青菜に塩的な毎日

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"7時30分リンク集合" 子供のチームのグループラインに届いたコーチのメッセージ。 元々8時練習開始と周知しているところに、後から7時30分リンク集合と被せてきている。 7時30分に滑れる状態で集合しろよという 今シーズンの第一回目の練習に対するコーチの意気込みの現れなんだなと勝手にそう解釈した。 当日。 7時にスケート場に着いた。 駐車場には施設の車と思われるものが3台ほど停まっていた。 周りにはだれもいなかった。 入口のドアの鍵は閉まっていた。 7時30

    • 令和のみんなのうた

        (これTKじゃない?) 凛として時雨も好きだし、TKのソロ曲も好きな曲が多い。だから車のオーディオのスピーカーからTKの声が聞こえてきたってなんらおかしな事ではないのだけれど、でもそれは私のスマホから再生される場合に於いてはだ。 平日の夕方、子供の公文行くもんに行くための車内でTKのつんざくようなな歌声が聞こえてきたのは、私のスマホからの音では無かった。 夕方の16時の5分前に聞こえて来たTKの歌声。 それはあの某公共放送のから流れてて来た。 夕方16時の5分前

      • ナニゼイ?

        ガチ勢 ガチ恋勢 リアタイ勢 ◯◯勢と名のつくもの、ゲーム、アニメ、アイドル、プロスポーツなどのコンテンツで散見される呼び名。 例えばアイドルや俳優タレント等の人々を推す活動に精力を傾けている人の中に、生涯を共に過ごす伴侶になりたいくらいの心持ちでファンとして応援している人達。そういった人達の事をガチ恋勢と認識している。間違っているかもしれない。 ガチ勢というのはゲーム等で強くなることに心血を注いでプレイしている人とか、コンテンツと向き合った時に自分がどれだけの熱量

        • ほしぞらにごり

          "水のささやき"ってのも呑んだ。 夏の始まりの頃には季節に合った名称の日本酒が並び、どれにしようかなと、酷い二日酔いの事も忘れて、ただ一口目のキリッと冷えた日本酒が口の中に広がった後に、身体の緊張がほどけるような感覚を思い出して、つい瓶に手が伸びる。 経験にも学ばない愚者です。 今はひやおろしの文字が並んでいる。 そろそろにごらない乾いた星空の季節が待機中。 今のところ日本酒の瓶を手にとっていないので、愚者なりに経験に学んでいるようだ。 いつまで続くかは知らない。

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        • 日常
          12本
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        • アカウントやnoteに関するあれこれ
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        記事

          くそったれの世界

          "お前のその くそったれの世 界" くそったれの ”れ” を一生懸命に巻き舌にして歌っている。 高速道路の上、することのない長距離移動、突然の訃報のせいかTheBirthdayよりになっているプレイリストから流れる曲を歌う子供。 大人2名子供1名。パワーバランスでは大人が圧倒。2対1強行採決。車内で音楽を聴くかDVDを見るかの採決で、決して覆す事のできない不条理な条件下で、大人の要望がとおったのにそれはそれということで、現実を受け入れたのかどうかは知らんけど一生懸命に歌

          くそったれの世界

          名前をつけてやる

          "『名前をつけてやる』 が好きで今でもよく聴きます。" 突然そんなリプが付いた。 私のそれはしょうもない呟きで、"赤黄色の金木犀熱唱し過ぎて失恋した気になった"とか、"スピッツも昔の曲が多いし、歌う曲の年代がいつも偏ってるアラフォーだわ"と一人ごちてたら、 "私もスピッツ好きです" と特に好きなアルバムとして上記のアルバム名を告げられたのだ。 ふむ まぁここで 『名前をつけてやる』って割と初期の頃のアルバムですよね、凄いファンなんですねとか、サラッと返す人間だ

          名前をつけてやる

          Adoスイッチ

          緑地に黄色で抜いたピの文字。 公共放送の長寿番組。 日常で使うなんてことの無い物を使って、これをそんなふうに使ったらこうなるんだ!と物事を新たな視点で捉えようとするリフレーミングを視覚化したような装置。 そのコースの複雑さ、使用されている道具の意外性、ただビー玉が転がっているだけなのに時に応援したくなる装置。 つまりあれはリフレーミングのスイッチを押してみようぜって啓蒙のための番組ってことなのかな。 いまさらながらに番組の意義について考える。 あの番組の中には、お

          親子アート体験

          「僕この話知ってるよ」 春休みの午後。 子供の用事。 春の親子アート体験に出かけるために運転していた車内のナビで放送されていた。 『裸の王様』 有名な童話。   イソップかアンデルセンか知らないけど、世界の童話集に必ず掲載されている。 詐欺師が王様に『愚か者には見えない生地です』と虚偽の申告をし服など無いのに、あたかも最高級の生地を纏っているかの如く嘯いて裸でパレードをさせる。誰もが王様が裸と言えない中で、唯一子供だけが王様が裸だと叫び、王様は赤っ恥をかく。そん

