桜の声

あなたと2人 ふらりと行った
あの公園の遊具達も新調され
知らないうちに時間は過ぎて
止まっていたのは私だけと知った

私が買ってきたハンバーガーを
瞳を覗き込み『おねがい』と訴えかける目
あの日と同じベンチに腰掛けて
まだ遠くもない記憶を手繰り寄せる

泣いて  もっと泣いて
咲き始めた 桜の声が耳を掠る
大丈夫  大丈夫です
私達はもう暫くしたら旅立ちますからと

寂しいと感じるのは 強い虚無感
ただ それだけじゃないんだ
誰にも必要とされていない
何の役にも立たない私が残ったから

部屋中に飾ったあなたの笑顔の写真達は
私に笑いなさいと語りかける
永遠をと願った あなたとの時間
強く叱った私の事を思い出して

嫌いにならないで
お願い 嫌いにだけは
ならないで･･･

泣いて  いいよ泣いて
ピンク色の蕾を纏ったソメイヨシノ
大丈夫  大丈夫です
あなたの涙を連れて風に転がりますから

あなたの居ない ひとりぼっちの
この春の儚さに目を伏せて
崩れてしまいそうなこの身体
突き抜けるような空の青が
見てほしそに 私を誘う

2020年11月19日が彼の旅立ちの日。

まだまだ、1人に慣れません。

以前書いた作詞でも少し触れたのですが、初めてお家に来た日の彼は車酔いしてしまい、、、私みたいだな💦って心配しました。
良く似てるんです、2人って。

3ヶ月ワクチンが終わったばかりの4ヶ月目から一緒に居るのですが、お家に来た当日から毎日が彼との小さな戦いの日々でした。

『ケージ飛び越え大会』笑

ミニチュアダックスフンドですし、まだまだ小さかったのに驚くほどの脚力？跳躍力でフェンスを徐々に高くしていく私！そして『飛び越えてみせるぜ！』と挑戦する彼。毎日のように私が彼に敗北する生活でした。

色んな思い出がありますが、沢山怒った事もあり！😓多分、ダックスフンドと生活した経験がある方ならお分かりいただけると思うのですが『自由気まま』過ぎて躾も上手く出来なかったです。そこは反省しなくてはならないですね。

たくさん、叱った事、怒ってないのかなぁ？
って思ったりもするので、今日の作詞に散りばめてみました。

また、時間を見付けて書きますね。
読んで頂きましてありがとうございました。