我が家の家庭菜園〜野菜と花の苗づくり〜
ゴールデンウィークの終わりごろですが、気温が上がって蒸し暑い日になりましたね。
来週は雨が降って気温が下がるようですので、服装に気をつけてお過ごしください。
地元でも梅雨になるのは時間の問題ですので、夏野菜の準備を進めています。
今回は夏に向けて育てている野菜や花を、種から苗にしている様子をまとめました。
種から苗を作る
春先に苗を植えている間に、別の野菜の種も土にまいて育てようとしていました。
しかしプランターの土に直接種をまいても、うまく発芽せずに失敗した野菜が出てきたのです。
その問題を解決するため、種を直接まかずに苗にすることにしました。
今苗作りをしているのは植物は3種類あり、右側から順番に紹介していきます。
※虫に食べられないよう、この後防虫ネットをかぶせています。
●ロメインレタス
3月ごろから「ロメインレタス」を育てようと、プランターの土に種をまく方法を試していました。
しかし雨で種が流されてしまったのか、芽が出なかったのです。
そこで種を直接土にまかず、水を浸したキッチンペーパーの上に置いて様子を見てみました。
(観察がしやすいように、水耕栽培をしている場所で一緒に育てることに…)
3日ほど経ったころに根が出てきたため、今度は少量の土の上に種を移して芽が出てくるか確認します。
水耕栽培の分と一緒にライトを当てていたからか、種をまいてから6日目で全ての種が発芽しました。
発芽を確認できたので育苗トレーに植え替え、庭に移動させて育てることにします。
現在屋外で育てはじめてから1ヶ月以上経ちましたが、大きくなる芽とそうでない芽に別れてきました。
時期が遅くなってしまい気温が上がったので、生育できなかったのかもしれません。
今後の成長度合いを見ながら、対応を考えていきます。
●丸オクラ
去年も育てた「丸オクラ」は、お店で見かけることが少ない品種です。
市販の物は輪切りにすると星形ですが、こちらは角がなく丸型になります。
角がない分筋張っておらず、収穫し忘れて大きくなりすぎても美味しく食べれるのです。
オクラの種は土にまく前に水につけて置き、根が出てきてから育苗トレーに1粒ずつまきます。
今回はスタバのカップを使用していますが、種を水に浸すだけなので容器はもっと小さくてかまいません。
種まきから3週間で、ほとんどの芽が出てきました。
このころの葉っぱは丸い形をしていますが、成長すると葉の先が5つに分かれてきます。
(去年記事で話した、収穫前のオクラがこちらです)
●マリーゴールド
こちらは花ですが、オクラと一緒に植えて育てるように「マリーゴールド」の苗も準備中です。
オクラに寄ってくる害虫には、地中に紛れて対処が難しいものもあります。
その虫に対してマリーゴールドの持つ成分が有効なため、側に植えるのです。
この様に側に植えるといい影響をもたらす植物のことを、「コンパニオンプランツ」と言います。
なるべく農薬を使わずに育てたいので、今年も一緒に植えることにしました。
マリーゴールド以外のコンパニオンプランツについては、こちらで詳しく紹介されてます。
ミニトマトを挿木で増やす
他の植物と一緒に、「ミニトマト」の苗作りも行なっています。
すでに苗を植えて育てているミニトマトですが、挿木して増やす方法があったので挑戦てみました。
トマトの苗が成長していく過程で、枝が2つに分かれてくる箇所があります。
1番最初に花が咲いた枝から見て、すぐ下の脇芽です。
写真の赤丸部分から生えてくる芽が伸びることで、大きな枝が2つになって収穫量を増やすことができます。
しかし苗を増やす場合は、この枝分かれする部分の脇芽を7センチ以上伸ばして切り取るのです。
切り取った芽を活力剤を加えた水につけ、育苗ポットに土を準備。
土に芽を差し込んでしまって、苗になるまで育てます。
現在土が乾かないようにしながら、日光が当たって風通しの良い場所で育てています。
この後は最初の苗のように大きくしてから、プランターに植え替える予定です。
ミニトマトを挿木する方法については、こちらの記事を参考しさせていただいています。
まとめ
ここまで、野菜と花の苗を育てる様子を紹介してきました。
植物によっては、種を発芽させるのが難しいものも少なくないのです。
だからこそ苗が売ってあるのですが、手に入りにくいときは自分で苗を作っみてもいいかもしれませんね。
紹介した野菜や花を植え替えられるようになったら、またお話しさせていただきます。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
※苗を作る際に浸した水には、成長しやすいよう活力剤を混ぜて与えています。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?