【短歌】ささやかな会話を反芻して過ごす逢えない夜は牛となるらむ
たまには短歌らしい短歌を。
短歌を始めたきっかけは、ご多分に漏れず俵万智さんの『サラダ記念日』です。
今でも彼女を師と思っていますし、彼女に倣って31音という基本形を守って詠むのを第一条件に考えています。
一番好きな歌人は枡野浩一さん。
わたしの短歌の90パーセントは彼に影響を受けた完全口語のかんたん短歌です。
で、現在推量の「らむ」ですけど。
大学受験はしてないし、もちろん受験勉強もしていない、古文が好きだったわけでもないのになぜかフツーに出てきた「なるらむ」。
なんでしょうね。高校の授業って結構人生に影響してるんでしょうかね。
次回はこの作品から派生した、現在推量「らむ」を使った短歌をアップします。