\ 見積内容公開 / 引越し見積8社請求したけど、6社目の業者で即決した話
実は2月末に引っ越しを控えておりまして、先日どばっと合計8社の業者さんに見積をお願いしました。引っ越しといえば、一括見積もりサイトから申し込むと、次の瞬間に色々な業者から鬼電がかかってくるイメージですよね。今回はそれも体験しつつ、私も営業職なので顧客体験として感じたことが沢山ありました。今後引っ越しをする方、または引っ越し業者の営業さん、その他商材を扱う営業さんに役に立てる内容になると思います。
前提
今回は、以下の条件での引っ越しになりました。
引越し先は同じ市区町村、徒歩圏内
荷物量は家族3人+ペット分
要件としては「洗濯機の脱着をしてほしい」「指定日付に引っ越しができること」
重視するのは値段>手軽さ>丁寧さ
ダンボール梱包は自分たちで行う
1年前ほぼ同時期に家族が2人+ペットのときは、移動距離1県分で8万円で引っ越したことがある
そのときに活用したのはK社様
利用したサービス
今回は、引越侍さんと、くらしのマーケットさんを活用し業者さんを紹介いただきました。
なぜこちらにお願いしたかというと、
まず引越侍さんは、ご存知の通り一括見積もりサイトなので、活用するとひっきりなしに最初は電話がかかってきます。しかしながら、複数業者のほうからアプローチいただけるのが手軽だったため活用しました。
くらしのマーケットさんは、普段からエアコン掃除やフォト撮影などで利用しており知っていて、個人のような引っ越しサービスのほうがお安くできるのでは?と思ったので、引っ越しカテゴリでは初めて使ってみることにしました。
合計8社に問い合わせ・見積もり請求
引越侍さんから5社、くらしのマーケットさんから3社選ばせていただき見積もり請求しました。引越侍さんに一括見積もり問い合わせを行ったのが1月30日の11時ごろでしたが、なんと1社はその日の13時に見積もりするため来宅いただける、ということでした。早い。他にも、アポイント設定などし、以下の順序で見積もり予定が入っていきました。中にはアポイントではなく、チャットで写真等をやりとりしながら見積もりをした会社さんも1社ありましたので、見積もり提示をいただけた順番に記載しています。
1月30日13時・来宅(S社)
1月31日9時・オンライン(P社)
1月31日11時・来宅(A社)
1月31日13時・チャット(N社)
1月31日14時・オンライン(K社)
1月31日18時・来宅(F社) ★ご訪問時に即決
2月1日17時・来宅(M社) ※先に決定したためアポお断り
チャット(B社) ※先に決定したためやりとり中止
チャット(J社) ※引っ越し日程合わずやりとり中止
と、結論から申し上げると、8社請求したものの、6社目の話を聞いた時点で即決してしまったんです。私自身は8社聞いてからじっくりと検討しようと思っていたので、自分でも驚きました。なぜそんな心境の変化が起きたのかをまとめていきます。
5社目までの各社の見積もり内容公開
S社_1月30日13時・来宅
最初にお出しいただいたお見積り金額が143,000円でした。前回1年前8万円で引っ越ししているのですが、荷物も増えたし少し日付が繁忙期寄りでしたので、想定位の金額でした。こちらを基準に他の会社さんも見積もりを進めていきました。
ちなみに、営業担当さんはしつこくもなく営業トークもなく、ただ淡々と荷物量を入力して見積もり作成して終了、という形でした。
P社_1月30日13時・オンライン
135,000円でした。前回、偶然にもオンラインで見積もりを取っていた2社が来宅形式の業者さんよりも数万お安くなったことから、オンラインで見積もりしてくれる業者さんの提示お見積りには少し期待していたところがありました。1社目のS社さんの金額をお伝えしたところ、少しくぐる形でご提示いただきました。もっとお値引き幅があると思っていましたので、相場として13万くらいなのかなあと思い始めます。
A社_1月30日13時・来宅
