名前をつけてやる
"『名前をつけてやる』
が好きで今でもよく聴きます。"
突然そんなリプが付いた。
私のそれはしょうもない呟きで、"赤黄色の金木犀熱唱し過ぎて失恋した気になった"とか、"スピッツも昔の曲が多いし、歌う曲の年代がいつも偏ってるアラフォーだわ"と一人ごちてたら、
"私もスピッツ好きです"
と特に好きなアルバムとして上記のアルバム名を告げられたのだ。
ふむ
まぁここで
『名前をつけてやる』って割と初期の頃のアルバムですよね、凄いファンなんですねとか、サラッと返す人間だったらさもっときっと友だちたくさんいたかな、なんて思ってた。
まいったな
いや、普通は当たり障りなく詳しいんですねとか返すのがマナーか。なんてさ思ってた。
しかしそれがマナーならスピッツの話題に初手でマイナーなアルバムぶっ込んで来るのはどうなんだと気難しい私の難癖付けが始まった。
『胸に咲いた黄色い花』好き
『ウサギのバイク』好き
『プール』好き
『魔女旅に出る』好き
パンク歌謡期のスピッツとはいえ今でも好きな曲あるけど、でもすぐにどの曲が入ってるか出てこないくらいには、マイナー感あるアルバムのような、余り面識の無い者同士の初手で取り扱うなら普通は"楓 チェリー 空も飛べるはず"とか割と日本国民の共通認識として、スピッツの曲いいよねって言える曲から適当にスピッツいいですよね的な感じでお茶を濁してハイさよならでいいのではと思うのだが、そういう距離感の遠い者同士が間違って距離感縮めて事故らないような緩衝地帯を設けずに、初手で突然自分の好みを相手に押し付けてくるのどうかなと思う私はまぁ本当にめんどくさい人間だという自覚はある。
そんな事を思ってしまって、そっといいねボタンだけを押してまた 歩き出した
ないかな
ないよね
きっとね
ミュートだね
同じ空を
見上げているよ
このように他人に些細な事で難癖付けるめんどくさい人間なので、SNSは基本見るだけを心がけるようにしている。noteでも同じく。
『青菜に塩的な毎日』
当時はなんか最近ちょっと怒る事増えてないかなと、増えてるよなと、余裕がなくなる中で更に更にでまぁ大変でも今だけかしら、そんな認識だったけど、気付けば青菜に塩どころか泣きっ面に蜂の様相で、文章書く余裕も無いくらいになっていた。
そんな日々を経て久々にnote開いたら、『青菜に塩的な毎日』とタイトルが目に飛び込んできた。
気付けば基本ずーっと青菜に塩な毎日だった。
きっとこれからもそんな日々をつらつらと。
だからきっと今後も青菜に塩な毎日さ。
だったらnoteの名前もこっちでいいやと、その方がしっくりきて、名前を変えた。
新しい名前をつけてやるぞってこと。