《あごひげ洋菓子店》元オーナーパティシエだからこそ言えること

これらの投稿はシェアキッチンの運営経験からお話させていただいています。お菓子業界で30年、店舗運営も14年現在はカフェの運営もしていてお菓子を軸にいろんな経験をしてきたのでシェアしていきたいと思います。

《あごひげ洋菓子店》元オーナーパティシエだからこそ言えること

これらの投稿はシェアキッチンの運営経験からお話させていただいています。お菓子業界で30年、店舗運営も14年現在はカフェの運営もしていてお菓子を軸にいろんな経験をしてきたのでシェアしていきたいと思います。

最近の記事

026 販売可能なキッチン作りでお金のかかること

キッチンを作る。と言ってもどのくらいかかるねん? 「お金を借りるほど?」なの? 例えばですが、物件を探して決まったところからですと ・保証金として家賃の数ヶ月分、(家賃は前家賃なので注意してください) ・不動産屋さんに紹介料で家賃の数ヶ月分 (これらは家主さんや不動産屋さんによって異なります) ・工事費 これはキッチンだけなのか?販売するところ有り?カフェ有り? 工事の期間は基本的に伸びます。これには注意してください。下手したら2週間くらい伸びます。 オープンの日を先に

    • 025 家で販売許可が取れるか調べてみたところ,「無理じゃん」ってなって販売許可のキッチンを探す。

      パソコン仕事が多すぎるのか目が悪くなってきて、 メガネを買いに行きました笑 レンズ越しの世界は思いのほかくっきりしていてこんなに見えてなかったのか! とびっくりしました。ますます解像度を上げていきますね! STEP4 家で販売許可が取れるか調べてみたところ、     「無理じゃん」ってなって販売許可のキッチンを探す この段階の人が多いのではないか?と思っています。 保健所の「販売許可」って簡単に取れると思ってしまうんですよね。 で、蓋を開けたらこんな感じ。 ・普段の家

      • 024 友達の誕生日やお使い物を無料で渡してる、教室などをしていて販売して欲しいと言われる

        知り合い、家族、フォロワーさん、教室の生徒さん、会社の同僚の無責任な「販売したら?」 でお店を持つことを考え始めます。笑笑 「お菓子が作れるとお店ができる」 「美味しいお菓子が作れたらお客さんは来る」思っている。プロでもそう思っている。 SNSでフォロワーさんが褒めてくれるし、交換便でも人気。 みんなが美味しいと口を揃えて言う。 「もうやるしかないっしょ!」と、なります。。 厳しいですが、 「お菓子が作れるだけでは、少し足りないんです」 プロのパティシエでもよく言われ

        • 023 お菓子が作れて、おいしいと言われて販売してみようかと思っているという状況

          この状況の人はかなり多いかと思います。 そして、すごく楽しい時期です。 お菓子を仕事にしたくなる原体験にもなるところですね。 「販売すること」が”夢”の段階という状態に近いです。 「販売」が目的になってしまっている危険な状況でもあります。 「販売を始めることはあくまで通過点」なのに販売開始に夢を見てしまっている状況でもあります。 ディスってるわけではないんです。 さらに先にやるべきことがたくさんあるので”その先”に一緒に行きたいんです。 だからこそ、メルマガでお伝えし

          022 STEP1 お菓子が好きで販売なんて考えたことない

          お菓子ってほんと喜んでいただけますよね! 作ってる時もいい匂いだし♪最高です。 では今日からステップ別に分析を 《STEP1 お菓子が好きで販売なんて考えたことない》 この段階ではお菓子関係の学校に行く前の人も含まれるのかな? この場合の《販売》とは「自分のブランドを持って」という言葉が隠れています。 「販売なんて考えたことない」を分解すると (そもそも考えていない)と(自信がない)に分かれると思います。 お菓子作りも自分のために好きなこともあるので、 販売するこ

          022 STEP1 お菓子が好きで販売なんて考えたことない

          021 販売を考え出した時を段階で分ける

          この記事は今後投稿していく内容をお伝えしています。 気になる章がある場合はフォローして待っていてくださいね。 STEP1 お菓子が好きで販売なんて考えたことない STEP2 お菓子が作れておいしいと言われて販売してみようかと思っている STEP3 友達の誕生日やお使い物を無料で渡してる、教室などをしていて販売して欲しいと言われる STEP4 家で販売許可が取れるか調べてみたところ、     「無理じゃん」ってなつて販売許可のキッチンを探す STEP5 見つけてみたものの、レ

          020 シェアキッチン利用「勢いで初めていいのか?」

          まず、最初に「勢いは大切」とお伝えしたいです。 とにかく進まないとなにも結果はでませんから。 当然といえば当然なんですが、 ここにはやはり戦略が必要になります。 なので、勢いは大事だが、無策ではだめ。ということになります。 よく聞く「戦略」ですが、 これは「戦いを略す」という意味で使います。 要は余分な戦い、避けられるものは避けていくことです。 このメルマガを読んでくださって、少しでも余計な戦いは回避していただければと思います。 今回の余分な戦いに当てはまるのは、

          020 シェアキッチン利用「勢いで初めていいのか?」

          019 シェアキッチンの利用したいけどどうする?

          「シェアキッチンの利用したいけどどうする?」 お菓子が好き。食べてもらえた時の「おいしい」の笑顔が見れたら最高! ですよね。でもそれだけでは「メシ」は食えないんです。 ほんと誰もが最初につまずく難題です。 (ずっとつきまとう不安でもあります) どーしましょう? ということで、メルマガ《シーズン2》とでもいいますか キッチンを借りる側のお話をしていきましょう。 キッチンを借りる側が1番心配な問題は、、 「自分のお菓子は世間に受け入れられるのか?」 「何したらいいの?

