フィードバックが強制的ですよ、寺越さん
平日は皆働いているので、夕方位から集まる形になる。
前の日のやった事を振り返りながら考える。
それぞれの特性がうっすらと見えてきて
どういうものが面白いんだろう?
どういう空間がいいのか?
等々考え何個かアイデアが浮かび、それをこの日に試してみようと思い立つ。
少し早めに工藤さんが空いたというので、彼の行きつけの店で話す。
そういえば工藤さんとはあまり話してなかったなぁ。
話しながら唐突に即興を仕掛ける。
俳優である工藤さんと即興をする事によって彼の事をよりよく知るために、自分の事を知ってもらうために。
これって俳優の性質がわかると自分では思ってる。
そして川島さんがくる時間になったので店を後にする。
どっかいろいろやれるいいところないかなぁと話していたら工藤さんが
「札幌の地下歩道は広いんでちょっとしたスペースだったらあるんじゃないかなぁ」
といったのでそこで川島さんと合流することに。
二人に自分が考えたアイデアを話す。
二人の反応はイマイチピンときてない感じ。
伝わらないなぁ~相変わらず(笑
四国の時もそうだったけど、伝える言葉というのをおれはもっと明確にしなければいけないなぁ。
とりあえずあるテーマを元に三人で即興的に語らう。
自分が試したかったのは、このテーマに対して自分を含めた三人がどのようにアプローチして、どう交わっていくか?
終わってフィードバック。
二人共浮かない顔で、絞り出すように感想を少し言っていた。そんな時工藤さんが
「寺越さんの¨やってみてどうでしたか?¨という言葉が強制的に聞こえる」
と言われた……
やってしまった…
昨日もそうだったではないか……
自分の感じた事を言語化する時間というのは人それぞれ違うし、何より感じた事をいいやすい空間にしてるのか?
おれは自分が感じた事は素直に言おうと心がけているが、時にそれが相手には威圧的にうつる場合もある。
¨伝える¨ということは本当に難しい。
これからフィードバックをどうしていくべきか……あ~~
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