賀鷺GARO

フィクションでありノンフィクション。

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最近の記事

好きと言わないと死ぬ説

恋愛って、本当に面倒くさい。最初は軽い気持ちで「まあ、誰かとおしゃべりしてみようかな」とか思ってたのに、気づけば無駄に深く考えてしまってる。なんで返信ひとつがこんなにも重いんだろう。送るのか、送らないのか。送ったら変に思われるんじゃないか、と思うと心臓がバクバクする。まるでこの一言が自分の運命を決めるみたいなプレッシャーを感じるわけ。実際、運命なんて何も決まらないのに、ね。 タイムラインを見てると、あれ?他の誰かと絡んでる?ああ、そう、フォロワーの数が増えるたびに、まるで自

    • 11/22 夢見がち、才能ナシ

      私は、かつて、ある夢を抱いていた。それは、本を出すこと。みんなが「大きくなったら何になりたい?」って聞かれると、「ケーキ屋さん」とか「仮面ライダー」とか言ってる中で、私だけは心の中で「本を出す」と思っていたわけよ。でもまあ、当時の私は「本」なんて何だかよく分かってなかったけど、言ってみたかったんだろうね、きっと。だって、聞こえがいいじゃん。 だが、私の思いは次第に冷めていった。いや、冷めたっていうより、諦めたという方が正しい。だってさ、考えてみ?才能って何よ。すごい人はすぐ

      • ひきこもりライフ⭐︎

        特に良いこともなく、悪いことも少しだけ。時には何もなかったりする。そんなこんなで、何か書こうと思ったけど、何も思いつかないからとりあえずキーボードを叩いてみる。なんとなく書かなきゃ気が済まない感じ、これが人間というものなのか?それともただの暇つぶしか。まあ、書いてるうちに何か出てくるだろうと思って。いつもそうだ、考えてから書くわけでもないし。 最近は毎日引きこもり、家から一歩も出ない日々。おかげで外の空気を吸うのがちょっと怖いくらい。誰にも会わないし、やることもないし、夜に

        • 人間やめてもいいですか。

          人間でいるのが、なんだかしっくりこない。といっても、別に「猫になりたい!」とか「妖怪がいい!」ってわけじゃない。もうちょっとこう…「限りなく人間に近いけど人間じゃない」みたいな感じがいいわけで、言ってしまえば「ギリギリ人間じゃない不思議な存在」に憧れてるのだ。わかってもらえるだろうか、この微妙なニュアンス。 そこでまず、手始めに耳に穴を開けてみた。うん、ちょっと人間から外れた気がした。だけど、親には即効バレて怒られた。「そんなんしないで普通に勉強しなさい!」って、こっちは人

          みんなゴミ。

          世の中には「男は〜」とか「女は〜」とか言ってる人がよくいるけど、あれって映画の悪役が「世界征服」って語ってるシーンみたいなもんだよね。真面目な顔して言ってるけど、誰も興味ないし、拍手すらない。SNSの中で「正義」みたいなのを振りかざして、まるで自分が世界の中心にでもいるかのように振る舞ってるけど、その姿、滑稽すぎる。まるで宿題を終えたばかりの子供が「俺、超天才!」って叫んでるみたいなもんだよ。 結局、男も女も、その他の人も、みんな「同じ穴のムジナ」だって気づかないとダメだよ

          みんなゴミ。

          荒波

          本が好きだ。いや、むしろその存在に憑りつかれていると言ったほうが正確かもしれない。書店で本を手に取ると、紙の香りが漂って、うっとりするあまり、まるで新しい恋人を迎え入れる気分になるのだ。びっしりと並ぶ活字の群れは私にささやきかけるようで、背筋をゾクゾクさせる。でも、いざページを開き、読み始めようとすると…文字が波打ちはじめる。そう、まるで私に読まれることに抵抗しているかのように。 「落ち着け、自分」と言い聞かせて深呼吸してみても、文字たちはいっそう活発に踊りだし、私を突き放

          江戸川乱歩に憧れ、キーボードを叩き始めたが、彼の世界を手繰り寄せるには無力な私。怪奇と狂気の深淵に踏み入れる覚悟も経験も足りぬが、少しでも近づきたくて、言葉を綴り続ける。いつか彼の背中に触れられる日を信じて。

          江戸川乱歩に憧れ、キーボードを叩き始めたが、彼の世界を手繰り寄せるには無力な私。怪奇と狂気の深淵に踏み入れる覚悟も経験も足りぬが、少しでも近づきたくて、言葉を綴り続ける。いつか彼の背中に触れられる日を信じて。

