『惹かれる本は私をうつし 出会う本が私をつくる』まつむら ゆうこ/著【生産的読書ノート2冊目】本との向き合い方が劇的に変わる本!
こんにちは、ブックランドフレンズさんのオリジナル読書ノート「生産的読書ノート」 の普及隊長、accoです。
▼生産的読書ノートとは?
読書の記録だけではなく、自分から湧き出てくるものを書き出し、行動に移すための読書ノート。あなたの読書が劇的に変わります!詳しくはこちら↓
2冊目の読書ノートを書きました!その本は……
まつむらゆうこさんの新刊
『惹かれる本は私をうつし 出会う本が私をつくる』
ですっ!
1. この本のご紹介
この本は、まつむらさんがこんぶさん(ブックランドフレンズ店主)から聞き取った話をまとめながら、自身の読書との向き合い方が変化していく様を描いた、実践と成長の記録です。
こんぶさんの本選びや読書、本棚などについての想い、仕事をする上で何を大切にしているか……などが簡潔にまとめられていて、文章自体はサラッと読めるのですが、なかなかに内容が濃く、読みごたえがあります。
結論から言うと、すべての本好きの方におすすめしたい!
いや、本好きではなくても読書にちょっと苦手意識があるような方にも、とってもおすすめしたい本です。
本との向き合い方が「劇的に」変わる本だと思います。
そしてなんと、お誕生日(出版日)がこの「生産的読書ノート」と同じ日。
それだけでなく、本書の中でも「読書ノートを付けると何が起こるのか?」という点が詳しく書かれていて、とっても相性が良いのです♪
読んでいたら書きたくなる、書いていたら読みたくなる……といった調子。
(P.108~「本を読んで起こる化学反応」・「書いて見えたものが私」参照)
個人的に「化学反応」という表現がものすごくビビビッと来ましたね~。
つまり「本の言葉」と「私」が出会うと化学反応が起こって新しい何かが生まれる、ということなんですが、その反応って、相手が「私」でないと生まれない…!
そう、唯一無二のもの、なんです。
そしてそれはあっという間に消えてしまう。
その一瞬の化学反応を、消えないうちに書き留める、そして活かす、それがこの読書ノートなんですね。
2. 私の読書ノートを公開
というわけで早速、私の読書ノートはどうなったか、ご紹介。
今回も、めいっぱい記入しましたよ~。
こんぶさんの言葉が響きすぎて、メモしたいところだらけ!
今回も左のメモ欄では収まらず、無地ノートページが大活躍でした。
また、まつむらさんがその話を素直に聞いて、自分に変化を起こそうと実践している姿もとても楽しげで、全然気取らず等身大なので、つい「私にもできそう」「私もやってみたい!」と思ってしまいます。
だから、やりたいことがたくさん湧いてきて、今回も「8マス」があっという間に埋まり…!
8個では足りなかったので線を引いて枠を足しましたよ。
▼使っている筆記用具は……
今回、8マスの部分はペンで色をつけてみました!
色が付くと一気にテンションが上がります♪
使っているのは「マイルドライナー ブラッシュ」
蛍光ペンだけど色が優しくて、筆ペンみたいになっていて、こういった気軽なイラストの色つけには最適です。
ちなみに記入しているボールペンは、フリクションの3色スリム 0.38。
細字で書けて、書き直しもできて、この読書ノートにめちゃくちゃ相性がいいと思います。
ただ、マイルドライナーブラッシュでなぞると滲んでしまうので、色付けは一瞬さっと撫でるのみで。
3. 「8マス」に書いたものは……
ではその8マスに何を書いたか。いくつかご紹介しますね。
まず、「②直感を重視する」。
本書の中で、自分の直感を信じて手が伸びるままに本を選んでみる、というくだりがあるのですが、これはこの後すぐに実践する機会があり……。
この話はまた別の記事で詳しくレポートしたいと思っていますが、これがなかなかに……難しかった!!
「④朗読、読み聞かせが好き!」は、別にこの本の中に朗読や読み聞かせの内容が入っていたわけでは、ないんです。ただ、著者が小説を「音読してみた」という記述があるのみ。
そこで「あ、私も音読好きだなぁ」と思って、そこから「私って読み聞かせが妙に好きだな、子どもがいつも楽しく聞いてくれて本好きに育っているし、他の子にも聞かせてあげたいな」という想いがふと湧き出てきたので、書き留めてみました。
こんな「化学反応」もあるんですね。
こんなものは「アウトプットするぞ」と事前に思っていなければまず間違いなく意識にも上らなかったことでしょう……!
