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ビーカーに入れられたノミが、学習すること。
おはようございます。
昨日1日で、なんと4人の方が、私の初の有料記事を購入してくださいました。
これって、すごいことです。
私の書いた文章を買って下さる方がいる。
夢がひとつ、叶ったということです。
叶えて下さる方が、noteにいらっしゃったということです。
多分、本当に生きづらさを感じている方もいらっしゃるし、私を応援したいという気持ちで買ってくださった方もいらっしゃる…。
本当に、感謝のきもちでいっぱいです。
ご購入いただいた皆様、ほんとうにほんとうにありがとうございました。
まだ買っていないけど、実は少し気になっているという方は、ぜひお手に取って頂けるとうれしいです。
さて、タイトルにあるビーカーに入れられたノミのお話。
先日ある方のライブ配信で耳にして、これだ!と思ったのでシェアさせてください。
ノミっていますよね。
あの、血を吸って、そこそこ大きくなって、ぴょんぴょん人の膝の高さくらいまで飛ぶ虫さんです。
さされると無茶苦茶痒いあの虫さんです。
あのノミを、ビーカーに入れて実験をされた方がいるそうです。
ビーカーに入れただけなら、ノミはぴょんぴょん飛ぶので簡単にビーカーの外に飛び出していきます。
そこで、ビーカーに蓋をしてしまいます。
そうすると、ノミは何回ぴょんぴょんしてみても、フタまでしか飛べないことを学びます。
そして、ビーカーの外に出してあげても、同じようにフタまでの高さしか飛ばなくなってしまうのです。
この話を聞いて、私は最初「こわっ!」と思いました。
これって、そのまま私たち人間が幼いころに学ぶ思考パターンに合致するからです。
最初は自由に創造し、遊びまわり、飛び跳ねていた子供のころの私たちが、次第に
「こうしたらまずいことが起こる」
「こうすると怒られる」
「こうすると仲間外れにされる」
などというフタを無意識下で学ぶ。
そして、本当はもっともっと高く飛べるのに、
「私はこの程度」
「私には絶対無理」
という抑圧された状態で生きている。
これって、ノミに関わらず、動的な生命活動をしているいわゆる動物全般にたいして、同様のことが言えるようなのです。
つまり、自ら動いて餌をとりにいって生命活動を続けていく生き物は、危機管理能力、適応能力、学習能力を持っているため、学習する。
学習してそれが当たり前の状態で生きているので、フタがあることにすら気づかないことがままあります。
ですが、これはただ単に"学習したこと"に過ぎないので、学習し直すことはいくらでもできるのだそうです。
例に挙げたノミも、同じです。
フタをされたノミは、ビーカーから出してあげてもフタまでの高さしか飛びませんが、
横に膝までの高さをぴょんぴょん飛ぶノミを置くと、次第にまた飛べるようになるのだそうです。
それだけ、
フタに気づき、不要であれば手放し、
どこまでいけるのか試してみる。
自分には可能性があることを信じてあげる。
このことが大切なのではないかな、と思いました。
(ここから先は虫が苦手な方は自衛をお願いします🐈⬛)
ところで。
なんで虫嫌いな私がこんなによくノミのことを知っているかというと、数年前、我が家にノミさんが大量発生したからなのです…。
産まれたばかりの娘のお世話にかかりきりだった私たち夫婦は、
愛猫プリンスくんに毎年つけていたお薬がなぜかこの年から効かなくなっていたことに気づきませんでした。
プリンスくんがめちゃくちゃかいかいしている。
何かを振り払うような動作をする。
しまいにはトイレで寝始める。
同時に、私の足も、日に日に虫刺されが増え、しかもそれがめちゃくちゃ痒い。
これは異常事態だと、動物病院へ駆け込むと、たくさんのノミがプリンスくんにくっついていました。
そこからがさらに大変でした。
洗濯できるものは何でもかんでも洗って洗って洗いまくって、毎日隅々まで掃除機をかけ、
また洗って洗って、掃除機かけての繰り返し。
なぜって、既に産まれたノミは洗濯や掃除機やノミ取りで除けても、まだ潜んでいる卵から産まれてくるから…。
あーこわいこわい。
プリンスくんに散歩をさせることを拒否していた私を無視して強行突破した主人に、めちゃくちゃ怒り、凄惨な数週間となったのも、今ではいい思い出…なのか?
不幸中の幸いだったのか、なぜかノミが私しか攻撃してこなかったことです。
1番柔らかく美味しいであろう赤ちゃんを攻撃しなかったのはノミの優しさだと思いたい。
とにかく皆様、ノミはすごいです。
お気をつけくださいませ。
読んで頂き、ありがとうございました🌸