「青葉荘 竹」本番
当初は3人位しかこないと思っていたので、お客さんとフィードバックしてゆっくりお喋りしようと思っていたんだけど…予想以上の人が見に来てくれて、ほぼ休みなしの四時間ぶっ続け…疲れた。
この作品でおれと梅崎さんの役回りは前ページでも少し触れたけど
寺越→青葉荘 竹の住人
梅崎→青葉荘 梅(隣)の元住人(孤独死して現在地縛霊のように竹の部屋に)
※青葉荘竹の住人のTwitter
前ページにも細かい設定書いてあります
おれと梅さん二人に共通しているのは
¨孤独で他者との繋がり方が分からない(うまくない)¨
そんな二人が何かのきっかけで一瞬でも繋がる事ができたらどうなっていくのだろう?
というようなところを梅崎さんと話し合い共通認識としてやっていた。
テーマをあえてつけるなら
「自分の存在を許してくれる(認めてくれる)他者との出会い」
かもなぁ。
パフォーマンス前日位に何かが足りないと思い考えた時に、この覗き見パフォーマンスの世界に誘導してくれ更にこの空間に似つかわしくなく、青葉荘のこういう人達を嫌悪している存在がいたら、よりお客さんの足元をグラつかせる事が出来るんじゃないかと考えて、知り合いにお願いしたら運良くOKをもらう事ができた。
このスーツの男 松本響(俳優)がとてもいいスパイスになってくれた。
覗き見パフォーマンスの流れ
青葉荘着いてスーツの男(一切喋らない)に声かけ案内され狭〜い階段登って、カギを受け取りドアを開け5分でカギをスーツの男に返す(時には男に閉められる)
そして
「帰る」 「もう一度」 「喋ります?」
のどれかを選択する…という一連の流れがこの作品。お化け屋敷とかそういうアトラクションに近いのかもなぁ。
スーツ男が持ってるノートの感想のところを見たらけっこう書いてくれていて本当に有難し。
映像はコチラ
お客がくる時間が重なり、この一見普通の家の下に一時列ができるという怪しげな光景は直に見たかったなぁ。
五分というのも短すぎず長すぎずでちょうどよかった気がする。
この家がもつ異様な空間に入り部屋を覗き見するという行為がお客さんをより世界に没入させてくれた。
覗き見ってドキドキするよね(笑
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