シェア
日々が慌ただしくて、ついその存在を忘れて水を換え忘れたりすると、簡単にしおれてしまう。 …
久しぶりに、本当に正直にnoteを書きたいと思う。突然だけど、「旅をしない私に、価値はないん…
お酒を飲んでも酔えなくて、心の中がもやもやするときもあって、でも、その夜を越えたら幸せな…
愛とは何だろう、と、よく考える。 愛のようで愛ではない何か、についても、よく考える。 本…
「強いオンナ」というフレーズ、ここ半年くらいのあいだで目にする機会がぐっと増えたように思…
記憶というものはどうにも扱いにくいもので、思い出したいのにどれだけ頑張っても思い出せない…
「すげー楽しい」 いまにも泣き出しそうな声だった。 女の子はブランコをこいでいて、揺らし過ぎで、そのまま手を離したら青空に消えてしまいそう。 なのに、誰も手を差しのべない。 4人もいるのに。 ブランコのそばに座り込んだ女の子たちは彼女を見上げて、うつむくだけ。 僕は何か声をかけたくて、でもそれはやっぱりできなくて、ゆっくりと歩いていた。大丈夫、そんなには急いでないから。 やがて、彼女たちの悲しみの理由がわかる。 名札だった。 『6ねん1くみ』 制服につけられた名札がそ
最近になって生きるのが前より楽になってきた。 じぶんの宇宙とひとの宇宙を分けて考えられる…
1年前の2018年3月12日のこと。 わたしは死んで、そしてもういちど生まれた。 こう書くとなん…
明後日、僕はこの部屋を出てゆく。大学入学を機に上京し、4年間ここに暮らした。 神田川に流…
昨日こういうnoteを書きました。 移住者仲間のたけさんが開いた生ハムの会。 山に入って猟を…
最近、東京ではクマのプーさん展をやっている。会場には原画がたくさん展示されていて、100エ…
2019年が始まってあっというまに2ヶ月が終わった。平成最後の、と言えるのもあと2ヶ月だ。 そ…
赤、黄色、くすんだブルーに夕焼けみたいなオレンジ。 子どもの瞳に12色のパステルカラーが映り込んでいる。 僕はそこからそうっと一色抜き出して、覚えたての魔法でも試すように紙の上に伸ばしていくんだ。 曇った日の午後だった。 居間のストーブをつけていてもなんだか肌寒くって、僕と2歳の娘は寄り添うようにして画用紙に覆いかぶさってた。 ころんころんと、 12本の色鉛筆が床に転がって、子どもの手がすっと伸びていく。 「おとーさん、さんかくかくのねぇ」 「ほいほい、三角ね」 僕は