          019 シェアキッチンの利用したいけどどうする?

          018 運営者同士の理想の関係性

          今回は「運営者同士の理想の関係性」です。 結論からいうと 「切磋琢磨しながらいろんな体験や解決方法をシェアしあえる」関係です。 まぁあくまで理想なので、、 はじめは良くても”慣れて”くると人は問題が起こります。 さて、ここ何回かボランタリーチェーンのお話をしましたが、 個性を売りにするパティシエの仕事ではその個性が良くも悪くも作用します。 その個性をフランチャイズの枠組みにおさまるわけがないんです。 みんないうこと聞きたくないんですから笑 パティシエはなんでいうこと聞

          017 ボランタリーチェーンはこうだったら良いのにな

          ここのところ運営的なお話が多いですが、 シェアキッチン自体の全体的な枠組みからお話ししているのでそうなってしまいます。 「自分が知りたいのはキッチンを貸す側じゃないんだよな」、と思っても システムのことなどを知っている方が視野がひろがって自分が販売するときに考え方として参考になるので読んでいただけたらと思います。 前回はフランチャイズとボランタリーの違いをお話ししていきましたが、 説明わかりにくくなかったでしょうか? レールが敷かれていて、運転する電車の形状まで決まってい

          017 ボランタリーチェーンはこうだったら良いのにな

          016 フランチャイズとボランタリーチェーンってなんやねん?

          今日はいきなりお話から笑 「フランチャイズ」は聞いたことありますよね? フランチャイズは決まりで縛られて ボランタリーは自由度が高くオーナーに託されている そんなイメージで読んでください フランチャイズは・・ そうです、マクドナルドにコンビニやなんかのあれです。 決まった”パッケージ”が用意されてフランチャイズオーナーが乗っかるやつです。 決まりやシステムでがっちりとブランドを守ります。 色々やりたい高木には息苦しそうに見えますが、 決められた方がやりやすいと感じる

          016 フランチャイズとボランタリーチェーンってなんやねん?

          015 シェアキッチンのパッケージ化? その4 キッチン運営側

          前回は運営側にもそれなりの苦労があり、 その内容をお伝えしていましたがほんと細かいですよね。 お店を店舗として考えたら、そこにブランドロゴに包材関係やホームページ。 聞いてるだけで頭が酸欠になります。 スモールスタート推奨の高木のおすすめは 事業で出た利益でヴァージョンアップしていくことです。 さて!今回は キッチンが完成して準備後、営業開始の前段階の内容です。 ・キッチン利用してくれる人たちの面接 ・基本的な利用時間・価格の設定 ・どんなスタイルのキッチンにするか? ・

          015 シェアキッチンのパッケージ化? その4 キッチン運営側

          014 シェアキッチンのパッケージ化? その3 キッチン運営側

          さて! 今日はシェアキッチン運営側のパッケージのお話です。 実はシェアキッチンを運営するにはなかなかハードルがあります。 なので基本的には店舗を出店していたことのある経営の経験者の人がおすすめなんです。 そして僕が助けたいのはまさにここの人たち。 高木も数年前までは仕事の奴隷でした。 お店は出していても、お店の下に自分がいる状態。 仕事が中心になっていました。ここを打開するのに シェアキッチンは最適だったのです。 でも、経営未経験だったり、シェアキッチンの運営などした

          014 シェアキッチンのパッケージ化? その3 キッチン運営側

          シェアキッチンのパッケージ化? その2(キッチン借りる側編)

          パッケージ化することで得られる未来ですが ・キッチンを借りる人たち側 お菓子の作り方・売り方のコンテンツのパッケージ化 シェアキッチンを借りてくださる方たちのスタート時の苦労が これでかなり軽減されるはずなんです。 なんなら、キッチンを借り始める前にコンテンツで勉強できますから。 売り方も同じです。 お菓子教室の開き方などもいけるはず。 実はここにひとつ考えていることがあるんです。 「教材を作る側の人」の仕事も作り出せるということ。 高木ひとりでは限界がありますし

          シェアキッチンのパッケージ化? その2(キッチン借りる側編)

          シェアキッチンのパッケージ化

          今日のお天気はどんな感じですか? 「シェアキッチンのパッケージ化」ってなんやねん? の続きです。 全国展開するためには、システムとして成り立たなくてはいけません。 ということは、ある程度平均的な状態を作る必要があります。 これって事業を始める時に考えておく必要があるんですよ。 どれだけ小規模でも一人でも。です。 ある程度の作業をルーティン化しないとずっと仕事の奴隷になってしまうからです。 やりたいことに専念するためにタスク管理は必須なんですね。 それらを踏まえたパ

          「シェアキッチンの全国展開」

          さて! 「シェアキッチンの全国展開」の目的は 「お菓子を通じて自己実現する人を増やす」でしたが これを達成するために逆算して課題を浮き彫りにする必要があります。 現在シェアキッチンを運営をして感じたことは、 <人の面> ・その人の叶えたい未来が明確であるとは限らない ・それぞれに成長のスピードが違う ・着地点も人それぞれ ・キッチンを使い続けるにはある程度稼がなくてはいけない ・お菓子の技術の向上が必要 ・そもそもお菓子の勉強から始めなければいけない ・販売力、集客