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Seventeen総集編

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#CARAT

呼ぶ 見る 立つ

呼ぶ 見る 立つ

風の冷たさが寒さから痛みに変わるにつれ、空気は一層澄んで世界を透かす。12月26日から31日を想うときの遠さと、12月30日から1月4日を想うときの遠さはまるで別物だ。

今年一年、幸せだった。
坂道を駆け降りるとき、加速に足の回転が追いつかなくて顔から転びそうになって焦る瞬間がある。そんな感じで今、幸せになっている。
私の歩みだけじゃ、こんなに幸せになれるはずがない。こんなに幸せになれるだけの代

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Thanks to

Thanks to

はじめにSEVENTEENのアルバムの巻末に書かれているThanks toの文章が好きで、いつかは一覧としてまとめたいと思っていましたが、4/29リリース予定のBEST ALBUM“17 IS RIGHT HERE”の情報が解禁される夜を過ごすなかで、絶対に「今」だと確信し、筆をとりました。

私はSEVENTEEN以外のthanks toを知らないけれど、彼らのthanks toは手紙のようだな

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Follow Again to INCHEON

Follow Again to INCHEON

韓国のコンサートへ行くこと昨年7月のFollowソウルコン以来人生2度目の韓国に渡って来た。前回は公演直前まで粘ったけれどとうとうチケットは手に入らず、コチョクスカイドームを外から眺めた後ホテルでストリーミングを見た。それだって紛うことなく幸せだったけれど、いつか韓国のコンサートに参加したいという夢は一旦未来に送ることになった。

こんなにも日本でたくさん公演をしてくれて、抽選という制度も整えられ

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Follow the light

Follow the light

Follow the light
Followツアーのグッズに使われていた言葉だ。
昨年のツアータイトルであるBE THE SUNに比べ、「Follow」というのは抽象的なタイトルだなと感じた発表から駆け抜けて半年。今私はようやくこのツアータイトルの意味を理解できた気がしている。

ソウル7月のソウル公演はチケットを取れなかったけれど初めて韓国に行った。
コチョクスカイドームを見に行って、ホテルで

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光の海の片隅

光の海の片隅

師走の2日、熱い夜、
私は光の海の片隅に腰掛けた。

ライト側500番台、正面向きのモニターより裏側で、メインステージの演出はサイドモニターで見る。桟橋のように左右に伸びる道も、その端の端だけが見える場所。

コンサートの始まりを告げる음악의 신のMVと、そこへ加わるCARATの声。いわゆる「よく見えない」ステージサイド席のボルテージは最高潮だった。
私が今まで経験したどの席よりもあの片隅を護るC

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CARAT ZINE

CARAT ZINE

쉽진 않았지2023/2/25、やっかさんの「相互CARATさん、雑誌をつくりませんか。」というツイートから動き出したCARAT ZINEが11/8についにリリースに至りました。
それまでも時折話題には上がっていましたが、ふわふわした「いつかやりたいですね〜!」を「いつか」ではなく「今から」にしてくださったあの日、便乗でしかないけれど「やりましょう!」と言ったほんの少しの覚悟が今、大輪の花火のよう

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FOLLOW

FOLLOW

タイトルを「Dear CARAT」にするか迷うくらい、CARATさん達の顔が浮かぶ。
けれど今回実感したSEVENTEENを「FOLLOW」する数ある理由のうちのひとつが私にとってはCARATで、CARATを好きでいることとSEVENTEENを好きでいることは不可分だから、今回はツアータイトルである「FOLLOW」をタイトルに据えようと思います。

コンサートの感想だけどレポではなく、今の私の感情

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LOVE

LOVE

私の奇跡に僕の奇跡と呼ばれた日。
私は初めてあなたの名前を呼ぶことができた。

歓声を聞いて、嬉しそうどころか大興奮で、손오공で踊り狂って、あっちに行ってこっちに行って…
私の声が、どんなに張ってもドームの蠢きに呑み込まれていくような私の声が、他のCARATと合わさって彼の鼓膜を揺らした瞬間、明確に呼応してくれるホシくんの姿が私の心の中でぶわあっと膨らんで、幸せ以外の全てを押し出してくれた。

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BE THE SUN 20221120

BE THE SUN 20221120

※3曲セトリバレ含みますのでこれから参戦の方はご注意ください🙇‍♂️

いつから始まっていたんだろう。
大阪に着いた時だろうか、
どこを見てもCARATばかりの大正駅に着いた時だろうか、
ソンムル交換で大好きなCARATさんたちの実存を確認できた時だろうか、
ゲートをくぐった時だろうか、
自分のチケットに書かれた番号と同じ席を見つけた時だろうか、
…その頃にはもう確実に、夢ではない夢の中にいた。

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星のひとつになれるらしい

星のひとつになれるらしい

Seventeenのワールドツアーの一環にして初の日本ドームツアーが始まる。

私は、本当に本当に幸いなことに、そこに立ち会えることになったらしい。
恐らく全てのCARATさんがそうであるように、私もまた今回のドームについては並々ならぬ想いを持っていた。

Seventeenの活躍の場は多岐に渡る。
私が最初に見始めたGOING SEVENTEEN、
言わずもがな各楽曲のMV、
ありがたいことに今

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Attacca

Attacca

10月22日に公開されたSeventeen9番目のミニアルバム、Attacca。

「Attacca」は「楽章と楽章の間を切れ間なく演奏する」を意味する音楽用語であり、「襲え」「続けよ」という意味もあります。
そしてその原型であるイタリア語「Attaccare」は「結びつける」「はじめる」という意味で用いられることもあるようです。

そして1年前の「Semicolon」からの文脈。
「少し休もう、

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環・この夜を照らすのは

環・この夜を照らすのは

信じられないことに、私がSeventeenさんに出逢ってから今日でちょうど1年です。
私の世界に、目を疑うほど強く美しい光が差し込んだあの日から1年。一巡り。

当たり前なんだろうけど、
1年って本当に経つんだなあ…
というのが率直な感想です。

綺麗で、可愛くて、カッコよくて、優しくて、面白くて、楽しくて、好きで、好きで…
あまりにも大好きでビックリし続けた365日でした。

1年経って改めて、

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