          11/3 死にたい夜

          この時間、何かが私を締め付けている。頭の中で「死にたい」という言葉がくるくると回って、まるで迷路の中をさまよっているみたいに、どこにも出口が見えない。何も考えられなくなる。頭が重く、心が締め付けられる。これが孤独の感触なのか、それとも自分自身を見失うことの痛みなのか。どちらにしても、今はただこの文を打ち込むことで、少しでも自分を保ちたいと思っている。 突然、気持ちが襲ってくる。この感覚はまるで高い波が押し寄せるようだ。波は冷たく、押し寄せては引いていくが、私はその波に飲み込

          11/3 死にたい夜

          かわいいに悩む全ての女の子達へ

          ねぇ、私も本当はすごく「かわいい」って言葉に悩んでるの。周りを見渡せば、まるで何もしなくても「かわいい」が溢れ出ているあの子たち。彼女たちの横で、自分はメイクに何時間もかけたり、服を何度も選び直したりしても、どうしても自分の「かわいい」を見つけられない。鏡の前で自分を見つめるたびに、「どうしてこんなに頑張っているのに、私はかわいくなれないの?」って思ってしまうの。 心の奥底には、いつも劣等感が渦巻いている。友達の何気ない一言が、私の心を突き刺すこともある。「あの子、ほんとに

          かわいいに悩む全ての女の子達へ

          空っぽの武器

          「あなたの長所は?」なんて聞かれると、正直、「いや、こっちが聞きたいわ」って思うんだよね。毎回用意してる、面接向けの優等生回答を並べてしのいでるけど、内心は未知の生物と戦うような気持ちだ。自分の良いところとか好きなところ?うーん…どこだろう?昔から自分の「推しポイント」を見つけるのが下手でさ。器用貧乏だけど、貧乏すぎて何も極められないタイプっていうか。どんなにがんばってもスライムくらいの経験値しか貯まらない。 で、「もう外見で勝負するしかないか!」って一念発起。髪型にメイク

          空っぽの武器

          風が冷たい理由

          昔の私って、本当に屋上に行くだけでも冒険だった。階段を上るたびに、心臓がパタパタ騒いで、まるで「今すぐ逃げろ!」って全身でアラーム鳴らしてるみたいでさ。でも今の私は違う。扉なんか軽々と開けて、冷たい風を「はいはい、こんにちは」って感じで受け流してる。成長したんだろうか? いや、多分、鈍くなっただけだな。恐怖も痛みも、どこかに置き忘れてきちゃったんだと思う。 それにしても、「死」って何なんだろうね。昔はとにかく恐ろしい存在だったはずなのに、今じゃ毎日ちょっとずつ「お疲れさま~

          風が冷たい理由

          10/30 終わりの選択

          「人身事故」という言葉がTwitterのトレンドに上がるたび、周りは「またかよ」「電車が遅れるじゃないか」と騒いでいる。その一方で、私は静かに「終わり」を見つめている。彼らが愚痴をつぶやいている背後で、私はむしろ「その終わり」という選択がどれだけ難しいかを考えてしまうのだ。彼らが「なんで電車止めんだよ!」と嘆くたび、「むしろ電車より人生のほうがずっと遅延してる」と自分を苦笑いで納得させてしまう。 死にたがりの自分にとって、実際にその一歩を踏み出した人たちは、どこか憧れすら感

          10/30 終わりの選択

          無駄な1日

          冷たい空気が部屋に入り込み、薄暗い光がカーテンの隙間から洩れ込む。鏡を見ると、ぼんやりした自分が映っていて、「またか」と思う。毎日が同じことの繰り返しだ。どうせ、鏡の向こう側には私が期待した「幸せな自分」なんて映ってない。 薬の瓶を取り出して、サクッと蓋を開ける。「今日も飲むか」と思いながら、薬を飲み込む。苦さが喉に広がって、「これでまた夢の中へ」とちょっと期待する。夢の中では、少なくとも現実から逃げられるから。でも、目が覚めると、現実の“ループ・オブ・ザ・デッド”が待って

          自己紹介

          ふとした瞬間に、「ブログやりたい!」って思った私、駕鷺(ガロ)。名前の由来?特にないけど、月刊漫画ガロを見て思いついた。なんか、気分って大事だよね。何事も直感でいこうと思った次第。 12月3日、この世に生誕。その時から方向音痴だったらしく、母は「この子、絶対に地図を読めない」と確信したらしい。幼稚園時代は特に面白いこともなく、平凡な小学校生活を送っていた。だが、小学校5年生で「闇堕ち」し、リストカッターに進化。小6で不登校になって、自傷行為が特技として定着。おかげで「死にた