マガジンのカバー画像

Seventeen総集編

75
Seventeenさんに関連する記事全て
運営しているクリエイター

記事一覧

あめだま

あめだま

傷だらけの一日でも、星は瞬くでしょうか
星が音を鳴らしてくれたなら
俯いていても、涙を浮かべても、
こんな私でも
気づくことができるのに

私とあなたを隔てるものは何でしょうか
輪郭を手放せばあなたとほんとうの意味で交わることができるのでしょうか。
そのとき私はあなたで、あなたは私で、
それでも溶け合う幸福を感じられるでしょうか

どれほど強く抱きしめあっても
互いの境界はいっそう濃く浮き上がる

もっとみる

adamazein

ホシくん、大好きだよ

…と呟くと幸せな気持ちになれるのは、目の前に相手がいないからなんじゃないか。
反応に困らせることもないし、嫌な顔をされることもない。返ってきた言葉に私が戸惑うこともないし、その後会話が続くわけでもない。

相手をその場に縛らないまま、ただ自分の想いだけを言っていたいんじゃないか。それはとても無責任で軽薄な逃げで、私の弱さの象徴なんじゃないか。

って、何度も私の中の私が、わ

もっとみる
波の上に立つ

波の上に立つ

この歌詞を好きだと言うCARATさんがいた。
気づけば3年以上前の話だ。

当時の私は配属から一年が経過し、量だけでいえば先輩方と同じだけの仕事を任されるようになっていた。
災害が発生すると繁忙度が上がる仕事をしていて、その年は運悪く複数の災害が重なったこともあり、波の上で揺られるどころか呑み込まれ、溺れていた。

鳴り止まない督促とお叱りの電話、朝も夜も残業しながらお詫びし続ける毎日。ずっとずっ

もっとみる
Cuz I'm your friend

Cuz I'm your friend

何がそんなに怖かったのだろう。
と書くと吹っ切れたみたいだけど、正直まだ怖いし多分ずっと吹っ切れることはない。

GLANSTBURYで初めて披露されたSEVENTEENのSOSを見て、会社でパソコンに貼るAllyステッカーを発注した話。

ただ、話し始める前に念のため注釈をつけたい。
このnoteの中でSOSという歌のメッセージやその向けられた先について限定的な解釈をしたいわけではない。
自分と

もっとみる
好きだ!!

好きだ!!

ホシくんの誕生日をお祝いする4回目の今日
私はやっぱりあなたが好きだ。

去年のセンイルnoteを書き終えたあと、正直次はもう書かないかもしれないと思った。
あの人を前にして、そしてこのどうしようもない想いを抱えて、言葉にできることなど一体どれほどあるというのか…そんな無力感と、お祝いするに当たってnote自体を目的にしたくないという気持ちもあり、ホシくんを好きでいる心の真ん中はあまりブレがないか

もっとみる
Thanks to

Thanks to

はじめにSEVENTEENのアルバムの巻末に書かれているThanks toの文章が好きで、いつかは一覧としてまとめたいと思っていましたが、4/29リリース予定のBEST ALBUM“17 IS RIGHT HERE”の情報が解禁される夜を過ごすなかで、絶対に「今」だと確信し、筆をとりました。

私はSEVENTEEN以外のthanks toを知らないけれど、彼らのthanks toは手紙のようだな

もっとみる
僕らは五月に咲く花のように

僕らは五月に咲く花のように

Aplil Shower僕らは五月に咲く花のようにその名の通り、春の雨のような歌だなと思う。
暖かくて柔らかくて、どうしてか無性に泣きたくなる。哀しい、と言ってしまいたくなるような気もするけれど、この気持ちはなんだか手放し難い。

この身に降り注ぐ雨を優しく感じられるのは彼らが歌うからだ。

April Showerのパート割りをとても好きでいる。
水の中を反響するような前奏に、歌い出しからウジさ

もっとみる
Follow Again to INCHEON

Follow Again to INCHEON

韓国のコンサートへ行くこと昨年7月のFollowソウルコン以来人生2度目の韓国に渡って来た。前回は公演直前まで粘ったけれどとうとうチケットは手に入らず、コチョクスカイドームを外から眺めた後ホテルでストリーミングを見た。それだって紛うことなく幸せだったけれど、いつか韓国のコンサートに参加したいという夢は一旦未来に送ることになった。

こんなにも日本でたくさん公演をしてくれて、抽選という制度も整えられ

もっとみる
Follow the light

Follow the light

Follow the light
Followツアーのグッズに使われていた言葉だ。
昨年のツアータイトルであるBE THE SUNに比べ、「Follow」というのは抽象的なタイトルだなと感じた発表から駆け抜けて半年。今私はようやくこのツアータイトルの意味を理解できた気がしている。

ソウル7月のソウル公演はチケットを取れなかったけれど初めて韓国に行った。
コチョクスカイドームを見に行って、ホテルで

もっとみる
SEVENTEENTH HEAVEN

SEVENTEENTH HEAVEN

10/23、SEVENTEENの11th ミニアルバムであるSEVENTEENTH HEAVENがリリースされた。

天国って、どんなものだろうか。
あるかないか、どんな宗教を信じているか…そういう意味ではなく、そもそも私の中に「天国」が実感を伴うものとして存在していなかった。
清涼な空間に天国のようだという比喩を用いることはあるとしても、死後の世界や何らかの救いの場所としての‘それ’が、私のなか

もっとみる
光の海の片隅

光の海の片隅

師走の2日、熱い夜、
私は光の海の片隅に腰掛けた。

ライト側500番台、正面向きのモニターより裏側で、メインステージの演出はサイドモニターで見る。桟橋のように左右に伸びる道も、その端の端だけが見える場所。

コンサートの始まりを告げる음악의 신のMVと、そこへ加わるCARATの声。いわゆる「よく見えない」ステージサイド席のボルテージは最高潮だった。
私が今まで経験したどの席よりもあの片隅を護るC

もっとみる
一瞬の永遠を

一瞬の永遠を

運良く当選した12/10のメンバー全員ハイタッチ会。散々悩んで、名札もホシくんのバッジやトレカも付けないことだけは決めて、本当に一瞬だと聴いていたから、何を話すかも何をするかも決めずに会場に向かいました。

機材開放で入れたステサイ席。やっぱりSEVENTEENは「君は宇宙の果てに絶え間なく届く光」で、本当に幸せな時間を過ごさせてもらったから、せっかくなら何かを伝えたいと思って直前で考え始めました

もっとみる
星よりも星の如く

星よりも星の如く

2年ぶり3度目のウジさんのセンイルnote。
仰々しくTwitterよりも大きなキャンバスを選んでおきながら、あなたに言いたいことはつまるところ、これだけかもしれない。

いつも隣で手を握っていてくれてありがとうございます。

でも今日はもう少しだけお話しさせてください。

SEVENTEENTH HEAVEN が初動500万枚を売上だと言う驚異的な記録が発表された日、ウジさんはweverseに長

もっとみる
CARAT ZINE

CARAT ZINE

쉽진 않았지2023/2/25、やっかさんの「相互CARATさん、雑誌をつくりませんか。」というツイートから動き出したCARAT ZINEが11/8についにリリースに至りました。
それまでも時折話題には上がっていましたが、ふわふわした「いつかやりたいですね〜!」を「いつか」ではなく「今から」にしてくださったあの日、便乗でしかないけれど「やりましょう!」と言ったほんの少しの覚悟が今、大輪の花火のよう

もっとみる