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【詩】朝の月

朝の月
午前5時の町を見下ろしている

街はまだ眠りの中

真っ暗な世界で輝いていた

目があった月は照れたように
そっぽを向いた

私が見ているとは
思っていなかったのだろう

寒いねと呟きながら
眠そうな家人にコーヒーを出す

ふと
月の事を思い出し
空を見る

月はゆっくり眠りについていた
#詩

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