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会社でイマイチ評価されていない時に立ち返りたい「ヒューマン is ヒューマン」という当たり前〜


この記事を読み始めてくださってありがとうございます。

みなさん日々、会社で様々な役割を担い、お仕事をされていると思います。
その中で、「やることやってんのにボーナスや昇給はこんなもんかゴルァツ!!」
「もうちょっと評価してくれねぇのかゴルァッッ!」
と感じることはありませんか?
ありますよね。長い人生ですから。

上司がイマイチ自分の仕事の価値を評価してくれない。
自分の苦労を理解してくれない。
正当な評価をされていないと感じると、「とりあえず他で何か楽しみを」と目線が逸れ、それが本業へも悪影響を及ぼしたりしがちです。

仕事は人生の全てではないといえど、1日大半の時間を費やすのは仕事。
人生で何に重点を置くのかは人それぞれですが、会社に所属しているのであれば、そこで上手く評価されることに損はありません。

もし「なんか評価されにくくなってるな」と悩んでいる方がいたら、1つの参考として頂きたく、自分が感じていることのご提案です。

上司の目標や評価結果って聞いたことありますか?

自分の目標は上司から落ちてくる、もしくは上司と目線合わせながら作る人がほとんどだと思います。

でも、期初の目標設定のタイミングで、
「上司の○○さんの今期目標って売上などの目標数字以外に何を定めているんですか? 何を重視されているんですか?」
と言う感じで、上司が重視すべきことや評価を聞いたことある方、確認したことある方ってあまり多くはないと思うんですよね。

もちろん上司の方によっては質問されることを不快に感じる人もいらっしゃると思います。
ですので、今期や直近の目標を具体的に聞き出さず、ばっくりとした目標でもいいと思いますし、目標評価制度が定まっていない会社なら、上司の方が持たされている、ざっくりとした、ミッションや直近の課題や困りごとをお伺いするだけでもいいと思います。

ここで私が重要だと考えているのが、「上司が仕事においてどういった悩みや課題感を持っているか?持つべきだと考えてるか?を確認する」ということです。

企業に所属していれば、上司もサラリーマンですし、組織のイチ機能です。
どんなに花形部署だってその事実は変わりません。

当然、上司の方も「できればいい評価を得たい」と思っているでしょうし、そのための権限委譲をされ、采配に悩んだりしているはずです。
組織の長となれば、組織力を持ってどうやって成果を最大化するか、ということを求められています。
そんな期待をかけられながら、上司だって「今期もキッツイわぁぁ」って思いながら、夜な夜なお酒に逃げている人も多いかもしれません。
人間ですもんね。きっとそうですよね。
みんなが完璧な人には慣れないですし。

上司の目線に自分も人として寄り添えるているか?

悩みを抱えている上司の方も、当たり前ながら1人の人間です。

質問をする際は、ただ目標や評価課題について聞くことが目的ではなく、

・上司の悩みや課題感に寄り添いたい
・上司と一緒に自分が何ができるか考えてみたい

という、寄り添うスタンス、一緒に考えるスタンスを上司に伝えること・伝わることを大切にしてみてはいかがでしょうか。
もちろん媚びて「コイツ可愛いやつだな」と思ってもらうことが目的ではありません。
上司に課せられたミッションを確認し、同じ土俵やステージに立とうとしている、という感覚が伝わることが重要だと思います。
同じ組織に属す一緒のメンバーですから、ある種当然と言えば当然のスタンスかもしれません。
ただ、意外にこういったことをやっている人は少ないんじゃないかと思います。

多少自分の実力が不足していたとしても、「この子、歩み寄ってくれるんだな」と感じてくれること、これは一定の距離感が生まれてしまいがちな上司・部下の関係性をとても滑らかにしてくれる大きな共感ポイントになるはずです。

上司になり、部下を持つと次第に孤独を感じていきます。
上司の方が人数が少ないですし、組織を維持するために一定の強制的なパワーを持つわけですから、当然です。

一方、人間は人とのつながりから幸せや安心を感じる生き物でもあります。

ただの「媚び」ではなく「仲間として伴走しようと」という心が伝わることで、上司もあなたに対して信頼感を強め、
あなたの業務やアウトプットについての理解を高めてくれる可能性があります。

上司の優先度を理解し、「共に闘う仲間になること」で得られる、”共通理解”と”感謝の気持ち”


さらに、目標理解の会話を通して、上司が達成したいこと(しなければならないこと)の優先度が見えてくるのではないかと思います。
それがすなわち、あなた個人としても「仕事で優先して取り組むべきミッション」だと捉えるといいのではないでしょうか。
一緒のチームですから、こちらも当然ですし、上司からは「この人は分かっている」という認識をして頂ける可能性も高かまります。

もちろん、チームには他の人もいらっしゃいますから、優先度がわかったとしても、あなたの直近な具体的な業務に関わりがないかもしれません。

しかし、組織優先度の高さを理解しながら、目の前の業務にあたり、優先度の高いミッションへ貢献できる企画・施策のアイディアを出したりしてみましょう。
そういった姿勢をコツコツと表現し、上司に伝わった時、あなたへの見方も変わっていくのではないでしょうか。
きっとその後の、あなたに必要な成長ポイントを把握頂けたり、それを踏まえた次の業務配置などもより深く考えてくれる可能性が高まるかと思います。
そうなることで、さらに評価されやすくなる正の循環が回りやすくなると思います。

相手も人間です。
同じ1人の弱い人間です。

気持ちがシンクロした際にきっとあなたのことを一緒に戦える仲間として大切にしたくなるんじゃないでしょうか。
それはあなたのことを大切にしてくれた人を、大切にしたくなるのと同じことかもしれません。

記載させて頂いたことはビジネスシーンで評価されるために必要なあくまで1つの要素かと思いますが、参考にして頂ければ幸いです。

少しでもいいことがあることを祈っています。

今日はこの辺で失礼させて頂きます。


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