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正直あの日々はとっくに秋だった
結構長いこと寝ていた気がする。
テレビも付けずにリビングで寝落ちていた。相当疲れていたのだろう。目が覚めると窓の外はとっくに真っ暗になっていて、偶然ついていたキッチンの光が薄ら白く、19時過ぎの暗く広いリビングをぼんやり照らしていた。
なんだか妙にリアルな夢を見た。
部活帰り、下駄箱前、昇降口。薄暗い。
いつもの顔ぶれ、上履きを仕舞う動作、
靴を履き替えても何となく誰も帰ろうとしない雰囲気に、少し
教えてあげない光の具合
昼の光がすきになった。
ああ馬鹿みたく夜などに焦がれることは、もうないだろう。
彼の部屋は暗かった。私の部屋も暗かった。
なのに無機質に浴びた光はどうしても同じに見えなくて、私は眩しくないそれが心地よくて好きだった。
彼らの部屋はあかるい。あたたかい平日午後、
薄暗いというには明るくて、
とても柔らかい日差しをいっぱいに含んでいた。
なんにもない時間だった。
なんでもないことを話して、
き
常識を生かして非常識を殺すか
昔の日記に「常識的に愛されたい」と書いていた。
常識なんてよく知らないし、非常識な面で不満があるわけではないんだけどね。
でも私が変だということに気付いたのなら、そのままもっともっと私のことを見透かして、そのままもっと私を飼い慣らしていてほしい。
許されるための言い訳をいつでも装備して身を守らなければいけないということ。
どれだけ悪にならないよう気をつけたって、それは「善にはなれない」というこ
一般化ってなんなんだろうね
例えば来週の週末には楽しみな予定があったり、何となくカバンに付ける缶バッチが欲しくなったり、普通に友達と遊んで、連絡したい人がいて、勉強もしなきゃな〜部屋も片付けなきゃな〜って思って、ただ幸せな毎日を享受して過ぎる人生に身を任せて嬉しくなるのが怖い。
それはいつかそんな日々が終わるかもしれないからとか、平和ボケするから、とかそういう意味じゃなくて、もうちょっと色んなものに執着していたかったなって話
ニンゲン語は核心を刺せない