読み聞かせ会、いつか実現できたらいいな。
「⑦自分で、今すぐできることで、誰かに喜んでもらえることは何?」は、こんぶさんの仕事やお客さんとの向き合い方に感動して出てきたもの。
私も仕事でご一緒するようになってしみじみ実感しているところですが、こんぶさんって、毎日とんでもない量のお手紙を書いたり、すごい手間をかけてサイン本を手配したり、かなりの遠方まで講演会の出張販売に一人で運転して行ったり……、とても私には真似できない!と思うことを、毎日毎日地道に続けておられます。
(サイン本を送るのってものすごい労力なんですよ……!無料でやっているなんて信じられない、と初めてその作業を目の当たりにしたとき、正直思いました)
なんでそんなことができるのか、その理由が本書では書かれているのですが、「手段を自分で選ばない」という言葉に軽い衝撃を受け、素直に感動し、私も同じような姿勢で何かできないものか、と考えさせられました。
これ、サラッと書いてるけど、めちゃくちゃ深い言葉な気がする……!
あと、この本の最後「おまけ」では自分の読書の歴史を振り返るコーナーがあるのですが、これが面白い。
私もやってみよう!と「③子どもの頃すごく好きだった本を思い出してみよう」「⑦自分の読書の歴史を振り返ってみよう」と書き出し、無地ノートページに書き出してみました。こんな時も無地ページがあると便利ですね。
書き出してみると、完全に忘れていたような本が芋づる式に出てきてすごく新鮮でした!
▼2023.12.25追記:③の実行レポを書きました!
4. 私が「一番大切」に選んだもの
そして今回私が一番大切にしたいと選んだものは、
「①今の本棚と向き合う」です。
本棚のことは一番最初に出てくるんですが、もう読んでるうちからウズウズして、
「あ~早く本棚の本全部出して入れ直したい~!」
と思ってしまいましたよ。
一番大切、というか、一番やってみたい、という気持ちが強いです。
店長曰く、「本棚に向き合うだけで自分の心は整うよ」とのこと。さらに整った本棚は自分の理想の未来にも導いてくれるようで…!?
その理由はぜひ本書をお読みください。
ちなみに私の本棚は本好きにしてはけっこう小さく、いつも本が入りきらずぎゅうぎゅうになって、溢れています……。とても人には見せられない。
早くなんとかせねば……!!
5. 本にも感謝を
もうほんとに、響いたところは書ききれないほどたくさんあるのですが、最後に私が感じたことをあと一つだけ書くなら、
「⑧本にも、人と同じで、感謝を伝えよう!」です。
この本を読んでいたら、「本も人も同じだよな…」って思えてきたんです。
この世に何百万とある本の中から、縁があって出会えた一冊の本。
そしてその本は何かしらの「良いもの」を伝えたくて、この世に生まれてきた。
なんて奇跡的で、有難いんだろう?
出会えて良かった、読んでこんないいことがあったよって、本にも「感謝」を伝えなきゃ!
⇒読書ノートを丁寧に書こう!そしてそれを公開して人に伝えよう!
……という想いが生まれました。
というわけで、こうやって読書ノートを公開している次第です。
1冊目で感じた「惚れた」というシンプルな気持ちに、2冊めのこの本で感じた「感謝を伝えたい」という気持ちが重なり、より一層「この読書ノートを普及していくぞ」という気持ちが強まりました。
同じところに繋がるなんて、なんだか不思議ですねぇ~。
読書ノートの公開って、実のところ「私の脳内丸見え」って感じでかなり恥ずかしいものがあるのですが……(今回なんて私の読書の歴史まで)、私が楽しく書く様子を見て、少しでも興味を持つ人が増えてもらえたら!
その思いのほうが、今のところ恥ずかしさを上回っています、なぜだか。
というわけで、これからも続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
あ~、今回も楽しかった。
壁一面の理想の本棚が欲しいよ~!もっと読書をシンプルに楽しむぞ~!
6. 読書ノート最後の欄より
7. ご注文・詳細はこちら
ご注文は以下の「ブックランドフレンズ Online Store」から。
どちらも購入できるのはブックランドフレンズさんのみです。2冊セットもありますよ。
★「accoのnoteを見た」と備考欄に書いてもらったら、ちょっといいことあるかも?
■「ブックランドフレンズオンラインストア」
送料かかります(220円~)、
クレジットカード使えません(銀行振込のみ)、
翌日にはまず届きません、
でも、こんぶ店長からの「愛」が一緒に届きます。
損得ではなく無駄を楽しめる方は、ぜひ一度お試しを。損はさせません。
▼「生産的読書ノート」ご紹介ページ
▼伊丹の書店「ブックランドフレンズ」さん
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