旅の変わりに私の五感を起こしてくれる鍵を求めて #100枚で写す夏の日 を終えて
底が見えるくらいの中途半端に高いところと、物凄く早口で喋る人。観たいアニメのない静かな夜に、田舎の暗闇に突然現れる自動販売機。空虚を見つめ続けるうちの猫。
生きている中で怖いものは沢山あるけれど、その中でわたしが最も恐れてることのひとつに、五感が死んでしまうことがある。
何を見ても何をしていても心が目が味覚が触れた指先が、決して熱をおびず、ただただ途方もない時間だけが横たわり、流れていく。
それがもしかしたら「穏やかな日々」なのだと思う日もくるかもしれないし「五感が死んで