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玄米で作る/自家製納豆・豆乳ヨーグルトレシピ

「健康に良い」という情報だけを鵜呑みにして、2年程前に玄米生活をはじめました。
確かに玄米の栄養は豊富。
ただ、「消化に悪い」というデメリットも存在します。
どんなものも良い面と悪い面があるにも関わらず、良い面だけを紹介する情報があまりにも多すぎます。
良い面だけを見て、自分に合わないものも良いものだと思い込んでしまって、悪いループから抜け出せなくなることもしばしば。
2年前の私も同じく、玄米の良い面だけを見て、私の身体にも良いものだと思い込んで、食べ続けていました。

結論から言うと、私の身体に合っていたのは玄米ではなく、白米
白米とまでは言わなくても、最近は5分~7分付き米を好んで食べています。

では、余ってしまった玄米をどうするか。
白米と混ぜて食べることもできるけれど、意外といろいろな使い道があったので、試しているところです。

そこで、今おすすめできる玄米を使ったレシピを紹介します。


豆乳ヨーグルト

玄米で豆乳ヨーグルトが作れるなんて驚きですよね。
実際は玄米そのものを使うのではなく、玄米を浸水させたときの液を使用します。

玄米は芯が固いので、基本的に半日~1日程度浸水してから炊いた方がおいしくいただけます。
私も使う前日に冷蔵庫で一晩吸水させてから炊くようにしていました。

基本的に玄米と小豆と雑穀米をブレンドしてそのまま浸水させています。

この時、容器をゆすってみると、プクプクと泡が出てくることがわかります。
これは玄米が発芽した証拠
この浸水液を使って豆乳ヨーグルトを作ります。

豆乳ヨーグルトレシピ
●玄米の浸水液 大さじ2
●豆乳 1L

上記を混ぜて1日ほど放置するだけ。
容器は消毒した清潔なものをご使用ください。
あるいは、1Lの豆乳パックに直接浸水液を入れて振り交ぜていただいても大丈夫ですが、その場合は発酵の様子が分かりづらいので初心者にはあまりおすすめはできないです…。

また、夏季や冬季によって発酵時間は異なります。
発酵食品は、発酵と腐敗の差を見極めることが結構難しいので、異臭がしたり、うまく固まらなかった場合は当然ですが召し上がらないでくださいね。
初心者の方は、ヨーグルトメーカーなどを使って、45°で約8時間で発酵させる方が失敗の可能性は減るかと思います。

私は1L瓶で作っています☝
夏場は常温で放置することが多いですが、冬場は固まりづらいのでヨーグルトウォーマーを巻いて発酵させています。

ちなみに最近はブルーベリーやハーブ、スパイスなど、他のものを使って発酵させることもお試し中。
どんなものでも菌を持っていて、うまく発酵させればおいしいものが出来上がる。
植物の不思議、食べ物の不思議。
とっても奥が深くて魅力的です。

手作り納豆レシピ

納豆が大好きで、子供の頃からよく食卓に出ていました。
今まではスーパーに行ったらとりあえず購入して冷蔵庫にストックしていたのですが、やはりよく食べるものは買い足す頻度が多くてちょっと面倒。
1人暮らしだと頻繁にスーパーに行くわけではなく、一度に買う量が多いと持ち帰ることも大変なので、あまりたくさん買う気になれないこともしばしば。
しかも納豆って賞味期限が意外と短い。

じゃあ自分で作ればごみも出ないし、好きな豆で作って好きなだけ食べられるんじゃない?なんて考えて、そこから私の納豆作りがスタートしました。

納豆レシピ
①乾燥大豆(200g)を指で潰せるくらいまで柔らかく煮る
②清潔な容器に炊いた玄米(大さじ1〜2くらい)と一緒に入れる
※玄米がまとまってしまう場合は、大豆の煮汁で1粒1粒パラパラにしてから入れると◎
④大豆と玄米をしっかり混ぜる(容器を振ってもOK)
⑤45℃くらいで1日〜1日半保温する

水っぽくならないために大豆の煮汁をしっかりきってから発酵させることがポイントです◎

材料は玄米と大豆だけでとってもシンプルなのに、ちゃんとネバネバになる発酵の不思議。
これなら納豆菌をわざわざ買わなくても作れます。
普段玄米を食べない方は、玄米を市販の納豆に変えても作れますよ。
納豆の消費量が多くて買いに行くことが大変な人、なるべくごみを出したくない人におすすめです◎

我が家の発酵兄弟

我が家ではだいたいキッチンに発酵中の兄弟たちが並んでいます。
お味噌は今まで1ヶ月程度で完成するものを手軽に作っていたのですが、先日ずっと挑戦してみたかった大容量の味噌仕込みをしました!
6ヶ月くらい発酵させるつもりだったのですが、日本を1年離れることになってしまったので、1年発酵の味噌が出来上がる予定です。
どうかカビませんように…!

ちなみに私が購入したヨーグルトメーカーはこちら☟

https://amzn.to/3AhWXhU

なんといっても容器がガラス製なのが嬉しいポイント。
取り扱いは注意が必要ですが、匂い移りがしなかったり、プラスチックよりぬめりが気にならない。
シンプルでホワイトカラーもインテリアに馴染むのでおすすめです◎

発酵食品の魅力

発酵の世界に魅了され始めて約2年くらいになります。
甘酒や塩麹など自分で作れるものは作ってしまう。
最初の1年くらいはずっと常温発酵でなんとかしていたのですが、1年前にヨーグルトメーカーを購入してから、より一層発酵食品を手軽に作れるようになりました。
特に納豆やヨーグルト、発酵あんこなど長い発酵時間が必要なものだったり、過発酵が心配なものを作りたいときにおすすめ!

自分で作った方が安心なのはもちろん、よりおいしく感じられる。
作る手間はあるけれど、買いに行く手間は省ける。
作る手間と言っても発酵食品は基本的に仕込みが終われば完成するのを待つだけ。
発酵具合を観察しながら待つ時間さえ愛おしく、楽しいのです。

味噌仕込みの材料やヨーグルトメーカーなど、愛用品は楽天ROOMに載せていますのでご興味があればご覧ください🌻

https://room.rakuten.co.jp/room_xoxo.o0/items

奥深き発酵食品の世界。
あーでもない、こうでもないと言いながら色々トライして、作って、食べて、自分に合うもの探す旅。
愛情を注いだごはんを食べて、身も心も養っていきたい🌷

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