うつ病だからこそ気持ちと逆のことをしてみた方がいい理由。私が具体的にやったこと4つ
タイトルは、うつ病4年目の私が、自分を大切にするために気をつけていることです。
ある意味、自戒の意味も込めて書きます。
そもそも、なんで自分はうつ病になったと思いますか?
私は自分を大事にしてなかったことが原因だと思います。
自分を大事にしていないっていうのは、多分こういうことです。
自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先する
自分の気持ちを抑え込む、我慢する
周りの目を気にして生活する
全部、私に当てはまります。笑
過去の私は、自分のしたいことを選択できませんでした。
なるべく周りに役に立てるようにとか、この人はこういう返事をしたほうが心地いいだろうな、と考えていました。(とはいえ、相手のしたいこと、周りのしたいことに完璧に答えられてたとは思いませんが。)
私は毒親に育てられたのですが、機嫌がコロコロ変わるタイプの親だったので、相手の機嫌を日々伺いながら生活してたんですね。なので、今も癖で思わずそういう行動を取りがちです。
なので、癖がある、ことを自覚して反対のことをやるようにしています。
具体的にはこんなことです。
相手の気持ちを考えすぎてる可能性があるから、あえて自分の気持ちを優先してみる
自分で自分の責任を抱えすぎてる可能性があるから、認識を変えて相談してみる
誰もそこまで自分のことを意識していないから思い切って手を抜いてみる
上記の全部をやって少しでも嫌悪感を示された環境は手放す
ちょっとずつ詳細を書きます。
相手の気持ちを考えすぎてる可能性があるから、あえて自分の気持ちを優先してみる
これは言葉通りですが、毒親育ちの人や、うつ病の人はおそらく相手の気持ちを汲み取ろうとしすぎてる可能性があるのでは?と思っています。
なので、もし「あぁ、この人はこう考えるだろうからこう返事しよう」と思ってしまったら、「私はどう思っているんだろう」と考える癖をつけてみてもいいかもしれません。
最初から相手に自分の気持ちをぜんぶ伝えるのはかなり勇気のいることなので、一度立ち止まって考える、というアクションだけでもとってみてもいい気がします。
自分で自分の責任を抱えすぎてる可能性があるから、認識を変えて相談してみる
例えば仕事で休んで大丈夫かな?みんなに迷惑かけないかな?と思うとき、あると思います。
めちゃくちゃどちゃくそわかります。
私もそう思います。
ただ、実際は私が休んで、会社がなくなることは絶対ありません。そして、そんな会社の場合、とっくに倒産しています。
また、それは不測の事態を予測し得なかった会社の責任であって、私の責任ではないのです。
物騒なことを言いますが、いつどこで誰が急に病気になるか?事故にあうか?なんで予想できないのです。
なので、思い込んでいる責任がもしあるとしたら手放しも考えてみましょう。
誰もそこまで自分のことを意識していないから思い切って手を抜いてみる
これも私が衝撃を受けたエピソードがあるので紹介します。私みたいなもんが、当時考えられないような大手の広告代理店に派遣社員として採用されたんですね。
私は、大手で有名だし優秀な人しかいないだろうから、すごく頑張らねばならないと思い、プレッシャーを感じて、鬼のように働いていました。
ただ、ある日他の派遣社員の人たちと話す場面があって衝撃だったのですが、まじで仕事してないんです。
仕事してないというのは、ちょっと語弊がありますが、たとえばこんな感じです。
業務時間中チャットしまくる
業務時間中SNS見まくる
さらにそんな状態で残業しまくる
私はそれを聞いて衝撃を受けました。え!?!そんな雑でいいの…?と。
そんな雑でも仕事って回るんですね。
みんな意外と手を抜いてるんです。それで高時給もらっているんです。
だから、たぶん私たちうつ病の人たちの手を抜くの認識なんて、ミジンコ程度の抗いだと思うんです。
なので、しんどい日だけでも、手を抜く自分を許してあげましょう。誰も真面目なあなたを責めないはずです。
上記の全部をやって少しでも嫌悪感を示された環境は手放す
多分、個人的にはこれが一番重要だと思っています。
今までの3つをやって嫌悪感を示してきたり、怒ってくるような人がいるならその人と縁を切りましょう。もしくは、その環境から距離を起きましょう。
なぜなら、私たちは心が壊れるまで真面目に生きています。うつ病になるということは、目の前の問題に、周りの人よりも真正面に付き合ってすでに苦労していると捉えて良いと思います。
そもそも人よりも誠実に環境に向き合っているのに、少し手を抜いただけで怒ってくる人がいたとしたらそれは鬼畜の所業です。
完璧な人なんていません。しんどい日があるのは当たり前だし、毎日100%のパフォーマンスを出し続けられる人なんていないです。
なので、「頑張ってて真面目で誠実な自分」しか受け入れてくれない環境なんかさっさと手放しましょう。
以上です。
私たちは、もっと楽して最高に幸せになっていいんです。そして、楽してる自分を、何をしてる自分も、「最高」と言ってくれる環境は絶対にあります。
なので、うんこな環境は速攻手放しましょうというお話でした。🙄