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分析における「仮説」の重要性


こんにちは!本日も分析ラボ通信の開封ありがとうございます。

今回は 、分析における「仮説」の重要性についてお話していきます。
では、早速内容に入りましょう。


分析における「仮説」の重要性



前回までは 「分析とは、仮説に基づいて分析対象を検証すること」 とお伝えしました。


そこで今回はもう一歩進んで 「仮説に基づいて」という言葉の意味を解説していきます。

「仮説」というのは、 ある事象を説明するための推論のことです。 想定されるストーリー、とも言えます。 ですので、分析を別の言い方で定義してみると
「分析したい対象について、想定されるストーリーと分析対象を比較すること」
となります。

想定されるストーリーというのは例えば

・会社が属する業界的に今期の売上は対前期で最低10%は増加するはずだ

・今期の事業計画において、新規案件における利益が新たに100百万円計上する見込みとなっている

・継続的に損益がマイナスとなっているA店舗は、今期減損の認識を行う必要があるのではないか

・その他有価証券評価差額金が増加しているのは、特定の銘柄の時価が大幅に上がったからではないか


というものです。

決算数値を分析対象として検証を行う場合には、
例えば、上の例の一つ目の想定されるストーリー(売上が最低10%は増加する)と
実際の売上計上額を比較することで、検証を行われます。

想定するストーリーがあれば、 1つの基準が出来上がるので、
分析したい対象について、 少なくとも 「想定どおりかどうか」 という 「判断」ができます。

この、「判断ができる」というのが
分析において「仮説」が重要だという最大の理由になります。

では、 なぜ、「判断できる」ということが 分析において重要なのでしょうか?
それは、 次回の投稿でとりあげたいと思います!

次回までに 「もしも仮説がなかったどうなるのか?」 という質問と合わせて、少し考えてみてくださいね。

今回は以上となりますが、いかがでしたでしょうか?

次号もお楽しみに!



本日もお読みいただきありがとうございました!
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