195,800円でした。おそらくお値引きがキビシイ感じだったのか、前に見積もりをした会社さんのデメリットを一生懸命お話しされていました。ただ、来宅された営業さんの中で一番挨拶も大きく、重視するポイント等のヒアリングも簡単にあり営業さんとして頑張っておられるなあと思いました。人によるかと思いますのであくまで私の視点になりますが、お値段がすごく高くなってしまいましたので即候補から外れてしまいました。
N社_1月30日13時・チャット
くらしのマーケットよりチャットでやり取りをしていたお見積りです。こちらの会社さんはダンボールの支給がなく自前で用意する形でした。Amazonで必要枚数分の価格相場を見ると2万円程度でしたので、期待していた通り安くなり120,000円となりました。現時点で最安値です。
K社_1月30日13時・オンライン
実は、前回こちらの会社さんでお引越しをしたので個人的にとても期待していました。そしてお見積りは予想通り最安値の110,000円。前の見積もりの価格も聞いてしっかりとくぐるようなご提案でした。前回頼んで満足度が高かったことも有りもう一度お願いしようかなと思いましたし、価格に自信があるのか「ぜひこちらの見積もりを持ってあとの業者さんに見せて、ここまで出せないでしょと確認してもらっても大丈夫です」と強気。私としてもそのようにしてもう決めてしまおうかな。と思いましたが、アポも組んでいますし最後まで見積もりをもらおうと思いアポを終わりました。
即決したF社のアポのことと決定理由
なんとなんと、前の価格から3万円もくぐる80,000円でした。価格重視の私にとってはこれだけでも決定要因でしたが、営業のやり方が、後ろにまだ3社ある中で即決させるような内容でした。
即決要因①選択肢を与えて要望を聞いてくれた
これは他の業者さんもでしたが、こちらの会社さんはお見積り金額提示時にまず「価格が安いことと、お時間がご希望どおりになるのどちらが重要でしょうか?」とヒアリングしてくださいました。価格と回答すると、午前便と午後便があり、午後便であれば108,000円で対応可能とのことでした。この時点で最安値がまた更新されたので前向きに。
即決要因②即決する言質を取った上で更に希望金額通りに値引き
さらに「ご希望金額ありますか?」と質問が。こんな会話をしました
🍋「前回が荷物少なくて繁忙期で8万円でしたので、それと同じ位まで下がると嬉しいです」
営「今から上司に電話するんですけど、そこまで下がると即決くださいますか?」
🍋「そこまで下がるのであれば…そうですね、即決します」
まさか要望を飲んでくれると思わなかったので、即決しますと言質を取られます。w(私自身も営業なので、こういうの本当大事ですよね。やられたって思いました笑)
即決理由③ダンボールを持参されており即お渡しいただけた
私としては「早く業者を決めて梱包を開始したい」という潜在要望がありました。それを偶然なのか意図的なのかわからないのですが、叶えていただけたことが即決の納得感&満足度に繋がりました。
正直、来宅するだけで人件費使うので来宅の業者さんには全然期待していなかったのですが、こういうクロージング方法は来宅しないとできないなああああ。と驚かされました。
ということで、私は8社の見積もりを確認することなく相見積もり作業を終えるのでした。
おまけ
いかがでしたでしょうか。普段私も営業職で他社とコンペになることがあるのですが、アポを入れる順番は大事だという認識はありましたが、今回のようにいつも絶対最後が良いというわけではないのだなということを学びました。もちろん商材単価等変動要素は大きいと思いますが。
とはいえ、最初もだめだからなんとなく後半くらい、というのがベストなのだろうなあ。引っ越し業者さん、大変だなあ。
また、F社の営業さんはぶっちゃけ全然営業ぽくなかったというか。変に交渉っぽい雰囲気を出すでもなく、本当に淡々と出せるカードを適切に出している感じでした。人は見かけによらないですねえ。
F社様との引っ越しが楽しみです!! おわり
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