          ヘロヘロ

          昔ユニコーンの曲にペケペケというタイトルの曲があったなと思い出したけど、ペケペケとヘロヘロとの間に何の共通点も無い。 ほんの数年前にもなんだか常時ヘロヘロになってた時期があった。 些細な好奇心が向かった先に予想だにしない落とし穴。 風疹熱病恋煩い。 そんな時代もあったわね。 影響があるのは自分だけ、ただ打ちひしがれた自分を甘やかし、浸りながら気付けばいつの間にやらそんな感傷もなくなった。 そんな時代もあったけど、どうも今回毛色が違う。 浸ってもいられない、ぼんや

          強ポジ

             (思ったよりかは、優位な立場かもしれないんだ) そう思った。 スプラはそんなに上手くないけど強ポジを取る事で相手との対面が有利になりゲームの勝率が上がるとかなんとかそんな理屈は知っている。 きっと交渉事もまあそういうことなんだ。 無理難題を言って相手を困らせてやろうだとかそんな考えはみじんもないのだけれど、おかしいと思うことをおかしいと言い続けていたら、おかしいのはお前だといわんばかりの態度をとられたら、私は自分の訴えの正当性というものを誰かに確認しようと、お問

          だって変だもの

          ヒーン ヒーンヒーン とかん高い音が響いて真っ黒に潰れたようなグリグリっとした大きな目と膨れ上がった頭だけが異常に大きな、頭身の狂った青い色の化け物が追いかけて来る。 ただ薄気味悪く心臓に悪いだけ。 子供に人気のyoutuberが良く実況していたアレ。 ヒ○キンやら色々UUUMの人が実況プレイしてるアレ。 子供にせがまれてダウンロードしたら、アプリ作ってんのUUUMじゃんってステマにうまくハメ込まれたような気になるアレ。 そう青くて頭のでっかい変な鬼の出てくるゲーム

          創作活動

            洗面所に行くと、シャワーヘッドが伸びたままぶらんと垂れ下がっていた。美術室の手洗い場みたいにピンクの絵の具の跡があちこちに付いていた。 今日の作業の量と見合わない汚れ具合にため息がでる。 準備や後片付けが苦手なんだよね。知ってるよ。知ってはいるけど、積み重なるその些細な事をいつも快く許せるかどうかは別の問題なんだ。 その洗面台は単に汚れているというよりかは、頑張って清潔保とうとしている日々の努力を蹂躙されているように思えるんだよね。 明日持っていかなきゃいけない

          青菜に塩的な毎日

          少し下がり調子で 言葉少なになりました。 あの子の波状攻撃は毎度の事で分かりきっているのに苛立つ私は、随分と人間というものが出来ていないんだなと、自分自身に対して肩透かしを喰らったような気持ちになりました。 失望が少しずつ胸を覆って、何かが少しずつ遠のいて行くようです。 望み通りの言葉と望み通りの振る舞いで、何事も無いよう装ってあげたいけれど、どうやらそれを実現することは難しく、ただ意に沿わない日々が少しずつ長く長くなっていきます。

          青菜に塩的な毎日

          カンパッパ

          『冬型の気圧配置で寒気が流れ込み日本海側では週末は平野部でも積雪の予想です。』 12月も半ばを過ぎるとスーパーにしめ縄飾りと小さな鏡餅とシャンメリータワーがそびえ立ちそしてこんな物騒なニュースが告げられるようになる。 寒波とか大雪の予報だとか、そんな文言を耳にするたびに、頭にこのフレーズが流れる私は昭和の生まれの人間です。 昔は積雪のほとんど無い地域に住んでいたので、突き刺すような寒さなんだから、男女の打算的駆け引きなんて馬鹿馬鹿しいから、ただただ暖を求めて炎に手をかざ

          開いた口が塞がらない

          共感求めて伸ばされた手を振り払い、展開された持論に1ミリも共感出来なかったときのやり切れなさをなんと呼べばいいのか。 フライパンのアサリのごとくあんぐりと開いた口は戻らない。 割に合わないというか尺が合わないというか、発した言葉に比して帰ってくる言葉の量よ。 2:8いや1:9か。 せめて3:7かできれば4:6でお願いしたい。 でないとかわいい女の子と楽しくお酒が飲めると期待していったら、なんだかぼったくりバーだったみたいな、好みタイプだから指名したのに、何か思ってた

          開いた口が塞がらない

          なんかいつも涼しい

          降り始めた雨がアスファルトをポツリポツリと濡らしたのに、結局やっぱり降らなくて地面に所々草間彌生が誕生したアスファルトのムアッとした匂いのムアッがまだ10段階の4だった。   今年は夏が遅いのか、いつも早すぎるのか、日本には四季があるのかないのか、時代のせいなのか気候まで混沌としてきた昨今、独裁者のように四季のうち半分を占領していた夏という季節。それなのに暴君どころか御簾の奥の天子様かと思うくらいに存在がない。随分と今年の夏は奥手で控えめな草食系男子です。 冷夏だと時が進

          なんかいつも涼しい