免疫力を高める
仕事疲れに飲むドリンク剤や、年に1度の健康診断。多少の体調不良では急に休むこともままならず、私達の毎日はいつも健康管理を意識している万年緊張状態で(?)少しも手を抜くことが出来ません。
どんなに忙しくても、ウイルスが大流行していても、影響を受けない人と、すぐダウンしやすい人。
免疫力の強さの違い、なのでしょうか?
残念ながら加齢も免疫力ダウンの原因のひとつです。
誰でも歳をとる上に、ただでさえ忙しい毎日なのに、これ以上健康管理に気をつけていくことがあるなんて⁈
あまり細かく気にせずに、明るくラクに、いつも通りに楽しみながら過ごしたいものですよね。
一口に健康法といっても、一時的なブームから、何年も欠かさず続けているライフワークまであり、様々。
無理をせず自分にできることから少しずつためしていきましょう。
日々の生活に簡単に取り入れられる、免疫力を高める食材をご紹介します。
特別な食材でなくてもいいのです。むしろ大事なのはその食材の組み合わせ。
単体でも効果はあるのですが、組み合わせることで更に相乗効果を期待できます。
たとえば、大豆とキノコの組み合わせ。
大豆は大豆イソフラボンが活性酸素の害を予防。キノコにはビタミンB2や食物繊維が豊富で、組み合わせることで抗ガン作用の期待が高まります。
特に、干ししいたけの高い抗がん効果は中国の薬膳でも認められているほどです。
お味噌汁の具をキノコにしたり、納豆になめこを入れたり、油揚げ入りのまいたけご飯、豆腐ステーキに細かく刻んだエノキの餡かけやポン酢かけも低カロリー・・・色々メニューが増えそうですね。
同じく、抗がん効果の高いアスパラガスとアーモンドの組み合わせ。2つを使った炒め物やサラダなどは、組み合わせることで美味しさもアップしそうです。
また、栄養素の量がダントツのブロッコリー。ブロッコリーに含まれる鉄は、動物性たんぱく質と組み合わせることで吸収率が高まります。タンパク質豊富なすりゴマ入りのマヨネーズを添えたり、卵と一緒にお弁当に入っていると彩りもきれいですね。
デザートにはサツマイモや柑橘類がおすすめ。
腸の健康状態は全体の健康に直結。甘味を感じながらも食物繊維が豊富なので、体重を気にせずに食べられます。
そして意外にも大切なのが、飲料水。
水は栄養素ではないものの体のほとんどを占める主要な成分で、その20%を失うと死を招くと言われています。
水道水の水は消毒の塩素が強く、それによって他の物質と科学反応を起こし、発ガン性が高まる可能性があることも分かってきました。
以前は、浄水器のある家庭は少なかったのですが、環境も日々変化していきます。やはり安全で体に良い水に積極的に変えていくほうがよいのでしょう。
大らかな気持ちで過ごしつつも、新しい時代に合った方法をたのしく取り入れていきたいですね。