看護・介護現場あるある 77

排泄介助編

高齢者は活動量の低下、水分摂取量の低下、腸蠕動運動の低下などにより、若い人よりも便秘になりやすくなっています。

便秘になるとイレウスとなりやすいのは以前もお話しておりますが、便秘時の対応は

最初は口から下剤の内服。
効果がなければ量を増やすか座薬。
それでも効果がなければ最終的には浣腸と摘便となりますよね。

最初から浣腸では身体にかかる負担が大きいため、内服、座薬、浣腸の順になり、合わせ技で摘便をします。

理想は運動をしてもらうことですが、拒否されることが多くて泣けてきます。

ここで一句

運動で
排便あるのが
理想的


活動量の低下は便秘だけでなく、体力や免疫力の低下にもつながります。

運動してもらえるように声かけを頑張りましょう。

便秘の方は食物繊維や水分摂取だけでなく運動もしましょうね。

よろしければサポートお願いします。この費用は看護や介護が必要な人達へ有効に活用していこうと思います