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一度手放した憧れと出会い直して、「仕事が好きな自分」を思い出した
最近、夏生さえりさんの本を読んだ。
やっぱり好きな文章だと思ったし、この本が発刊された時にすぐに読みたかったと思った。
夏生さえりさんの@N908Sa 「今日は、自分を甘やかす」 #読了
— なつみ|"自分になる"を探求するひと🗺️ (@__natsuaki) February 12, 2024
「頑張らなきゃ」に縛られすぎてボロボロだった数年前の自分に読ませたい…🍵
今を愛することが未来に繋がる。未来への不安に縛られすぎずに、"今"を愛してみよう〜#手書き読書ログ pic.twitter.com/B54itdbZsz
憧れ
「やっぱり」というのも、夏生さんのことは元々知っていたから。夏生さんを知ったのは21〜22歳の頃(もう8年くらい前だ)で、Twitterのアカウントをフォローしていた。たまたまタイムラインに流れてきたツイートを見て、そこからフォローした気がする。夏生さんの書く文章が好きだった。
当時は、夏生さん以外にも、ライターやコピーライター、フリーランスで働いている人を、何人かフォローしていた。
憧れだったと思う。
「楽しそうな仕事だな」とか、「こんな表現ができるのすてきだな」とか、「こんなふうに仕事ができたら良いな」とか思っていた。全く違う仕事をしていたけれど、生き生きと仕事をしている姿に憧れていた。
挫折
20代の半ばでなかなか大きめの挫折をした。好きな仕事をしていたはずだったけど手放して、私の中の「仕事」は全く違うものになってしまった。
挫折するまでの私にとって、仕事をすることは生きることで、仕事が充実していない人生なんてあり得なかった。楽しくて、熱くなれて、もはや人生。
だけど、仕事は「ただ生きるために必要なお金を稼ぐだけのもの」になってしまった。
その頃、憧れていた人たちのTwitterのフォローを外した。生き生きと仕事をする姿は、挫折した自分には眩しすぎて、憧れていた分、自分の現状との対比が辛くて見ていられなかった。
仕事には、充実や熱さなんて求めないようになった。与えられた役割はやってきたつもり。だけど、それ以上でもそれ以下でもない。向上心もないけど、完全にやる気がないやつにもなりたくない。そんな中途半端でふわふわした自分が本当に嫌だった。
この期間のことを、私は「人生の暗黒期」と呼んでいる。
出会い直し
そんな人生の暗黒期から抜け出したくて、キャリアスクールやコーチングスクールに入った。
新しい世界観に触れたり、スキルを学ぶ中で、昔憧れている人とまた出会った。過去にTwitterでフォローしていた人がスクールのオンライン講座の講師だったり、トークイベントに登壇していたり、同じスクールの受講生だったり。
こうやって出会い直してみて、私が惹かれるものは昔から変わっていなくて、繋がっていたんだなと思う。あの頃は眩しすぎて見ることすら辛くなってしまったけど、今はそんなことはない。憧れていた人たちからまた色んなものを吸収できることが、新鮮だし、楽しいし、嬉しい。
憧れや惹かれる気持ち、自分の理想に、改めて向き合えるようになったとも言えるのかもしれない。出会い直せて良かった。
こう思える自分の変化も嬉しいと思える。
🕰️
そういえば、この間「なっちゃんて、仕事好きだよね」と言われた。「仕事が好きです!」って話をしていたわけではなかったからびっくりしたけど、そうだ、私は仕事が好きな人だった。
ここ1年で私に起こっていることは、変化というよりも「出会い直し」のような気がする。好きだったものや人との出会い直しでもあるけれど、元々いたけどどこかにいってしまっていた自分との出会い直し。
この出会い直しを楽しんでみたいし、ずっとある自分の中にある憧れを、今度は叶えてみたい。
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