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仕事のコツは自分を大切にすること
さてさて、まーた4月がやってきてしまったということで、軽く自分の社会人生活を振り返りながら、表題の「仕事のコツ」について書いていきたいと思います。
実は社会人1年目から2年目、2年目から3年目になる時に必ずこういう感じのnoteを書いているのですが、今回はちょうどいい感じのお題が開催されていたので乗っかりました。
では、よろしくお願いします。
仕事のコツとは。
このお題について様々な経歴を持つ方が記事を投稿しているかと思います。
一昨年、社会人2年目になる頃の私は精神的に限界だったので、春から社会人1年目になる方に向けて言いながら愚痴を吐いていました。
ですが、正直に言って社会人1年目を迎える方には社会人ウン十年の方の意見よりまだ歳の近い自分の意見の方が役立つと思ってもいました(今も思っています)。だからこそそのような記事を投稿した、というような形になります。
きっと私よりもはるか先輩の皆様が「優先順位をつける」とか「メモを取る」とか「疑問は1人で抱え込まず質問・相談する」みたいなことはアドバイスくださると思いますので、
私は、いわゆるZ世代と呼ばれる(揶揄される?)世代だからこそのアドバイスをしたいと思います。
私が思う仕事のコツ、というより社会人になっても大切にしてほしいことは
「自分のことを1番大切にしてほしい」
ということです。これにつきます。
私はPDCAだとか自己研鑽だとか、風通しの良い社風とか、そういう言葉が嫌いです。
社会人2年目でこういう言葉のオールスターズを取り揃えていた前の会社を病んで休職した挙句辞めた私。昔の人ほど使いたがるこの言葉になんの意味があるのか、未だに分かりません。
仕事は人生の全てじゃない。生きるために必要なだけ。
これはきっと「Z世代(笑)」と大人(笑)の皆様から一括りにされる私たちにしかない感性かもしれません。
今いる会社も「風通しの良い社風」とかいう実現不可能な言葉を掲げていて、昔の人ほど「仕事は楽しくやるものだ」という考えなのでまあこれはしゃあないよなと思っています。
仕事は所詮仕事です。
その仕事を担える人なんていっっっっくらでもいます。どこも人手不足なので「あなたにしかできない!」みたいに言われることも多々ありますが、あなたにしかできないのではないし、あなたがいなければ困るとかそういうわけでもない。あれは人手不足を招いている会社の責任をこちらにも押し付けようとしているだけです。
休みたい時は休め、辞めたい時は辞めろ、病んでからでは遅い。
あなたと同じ働きをできる人はたくさんいますが、「あなた」は1人しかいません。
前職では必ず1時間〜1時間半(たまに2時間)の付き合い残業がありました。
定時を過ぎていてやることがないなら帰ればいいのに、律儀に「なにかやることはありますか?」と聞いて、「帰っていいよ」と言われないと帰れないと思っていた私。今考えればおかしい。今の職場では定時になって自分の仕事が終わっていれば帰っています普通に。
ただ、こういうことはそこらじゅうに蔓延っています。
こういうことに疑問を持たず「そういうものか」で進んで行った結果、オーバーワークだったりパワハラだったりで精神を病んでいってしまう。
とはいえ、具体的にどうしたらよいのか。
私もまだ模索中ですが現時点で考えた対策を列挙します。
まず、要領よく仕事し過ぎない、ということです。
私は基本もう無駄な残業をしたくないため全てちゃっちゃか片付けたいタイプなので、要領よく終わらせる方法を色々考えて行動しています。
もちろん大事。繁忙期はこの能力がないと乗り越えられませんし、社会人として必要なスキルに間違いはありません。
ですが仕事は仕事ができる人に集中します。要領がいい・仕事が早い=仕事ができる、というわけでもないのですし、私自身仕事ができるタイプかと言われるとかなり怪しいです。
とはいえ周りを見ていると仕事ができる人に仕事は集中していますし、もし仕事ができないのに要領がいいだけで仕事できる認定されたら大変です。捌けない量の仕事が来て泣くことになります。
繁忙期はしっかり動く必要がありますし、助け合いが必要な時だってあります。臨機応変に対応しなければならないのでちょっと難しいなと思いますが、その辺の匙加減は社会に出てから嫌でも学ぶことになると思います。そもそも、最初は助けられてばかりだからね。
次に、自分自身のキャパを知ること、これが大事です。
キャパというのはまあなんでもよくて。例えば残業時間、私の場合はダラダラ長いことやっていても意味がないので本来の時間から延長しても集中力がある程度持つ時間と業務にかかる時間や期限を秤にかけて、今日は少し残業して明日終わらせられればいいかなとか、絶対今日やり切った方がいいからいつもよりは残るか…など事前に頭の中でざっくり計算するなどしています。
それは私が前職の経験上、2時間近い残業をすると1人でイライラしていたのが原因で(時間の長さよりも意味のない付き合い残業だからというのが大きな要因だと思いますが)、おそらく1時間そこらがいちばん集中力の限界と仕事のスピード感がマッチするなあと思っているからです。
私は仕事のことを人生のオマケ、というか、学校の勉強でいう苦手科目的な位置だと思っているのでなるべくやりたくありません。理系に進むわけじゃないんだから数2Bまでとりあえずやればいい、みたいなそういう感覚。だから必死に働くこともしない、でも平均点以下は取りたくないからある程度はやんなきゃみたいな、そんな感じです。そして、たまに平均点以下になっても次必ず同じミスはせず巻き返せば問題ないと私は思います。あ、赤点は取っちゃダメ。
残業時間、と具体的な例を出しましたが、それこそ業務量だったり精神的な余裕だったり…キャパと言ってもいろいろあります。
そしてキャパを理解していないとどうなるか。精神的に疲れが溜まったまま仕事をし続けいつか壊れてしまう、なんてことが起こる可能性が浮上してしまうわけです。このような最悪な事態になる前に、どうか自分と向き合ってあげてください。
最後に。
私の記事もそうですが、仕事に関するアドバイスやら経験談やらなんやらに出会った時、覚えていて欲しいことがあります。
それは自分の人生の責任は自分にしか取れない、ということです。
私含め「辞めたいなら辞めればいい」とか、反対に「3年は続けろ」という人がこのお題の記事にも現実にもわんさかいるかと思います。
しかし、私たちはあなた達の親でも友達でもありません。たまたま先に社会人になっただけの人たちです。
どの選択肢があなたにとって最良か、なんて分かりません。だから無責任にそういう言葉を並べるしかないのです。
私だって休職して転職して…という経験をしていますが、正直今の会社にも長くいるつもりはありません。ウン十年も同じ会社で働くメリットをまだ全く感じていないからでしょうかね。
考えなしに辞めて無職期間に辛くなってしまったり、次になかなか進めなくてどんどん後ろ向きになってしまったり…そういう可能性もあります。
例えばあなたが仕事を辞めたいのなら「辞めたい」「辞めました」という記事だけではなく「辞めてからこうしました」「辞めようと思った時にこう考えて踏みとどまりました」みたいな意見も読むと、より悔いの残らない選択ができるのではないかと私は思います。
「あなた」は1人しかいません、と前述しておりましたが、1人しかいないということは責任を取れるのもあなた1人だということです。
自分の人生の主役であり、最高責任者である自分自身が1番後悔なく楽しく自分らしく生きていける方法を、私自身もまだまだ模索しています。
どうか、思い詰めずに自分を大切に、何より無理せずに、お互い大人を楽しみましょう。
ここまで、お読みいただきましたこと感謝申し上げます。