お知らせ
この度、議論メシ編集部の貝野綾さん、山本真紀子さんと共に「生きづらい貴方にわたしから生きづらさを減らす提案をします」という本を執筆し、そちらが出版されることになりました。
この世の中には「障害」というものがあり、当事者やその周りの人、何となく知っている人、なんの理解もない人がいるような気がします。
その全員が知らないことが、この本には載っているはずです。
まず、貝野綾さんが障害にはどのような種類があり、この国では障害を持っているとどんな支援制度を受けることができ、どうすれば生きやすく生活できるかを分かりやすく説明してくださり、
次に、聴覚障害という身体障害を持つ山本真紀子さんが自身のブログのエッセイからどのような生い立ちや成長をしてきたのか、また「生きている価値」というテーマとこれからしていきたいことについてをこの本のために執筆したもののあと、
双極性障害、発達障害(ADHD、ASD)、境界性パーソナリティ障害を持った精神障害者のわたくし黒川陽がこのnoteに綴った独り言やエッセイ、また精神障害者と障害を持たない人間の相互の歩み寄りに関することをこの本のために執筆したもの、
最後に貝野綾さんが星野源さんのあの曲の歌詞を通じて、考えることをまとめてくださっています。
先にも述べた通り、当事者やその周りの人間でも知らない支援制度のことも載っていると思うので、読んで損はないと思います。
実際にわたしも知らないことが載っていました。
また、同じような苦しみを感じている方に山本真紀子さんやわたしのパートを読んで少しでも共感していただき、決してひとりではないということを感じていただきたいです。
自分には関係ないと思っている方にも、これを機に「障害」とは何かを考えていただき、こんな人間やそれらを支える支援制度があるのだとふんわりでいいので知っていただきたいです。
なぜか?
今は関係なくてもいつ自分が当事者になるか、いつ自分の大切な人が当事者になるか、いつ自分が当事者と関わることになるか分からないからです。
わたしは今までに障害者と触れ合ったことのない方に自分の疾患や病気、なぜ普通の仕事をしていないのか、就労継続支援B型とは何か、どういう仕事をしているのかを説明するのにとても苦労します。
そしてその苦労の後に来るのが大なり小なりの偏見の目です。
「障害者だからって甘えるな」?
冗談じゃないです。
こんな話を聞いたことがあります。
「労働者何人かにそれぞれ10kgの荷物を持たせるのは平等か?」
わたしは違うと思います。
それぞれのキャパシティがあり、その10kgの荷物を軽々持ち上げられる人、そうでない人、ギリギリ持ち上げられる人、色々な人間がいるのです。
障害を持っていても、一生懸命その人なりの精一杯を生きている人間がいます。
でもそれは、障害を持っていない人間でも同じだと思うのです。
人それぞれの得意、不得意があって、人それぞれの頑張れる値もある。
わたしはそれを理解したし、皆さんに知ってほしいと思っています。
この本を通じて、障害に興味を持ったり、障害に対して何かを感じたりする方が増えればいいなあと願うばかりです。
「生きづらい貴方にわたしから生きづらさを減らす提案をします」
電子書籍版: 5月中旬発売、548円(税込)
紙版書籍: 5/31発売、2,486円(税込)
※出版後、この本のAmazonレビューを書いてくださる方にはわたしからこの本全ページのPDFファイルをメールにて無料でお送り致します。
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h.yanagihara0213@gmail.com
Twitter→@__Kuro0213(note連携済み)
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