親子ってなんぞ
当初思い浮かべてたものは
「駄菓子屋復活祭~思い出を繋ぐ場所」
と称していろいろな表現者に駄菓子屋をつかってもらってアートフェスみたいなものをやろうと思っていたけど、駄菓子屋が使えなくなったのでどういう形がいいかなぁと考えていた。
そもそも駄菓子屋やり始めたのは
¨おっちゃんとオッサン(息子)を交差させるため¨の一部としてやり始めた。
でも交差させることはできなかった。
だったら
おっちゃんとの出会いから始まりここまでの体験を形作ろうと考えた。
¨おっちゃんとオッサンの交差¨を通して自分自身の親父との関係性を考えた時に少し似ている部分があるなぁと思ってはいた。親父とおれも絶縁ほどではないが日常会話はできない状態がもう何年も前から続いていて顔合わせたら最終的には喧嘩ですから(笑
でもおそらくどこの家も親子だからこそ一筋縄ではいかないものがあるはず。
来てくれた人にはこれを通して親子というものを振り返れるような場所になったらいいなぁと思った。
親子ってなんなんでしょうね?
親子の繋がりってなんなんですかね?
どうなるのが幸せなんですかね?
そうして出来たのが
「親子ってなんぞ」
親の空間、子の空間、親子を繋ぐ空間と空間で表現することに。
おっちゃんとおれの親父の厄介なところは共通している部分があると思ったので、それを樋口綾香さんと話しながら樋口さんの親の部分も投影させながら抽象的に具現化。いろんなものにがんじからめになっているが中には温かいものがある。あえて小さな穴から除き見しか出来ないようにした。
おれと樋口さんの親との向き合い方を表す。隣の親の空間が見える穴を用意しとく。お客さんには親の空間がどう見えていたんだろう?
おっちゃんとオッサン(息子)を繋いでいたのは駄菓子屋をやってたおばちゃんの存在。親と子を繋ぐ場所として駄菓子屋にする。
まだまだこの期間の事を咀嚼しきれてない。でもこれは時間のかかる問題だと思う。現実の親と対峙した時に何か掴めるのかも……わからんね。
ただ来てくれた人達の中には自身の親子関係を考えて深く話してくれた人もいて感慨深かった。
この場所で終始流していた動画は吉田みずほさんがとてもポップに作ってくれました
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