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我が家の家庭菜園〜暑さが和らいだ秋の庭〜

 9月も中旬になり、続いていた残暑もだいぶ和らいできました。

世間では三連休中ですが、秋雨前線の影響で雨が降りやすいので、天気の急変にはお気をつけください。

 久しぶりの家庭菜園記事ですが、その間にさまざまな変化がありました。

今回は秋口の夏野菜の様子と、新しく育てはじめる野菜について紹介していきます。

※この記事の見出しは、普通人様のイラスト素材「北欧ポップなカード秋」をお借りして作成しました。
(素材はイラストACのサイトで、ダウンロードできます)

(この記事は画像15枚、2800文字ほどで構成されています)



暑さが和らいだ庭と、夏野菜3種

 前回家庭菜園の様子を紹介した後、まとまった雨が降ることが増えてきました。

そのため日中の暑さもだいぶ和らぎ、庭の草木も生い茂っています。

夏野菜を育てているスペース。
オクラの背が高くて、写真に収まりづらくなってきました。

8月後半は休息期に入っていた夏野菜でしたが、こちらも気温が程よくなってきたことで元気を取り戻していました。


生育環境が変わった「ミニトマト」

 台風で枝が折れたり、挿木した芽が育ったなかったりと、トラブルが続いた今年の「ミニトマト」。

現在は残っている株に実がなっており、上部では新しい花も咲いています。

ミニトマトのプランター。
ところどころ枯れている葉っぱもありますが、まだ実も花も多いです。

少量ずつ収穫を再開していましたが、先月までとは生育環境が変化しているようでした。

 雨で湿度が上がった頃から飛び回る虫も増えてしまい、実を虫に吸われてしまったことがあります。

(おそらく犯人はカメムシです

台風の時に枝が折れた株。
別の場所から脇芽が伸び、成長しています。

 また朝夕に気温が下がる日も増えてきたため、変わった形の実も出てきました。

少し形が変形しているミニトマト。
丸い型にならず、横長に大きくなっていました。

このように形が乱れた状態の実は「乱形果」と呼ばれ、開花前に気温が低い場合に発生するようです。


 時期的にミニトマトの栽培も終盤、さらに気温が低くなると実が青いままになることもあります。

たくさん実がなっていたりするともったいない気がしますが、そのまま食べるのは危険です。

食中毒の症状が出たることもあるため、食べるときは一手間加えてからにしましょう。

トマトの食中毒についての説明は、去年の記事で詳しく紹介しています。


たくさん実がなり出した「ピーマン2種」

 涼しくなったことで元気になった、「スーパーピーマン」と「こどもピーマン」。

ピーマンのプランター。
手前右がスーパーピーマン、
手前の左2つがこどもピーマンです。

定期的に雨が降っているので、シワが減って葉も青々としてきました。

スーパーピーマンの実と花。
実のシワが少なくなってきましたが、大きく育たないうちに熟してしまいます。

ピーマンの方にも蛾やカメムシが寄ってはきますが、他の野菜ほど被害に遭わずに済んでます。

こどもピーマンの実。
こちらも実が変形することが減っていますが、少し太めな印象です。

 最近は開花する花の数が多くて、実のつきも良いため、収穫できる量も増えてきました。

収穫したピーマン。
この時はまとめて収穫したので、大量です。

炒め物や揚げ浸しなどで頻繁に料理していますが、使いきれない分は種を取り除いて冷凍保蔵する予定です


さらに背が高くなった「オクラ」

 育てている数の多い「オクラ」は涼しくなってきたことで、成長の速度も増してさらに大きくなってきました。

再度、夏野菜を育てているスペース。
カメラに収まらないため、全体を撮影しています。

大半の株が私の身長を越えてきたため、上を向きながら収穫や葉っぱの手入れをしています。

オクラの実。
実の上部から、次々につぼみが出てきています。

株自体の数や実がなる数も多いので、夏の終わりからはほぼ毎日収穫している状況です。

収穫したオクラ。
少ない時でも、2、3本ずつ採れています。

 収穫したオクラの量は多いですが、和物や炒め物、天ぷらなどで活用しています。

他の野菜の代用としても使えますので、まだまだ我が家の食卓を彩ってくれそうです。



枯れ方がひどくなった「きゅうり」

 他の野菜が復活してきた中で、残念ながら「きゅうり」は枯れてしまいました。

片付ける前のきゅうり。
ところどころ葉が枯れています。

 緑のカーテンがわりに窓辺に設置していましたが、あまりにも日差しが強すぎて乾燥気味だったのが原因のようです。

他にもプランターの土の量が足りなかったり、害虫の被害を受けたりと問題点も多くありました。


きゅうりに飛来してきた害虫

 ※この項目には害虫の話題と、掲載している写真1枚に虫が写っています。
  苦手な方はご注意ください。

 今年は飛んでくる害虫の種類や数が多く、退治してもすぐにやってきてしまい追いつかなくなるほどでした。

カーネーションの花を食べている虫。
「ウリハムシ」と言う虫で、きゅうりによく来る害虫です。
葉っぱだけでなく、花なども食べてしまう厄介な虫になります。

以前もきゅうりを育てたことはありましたが、今回は以上なほど多く、また別に見たこがない種類の虫もいたのです。

葉っぱの裏に潜んでいた虫。
なんの虫かは不明ですが、危険な色合いなため退治しました。

葉もボロボロで現場からの回復も難しかったため、やむおえなく片付けてしまいました。

※きゅうりにつく害虫については、こちらのサイトで詳しく説明されています。


片付けた後のプランターに「秋インゲン」

 きゅうりの葉っぱやつるを片付けた後、育てていたプランターやネットなどはそのままにしています。

きゅうりを片付けたプランター。
土や敷きわらなどは、そのままです。

設置の際に支柱などをしっかりと組み立てたので、このまま「秋インゲン」を育ててみることにしました。

秋インゲンは昨年も挑戦したのですが、急激な寒波で成長できずに断念した野菜です。

 昨年の反省から今回はつるありのインゲンに変更して、早めに種まきをすることにしました。

また調べ直してみると、植える際に肥料が多いと葉が大きくなりすぎて、サヤがつくのが遅れてしまうそうなのです。

そのためきゅうりを育て終えた土を使い、直接種をまいてみました。

今は様子を見ていますが、うまく成長すれば設置している支柱やネットもそのまま活用する予定です。



まとめ

 ここまで最近の夏野菜の様子と、新しく育てる秋インゲンについてお届けでした。

今夏は暑さによる被害が大きかったですが、9月に入ってからはだんだんと和らいだ気がします。

 しかし来週は雨の日が続きそうなため、家庭菜園では湿度や朝夕の冷え方に注意が必要になりそうです。

私たちの健康面でも「秋バテ」の症状が出やすい時期ですので、体調に気をつけて過ごしていきましょう。

 今回も長くなりましたが、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。



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