【人生のほんの1日】20230129 2023年3月の初見練習楽曲まとめ
2023年導入の朝練ルーティン、初見練習
2023年年明けから毎日のピアノ朝練に、難しすぎない小曲の初見練習を加えました。始めてから2ヶ月経過し、毎日1曲(新曲導入の譜読みをしている日はそれが初見練習を兼ねる)初見演奏するのが毎朝のルーティンに定着しつつあります。
毎日新規の楽譜を読むことで譜読みも少しずつ速くなっていると思いますし、譜読みに対する体力がつくというか、抵抗なく新曲に取り組めるようになりました。
また、買ったけど手をつけていない楽譜にとてもたくさん目を通すことができて、楽譜という資産を眠らせずに運用できていいこと尽くめと思います。
今日は2023年3月に初見した楽曲をまとめてみますね。
実は私は、40代から初心者でピアノを習い始めたこともあり、ピアノ特有の2段譜の譜読みがとても苦手です😅 なので新曲の導入に長い期間がかかり、それがストレスでもありコンプレックスでもありました。
自分が好きな曲の初見譜読みを毎日の練習を取り入れることで、好きな曲を弾きながら譜読みが激遅というコンプレックスも克服でき、私にとってはとても良い問題解決法と思いました。
エリック・サティ 「ジムノペディ 1~3番」
いわずもがなの有名曲ですよね。サティの全集楽譜を持っているのにこの曲を弾かないはナシでしょうと思い、1日1曲ずつ読みました。
サティらしさ満点でもありよく知られた曲なので、「何か弾いて」と言われたときのレパートリーとしてもよいですよね。
プロコフィエフ 「束の間の幻影 op.22」より 1〜8、10、13、16~20番
この曲集は、私のピアノ歴で2人目の先生(現在の先生は3人目)に習い始めた頃に、小品を数多く弾いて多くの作曲家の作品に触れましょうということで少し手がけました。
が、その時の私は、本当に初心者レベルで、まったく弾けなくて、「その時点での自分の実力のなさ」を学んだ曲集となっていました😅
現在の私ならもう少し弾けるようになっているかなと思い、リベンジの意味もこめてトライしてみました。あくまで自分比ですが、以前よりも格段に読めるようになっていて自身の進歩を感じました。
全20曲とも、1〜2ページの短い曲ですが、どれも「プロコフィエフっぽい」独特の語法で書かれていて、どの曲も大人っぽくていい曲揃いです。
プロコフィエフの世界観を学ぶ導入としては最良の曲集ではないでしょうか。
スクリャービン 3つの小品 op.2-2、2-3
現在、スクリャービンの3つの小品 op.2から 1番のエチュード op.2-1を練習しているので、せっかくなので2番の前奏曲、3番のマズルカ風前奏曲も読んでみました。
特に3番は初期のスクリャービン作品らしく、ショパンの影響を感じさせますね。
坂本龍一 「/04」オフィシャルスコアより5曲
かなり以前から本棚の肥やしになりつつあった坂本さんの貴重なお宝楽譜にも目を通して音に出すことができました。坂本龍一さん責任監修の楽譜なので、「原典版」ともいえますよね。
この本はピアノソロだけではなく、2台ピアノ版など多様なアレンジも収載されているので、その中からピアノソロ版で、自分が弾いてみたい曲を読んでみました。
憧れの曲集を、本棚にしまっておくだけでなく、実際に弾くことができてよかったです。4月は「/05」も読んでみたいと思います。
というわけで、3月(29日時点)は初見練習だけで25曲譜読みすることができました。4ページ以上の長い曲は数日に分けて弾きましたが、ほぼ毎日初見練習実行できています。
毎日コツコツと続けるだけでかなりの量の曲を読めて勉強になりますね。
またピアノ愛好家あるあるの「買ったけど弾いていない楽譜がたくさんある問題」が解消できるので、精神的にも喜ばしく、毎日ちょっとずつ初見してみるのは結構いい習慣だなと思っています😊
引き続き、楽しくがんばります!