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おやつに“八ツ橋”お食べやす
“おやつ”ではなくお夕飯後に、正しくは『粒餡入り生八つ橋』をいただく
今日は新月ですねぇ、なんてカレンダーを眺めてしゃべりながら、心の中では『いっぷくの日やな』とひとりごつ、1月29日
会社にあるお菓子コーナーにある、未開封の頂き物の『粒餡入り生八つ橋』のお日持ちが気になってた
気にはなっていたものの、個包装ではないプレーン(ニッキ?)と、抹茶の詰め合わせなので誰かが『食べよう』と開封したら、その気分では無い、それどころではないときも、ティッシュの上にのせ、お仕事机でお茶を飲みつつパクッとやる事になんにゃろな~と考えていた
帰りがけ、他階の施錠と警備をして部屋に戻るや否や『抹茶と白、どっちが良い?』と聞かれたので『抹茶が良いです』と即答する
『粒餡入り生八ツ橋』とは言われていないのに、その事が頭にあったゆえ、即答
どうやらお菓子を食べ過ぎている人が、あれば食べたくなるし開けたら便乗しちゃうし、お日持ちのあるうちに分けて持って下さいと言ったらしく、その質問
おうちでゆっくり食べよう
うれぴー
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きな粉がパラリと掛かっているの
お菓子沢山買っちゃって食べ過ぎちゃう人から、食べ過ぎ抑止のため、といただく
うれぴー
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パイの実って食べたことないかも~
うちにもたんとありますねんけど
京都のお土産の、おそらく定番の“八ツ橋”
その名の由来は諸説あるらしいけれど、何となく聞いていて馴染みがある由来は“八橋検校”にちなんでいて、形はお琴をかたどったもの
(作曲家「八橋流」の開祖・八橋検校。有名なのは『六段の調べ』など。黒谷に葬られた検校の遺徳を忍び、参道で琴の形をかたちどった菓子を売り出した、という説)
そんな訳なので、“八ツ橋”と言われればカリッと焼かれたニッキ(シナモン?)の味の硬くて甘い焼き菓子を思い浮かべる
“生八ツ橋”は薄くて柔らかいぺらっとしてプニッモチッとしたお餅のようなお菓子でニッキの味がする
“粒餡入り生八ツ橋”は、正方形の“生八ツ橋”の中に粒餡を入れて三角形に包んだ、見た目は雲呑のような感じのもの
いくつかのお店があり、お店ごとに名称が違う
あらためて考えてみると、お店ごとの名称(商標とか?)と、一般的に指すその製菓の名称がややごっちゃになっていた
普段、おやつに買って食べることなんてほぼないからね
スーパーで売ってるお手軽なものくらいなら、好きで、買ってでも食べるという人もたまにいる
あれば食べたくなり開封したら便乗しちゃう同僚はこの稀な人
44年間この地に暮らしているけれど、私は数えるほどしか食べたことがないし、購入してまで食べている人をこの同僚以外に知らない
たまにこうして、決まって下さる先があるので、会社でいただくけれど、こんな事がなければ口にする事はほぼない
お土産として有名でも食べたことのない・食べる機会の少ないものって結構ある
多分、どこもそうよね
知らんけど
生玉ねぎ挟んだパンもドロドロ濃厚スープのラーメンも口にしたのは1度か2度、休日来客があっても法事とか以外ではとることのなかった“仕出し”、なかなか帰らない客人に“お茶漬け”をすすめたことも、長居してしまった客先でもすすめられたことはない
そんな私も、久しぶりにいただいたら美味しかったので、“THE京都のお土産”の“八ツ橋”について書いてみた
馴染みはないけれど全国区となっているらしい“京都人のたしなみ”について嫌味と皮肉を込めたいけずを思い浮かべながら、お茶を飲んで一服する
ほっこり
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ブヒブヒ
キンパ風海苔巻きと粕汁のお夕飯の後よ
♪ねえ私 いけずでしょ
♪嫌味が良いでしょ
(フゥフゥフゥフゥ~♪)
♪悪いけどよく嫌われます
なんつって