてどうやって作るんですか?ってところで
ボランタリーのパッケージが登場するわけです。
こうだったら良いのにな、の理想を書いています。
今は高木のキッチンの目指す感じをお伝えしているんですけど、
自分の困ったことやつまずいたことは誰かの助けになるはずだと思っています。
今回は各店舗の運営のお話でしたが、
次回はもう一段お話をひろげて、運営者同士の理想の関係性についてお話しします。
段々と1店舗から話を広げていきますね。
これは「人間関係」の話になってきますので、
キッチンを借りる側でも「借りてる同士の人間関係」の問題が貸してる側の問題にもなるので
良かったら読んでみてくださいね。