我が家の家庭菜園〜アジサイの挿木について〜
数日前までの残暑が嘘のように気温が下がり、一気に秋らしくなりましたね。
今週末も天気は崩れて寒くなるようですので、服装を調節して風邪をひかないようにしましょう。
ようやく涼しくなってきたため、冬に向けての準備を急いで進めている最中です。
今回は前回紹介した白いアジサイを挿木したので、その様子を紹介していきます。
寒くなる今のうちに…
花屋で購入した「白いアジサイ」ですが、数日前にすべて挿木して土に植えてしました。
まだ花はキレイに咲いていましたが、後々のことを考えると早めにおこなう方がいいと考えたからです。
アジサイの挿木に適した期間は6月〜9月中旬で、花が咲き終わった頃とされています。
比較的暖かい地元では1ヶ月ほどズレがありますが、挿木するにはギリギリの時期です。
(購入した際も売れ残る前の商品だったため、余計に遅くなってしまいました)
これから気温が下がってくることや、次の花芽も出だしたことから、急いで挿木したのです。
アジサイの挿木方法について
挿木方法は植物によって違いますが、アジサイは茎を土に刺して発根させていきます。
挿木する際に準備した物は、以下の通りです。
・挿木するアジサイ ・育苗ポット ・挿木用の土
・液体の活力剤(メネデール) ・粉末の発根促進剤(ルートン)
・切り口につける殺菌剤(トップジン)
・ハサミ(消毒済み) ・トレー ・ジョウロ ・ゴム手袋 など
また今回使ったポットは底の穴が大きかったため、軽石、鉢底ネットも使いました。
使う道具を揃えたら、まずは挿木するための土を準備します。
トレーにのせた育苗ポットに鉢底ネット、軽石、挿木用の土の順で入れていきした。
(ポットの底から土が出ていかなければ、軽石や鉢底ネットは必要ありません)
発根するためには水分が必要なので、ジョウロでたっぷりと土に水やりします。
(土の中にまで十分行き渡るように、トレーに水をはって育苗ポットを浸しておきました)
土の準備ができたら、挿木するアジサイの切り分けです。
葉っぱのついている茎を節の部分で切り分け、液体活力剤を加えた水につけておきました。
刺す方の切り口を斜めにカットして、水分や栄養の吸収率を上げておきます。
今回の挿木は屋外で育てるため、土に刺さない方の切り口に殺菌剤をつけて保護しました。
挿木を水につけている間にゴム手袋をつけ、発根促進剤を取り出して手のひらに少量出します。
説明書には容器の中に挿木を入れるよう記入されていましたが、中の粉末に水分を残さない方法をとりました。
発根促進剤は切り口にまんべんなくつけ、準備していた土に抜けないように刺し込みます。
最後に葉っぱを半分に切って、挿木苗は完成です。
植物には「蒸散作用」があるため、葉が大きいままだと吐き出される水蒸気も多く乾燥しやすくなります。
葉を半分にすることで呼吸は確保しつつ、水分の蒸発を抑えることができるのです。
挿木した後の育て方
挿木した苗は根が出るまで日陰で育て、毎日浸るくらい多めに水やりします。
(トレーに溜まった水も入れ替えです)
発根し出したら徐々に日に当たる場所へ移動させますが、直射日光や雨が降り込む場所は避けた方がいいようです。
順調に育てば1ヶ月ほどで根が張るため、その後は大きめの鉢に植え替えていきます。
今回アジサイの挿木をするのに、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
まとめ
ここまで冬に向けて育てる野菜の紹介と、アジサイを挿木した様子をお届けしてきました。
この記事ではアジサイのため発根させましたが、植物によって挿木方法も違うため、植える前によくご確認ください。
これから冬に向けて育てる野菜についても準備していますが、そちらは別の記事で紹介させていただこうと思います。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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