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直治
2024年5月4日 20:26
私には詩というものがわからない。知ろうとも思わない。「詩とは言葉の束である」と誰かが言っていた。たしかに不思議なものだ。言葉には結束という作用がある。彼が放つちいさな言葉があるとする。彼はそこにもうひとつのちいさな言葉を放つ。彼の言葉は手と手を繋ぐ。手を繋いだ言葉は強大である。その場の空気を一変させる。聞き手の「今」を変える。大袈裟ではなく、その世界を変えてしまう。耳から吸収された言葉という振
2023年6月9日 20:51
「此処に行きたい」そんなふうに思ったときはなるべく素直に行くようにしている。現実的に行ける場所や時間帯であれば、私はすぐに車のエンジンをかける。先日のこと。「古本屋に行きたい」私は強くそう思った。古本屋なんてよく行くし、毎日でも行きたいと思っているのに。しかしなぜか、この日はいつも以上に強くそう思ったのである。言葉にすると簡単なのだが、焦燥感にも近い「これ」はなかなか厄介なのだ。Aのことを考え
2023年6月7日 13:31
noteを始めた。以前アカウントは作ったことあるが、まるで活動していなかった。スタエフ(stand.fm)作品で『わたしはかきたい』を発表したのだから、少しはみなさんの前で「書いてみやがれ」の精神で新しいアカウントを作ってみたのである。早速問題が発生した。使い方がわからないのだ。お手上げである。少しずつみなさんの記事を読ませてもらっているがよくまとまっている。こざっぱりとしている。魅せている。主