見出し画像

【詩】朝の詩 あくび

川のような道路を
流れるように走る車
街灯の灯りに反射され
ひかる目玉が行き交う

朝日はまだ雲の下

眠たげにあくびをしている

街灯が少しずつ消えていき
静かだった町も動き出す

曇った窓から
眠たげな空を見上げた

あくびがくしゃみに変わり
気温の変化に気づいて
身震いする

いいなと思ったら応援しよう!