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わたしのセブンルール

セブンルールにいつか出たいと思い続けて何年が経っただろう。

何か成し得たわけでもないし、ただ一介の会社員なだけである。わたしのような女性管理職なんてたくさんいるから無理な話だ、と思えてからは執着も何もなくなったが、番組を見るたび自分なりの「セブンルール」はあるはずだ、と思って時々自分を振り返ることがある。

そして最近気づいた。ちゃんと7つルールがあった。自分でも長年やっていたのになんで気づかなかったんだろうと思う程だ。自分のことなのによくわかってないこともある、と猛省しつつ、せっかく気づいたかれこれ7年近くは続いている7つのルール、まとめておこうと思う。

1.仕事に関係のない趣味を持つ

サッカー観戦もジョギングも全く仕事に関係がない。

昔は趣味もブログを書くこととかブログそのものを作ったりカスタマイズしたりして、SEO対策がどうだとかアクセス分析がどうだとかやっていた。あとは仕事柄エンジニアと相談するために必要な技術的なことの裏付けを試していた気がする。つまり仕事に直結する可能性が高かったから趣味の時間もそういうのに没頭していた頃もある。
あとは、体験できたものは全て自分の外部記憶装置としての位置づけのブログに記録していた時期もあった。

だが最近はむしろそういうものからは少し遠ざかっている。

体験したものはインスタにチラッと載せておく程度。普段はなるべく仕事に直結しないもので気分転換をはかるようになった。おそらく自身の仕事のステージが変わったのも大きい。サッカー観戦は多少なりともチームワークやモチベーションの保ち方、若手の育成など、今の仕事につながるようなことを学ぶ場もある。
が、基本は試合を観たり写真を撮ったりスタジアムグルメを楽しんだりだ。ジョギングも一人でするときは趣味ではなく体力づくりな面があるが、今となっては仲良くなったラン仲間がいるので、そういった仲間とのファンランや仲間とのイベントは趣味だし、完全に仕事面でのわたしは出てこず、すべてを横に置いた一人の人間としてイベントを楽しんでいる。

こういう時間を持つことで、仕事とプライベートのスイッチを切り替えられるし、「ひとり時間」も楽しめる。

2.手帳は仕事もプライベートもすべて1冊に手書きする

仕事用とプライベート用で手帳は分ける派のひともいるが、わたしは分けない派だ。なぜなら体は一つしかないし、仕事もプライベートも生活だからだ。なのでペンの色で仕事かプライベートかはわかるようにしておけば、区別はつく。かれこれ15年以上ほぼ日手帳を使っているが、同じく15年ぐらいペンの色分けも変わっておらず、色でその日のスケジュールややることリストの中身もわかるようにしてある。

2冊あるように見えるが、このもう1冊はのちのルールに出てくる日記用。
普段は、ほぼ日手帳を愛用中。中身はほぼ仕事のことが多いので、あまり見せられないが、一年終わるとこんな風に分厚くなってしまう。プライベートの想い出も、仕事の付箋紙も全部貼っているから仕方がない。

3.週末に一度だけスーパーへ買い物に行き作り置きをする

最近は時折急な来客(笑)があるので、その日の料理を作るために買い出しにいくときもあるが、基本的に自分の食事に関しては週末に一度スーパーへ行きまとめ買いをしたうえで、そのまま台所へ立ち作り置きを作る、というのが長らくの習慣になっている。

日常生活においてひとりで暮らしていると、何度も台所に立つ元気がないときがほとんどだ。そんなときこういう作り置きがあれば、作らずともお皿に盛り付ければ事足りることも多い。台所も汚さずに済む。また作り置きになるため野菜を主に使う。コンビニ弁当や外食だと偏りがちになるが、一人暮らしでも野菜を定期的に食べるのは身体にも良い。

またこのおかげで、急に彼が家に食事をしに来ることになっても、メインの買い出しさえすれば副菜はこの中から選ぶことができ、時間も手間も省くことができる。一石二鳥どころか三鳥か四鳥ぐらいに感じるときも多い。彼も「ここに来たら野菜食べるけど」という程だ。

4.ついで掃除をする

わたしの中でのついで掃除は以下の3つ。

1.お風呂上がりに壁面についた水滴をスクイジーで取る
2.歯磨き終わりに洗面所の鏡と蛇口をふく
3.料理の後片付けでシンクやコンロ周りもきれいにふき取る

1つ目については、彼に「マメだな」と言われたのだが。この3つを地味にやってることで、水回りが整っているように見える。おかげで家全体もきれいに見えるのだ。

掃除で一番大変なのは水回り。もちろん日常のこの手間だけで見えない部分の汚れをきれいにすることはできないが、見える部分がきれいなだけでも気持ちは健やかになれる。

ホテルや百貨店のお手洗いがなぜきれいに見えるのか、というのは、言わずもがな頻繁にお掃除の方がきれいに光らせているからだ。その原理と同じく、家の中の水回りも水垢がついた状態にせず光らせておくだけで、気持ちもすっきりする。

1はお風呂上りに汗が引くまでの間でできること、2も歯磨きの間に鏡は磨ける、3は週に一度の作り置きのタイミングで台所の掃除まで終わらせておくだけのこと。そんなに手間がかかるものではない。そのせいなのかわからないが、月に2回来てもらっているベアーズの方には「掃除するところがあまりないんですけど」と毎回言われてしまっている…(ちゃんと見えないところは汚れてるんでやってもらってますが)。

5.毎月必ず神社へお参りに行く

今住んでいるところがなんとなく終の棲家に近いものになるんだろうと思ったのもあり、引っ越したタイミングで自分のルーツの神社を調べてもらったことがある。
なので初詣には実家近くの神社まで必ず行っているが、同じ系列の神社を教えてもらい生活面と仕事面の2つの鎮守神社へ毎月1回お参りに行っている。

毎月一度節目として、先月の御礼と今月のお願いをしに神社に行き、御神籤を引いて言葉をかみしめる。ただそれだけだが、日単位、週単位に振り返るだけでなく、月単位で振り返ることもできるほんのひととき。改めて自分自身の行動や意志が自分よがりになっていないか、考えさせられる時間。

本来はお朔日詣(毎月1日にお参りに行く。初詣はこれの年初版)がよいんだろうけれど、そうはいっても毎月1日に必ず行く時間が取れるわけではないので、毎月1回どこかで行くようにしている。

6.美味しい珈琲を飲みに行く

コーヒーの記事は以前にも書いた。

わたしのnoteの扉画像によく使っているコーヒーの写真はこのお店のコーヒーの写真ばかりだ。だいたい振り返りをしたり計画を立てたりするときにこの店にいることがあるから、どうしてもその写真を使うことになる。

毎週必ずというわけにはいかない(週末の予定にもよる)が、時間の許す限りランチやお茶の時間にこの店に週に一度訪れる。コーヒーが飲み物の中で一番好きというのもあるが、普段は自分で淹れるコーヒーかスタバのコーヒーで済ませていて、コーヒーを味わう時間がない。

わたしの中でこのお店で淹れてもらったコーヒーを味わいながらほっと一息つく時間は、一週間の何かをリセットする時間にもなっている。だからなのか、この店に来た時はたいてい一週間を振り返り先の計画を立てていることがほとんどだ。

『自分を整える時間』をここで作っているのかもしれない。

7.毎日日記をつける

ひとりになると決めてから気づけばずっと日記をつけている。半年ほどさぼった時期もあったが、そのときは生活も心身も乱れていた気がしている。

日記帳というものでつけているわけではなく、ほんの数行その日のことを思い出して綴っているだけだ。マイナスな気持ちの時は素直にマイナスなことを、プラスな気持ちの時はプラスなことを。いろんな出来事が1日のうちにあった場合でも、全部を書くのではなく書いているときに書きたいと思ったことを。

時折読み返すと、自分のバイオリズムのようなものもわかるときがある。そろそろ自分自身の元気スイッチが切れるタイミングだな、とか。きっとこのあと元気になりそうだな、とか。それから、一年前や二年前の今日何を思っていたんだっけと思いだすときにも役立つ。それを今の自分に生かす。

ついでにその日食べたものや運動をしたかどうか、外食したならどこで、といった簡単なメモも残してある。そうすると、「体動かしてないからこんな感じなのかな」とか「気分転換できてないんだな」等見直すこともできる。

あまり義務感に苛まれない形で日記をつけ続けるのは、自分を知ることに一役かっている気がしている。

***

心身共に健康で安定していること、これが何より大事だと思う。この内容で書こうと下書きをした翌朝、彼ともそんな話になった。

心身共に健康で安定していれば、気の迷いが起きることもないし、元気に一緒に出かけられるし、何より自分にとっても良いことづくしだ。

追伸

わたしの大好きな大阪の川を隅々まで堪能できる御舟かもめの船長さんがセブンルールに出たときは超感動したので、こちらにリンクを載せておきます。吉崎さん、ほんと大好きです。

#わたしの習慣


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あっち
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