低空飛行をマネジメントできる人が成功する話
突然ですが、先日こちら↓の動画を見てて、なるほどなと思いました。
水道橋博士とタレントの宮崎哲弥さんがホストを務める、『博士の~』シリーズに『元管理人が語る2ちゃんねるのウラ』として、当時32歳の西村博之さんが登場した回です。
放送(配信)されたのが、2009年の10月、11月ということで今から約9年前ですね。
この『博士の~』シリーズは結構面白いし、ためになることが多いので結構見てます。
で、何がなるほどかというとひろゆきさんが話していた「如何に低空飛行するかなんですよね~w」っていう言葉と、2018年現在に見るインターネットメディアの在り方を比べた時になるほど~と思ったんです。
動画を見て頂くと分かると思うんですけど、2009年当時はまだまだSNSが今ほどメジャーではなく、やってる人はツイッターをやってる感じだったと思います。
博士もツイッターの何が面白いのか分からないって話してたり、ひろゆきさんも「トゥイッター」って発音してますしね。
っていうかiPhoneもまだ出て間もない位ですよね?iPhone3Gとか。。。
自分が今の会社に入った年だし、なんか懐かしいですね。
で、話がずれましたが、ひろゆきさんって凄いなって思ったんです。
今でこそ約7000万人が会員登録してて、そのうちの約200万人がプレミアム会員に登録しているニコニコ動画ですが、当時はプレミアム会員も約50万人で会員数も約1400万人ほど。
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の平均ユーザーの年齢層が30代後半であることや、ニコニコ動画は逆に若い人20代前半が多いという点から、コミュニケーションが簡単にもっと感情を共有する方向に変わっていくことを話しています。
いずれは写真に一言コメントを添えるだけのメディアが登場することも話しています。
これって、Instagramじゃん。
でも、ここまでならきっと当時から予測している人はいました。
実際にInstagramとかsnapchatとかを作っていたわけですからね。
それで、自分が注目したのは、ひろゆきさんの先見の明も凄いと思うのですが、ニコニコ動画が上記のような会員数でありながら当時まだまだ赤字だったことに触れている点です。
他にも、2013年には閉鎖されてしまいましたが、247ミュージックというが音楽関連企業を買って運営する中で、如何にコストを安くして維持するかについて話しています。
主に247ミュージックでの話でしたが、インディーズ・レーベルが新人バンドを探すのに対して、インターネット上で活動しているミュージシャンをレーベルとつなげるということをしていたそうです。
ただ、元々は丸山茂雄さんという方が運営されていたみたいですが、存続が難しくなった所をひろゆきさんがヤフオクで買った後、サーバー代だけで月に約1000万円ほどかかっていたものを約2万円までコストダウンさせたそうです。
それもこれも一発当たるには時間がかかるから、如何に低空飛行をするかがポイントだとひろゆきさんは話しています。
元々管理人をしていた2ちゃんねる自体も、対した技術ではなくて周りが誰もやらなくなったから残っただけとも話しています。
このことから見えてくるポイントは2つ。
・低空飛行を続ける
・コミュニケーションの在り方に注目する
2ちゃんねるについてもニコニコ動画にしても(247ミュージックは閉鎖しましたが)、低空飛行を続けてきたからこそ、じわりじわりと規模が大きくなっていきました。
もう一つは、2ちゃんねるにしても、ニコニコ動画にしてもコミュニケーションの為のツールとして存在しています。
しかし、当時はそうしたたくさんの人がネット上で集まれる場がありませんでした。
で、ひろゆきさんはコミュニケーションの場が無ければ場を作ることをしてきました。
2ちゃんねるであれば、書き込みができる場を作り、ニコニコ動画であれば誰かと動画見て自分の感想を共有できるように動画にコメントを入れられるようにしたりって感じです。
コミュニケーションっていうのは、人がいる限り必ず存在するものです。
人と人とのコミュニケーションをつなげるものは、ひろゆきさんが作ってきたようなインターネット上の『場(プラットフォーム)』などをイメージしがちですが、言い方を変えればツールはなんでも良いわけです。
人と人をつないでいコミュニケーションをするツールは現在はSNSという形でたくさん存在しますが、実際は繋がった後にモノ・コト(情報)を介してそのモノ・コトへの感想(意味)を共感しあっています。
2ちゃんねるなら、例えばアイドルという情報についてどう思うか?俺はこう思うという感想を共有します。
ニコニコ動画でも『歌ってみた』などは、音楽を介して感想を共有しています。
このnoteにしたって、自分が思っていることや伝えたいことを文字にして、共有しているわけです。
プラットフォームは時代の変化と共に大きく変わってきます。
今後はもっと動画が増えるでしょうし、VRやARと言ったものから、オリィ研究所の吉藤さんのようにロボットを介してコミュニケーションを取るなど、プラットフォームの在り方は変化すると思います。
このプラットフォーム作りを目指すのも一つの手段ですが、新しいプラットフォームが出来たとしても、人と人を繋ぐものはモノ・コトであるという点です。
そのモノ・コトには必ず嬉しい・楽しい・スッキリ・すごいだろ!とか、そうした情動が紐付いてます。
その紐付いた情動を共感し合うという構図が変わらないとなれば、いかに自分がそうした思いが込められるモノ・コトを持っておくかが大切になると思いました。
簡単に言えば、趣味ですね。
最初から一言「趣味」って言えばいいのに、わざわざ遠回りしてすみません。
ただ、趣味だけじゃなくて、社会貢献とか健康だってそうしたモノ・コトに含まれているからという事でお許しください。
これから技術が進歩してどんどん新しいプラットフォームはできます。
個人的には、攻殻機動隊のような電脳の世界のようなものが出来たら、面白そうだなと思いました。
ただ、いずれにしてもプラットフォームを作るにしても、モノ・コトを共感・共有するにも、ピタっと合うまで如何に低空飛行を続けるかも大きなポイントです。
現在は仕事を中心に如何にマッチングさせるか?を上手にできているプラットフォームほど成長していると思います。
そこには、モノ・コトを共有することに価値があると思われているからです。
効率さや正確性も大切ですけど、少しファジーな部分があっても良いと思います。
ちなみに、コーチング視点でこのモノ・コトを繋ぐプラットフォームについて考えてみると、一つ言えるのは抽象度を合わせるということでしょうか。
コーチとクライアントの抽象度を合わせるからこそ、ゴールの臨場感を高めることができてエフィカシーが上がるわけですから。
ポイントは、ゴール・臨場感・抽象度になりますね。
この話については、別の機会に改めて。。。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
PRと予告
前回の記事の最後にも、PRと予告ということで、新しいプログラムについて少しだけご紹介させていただきました。
今回もこの新しいコーチングプログラムについて、ご紹介させてください。
コーチングプログラムというよりも、ゴール達成プログラムという方がしっくりしますね。
さらに言えば、今回の記事のタイトルにもある『低空飛行』にも関係しています。
新しいプログラムの目的は、あくまでもゴールを達成をサポートするというものですが、如何に低空飛行をマネジメントするか?もポイントにおいています。
ゴールを達成するには、『ゴール達成するエフィカシーのレベルにあるコンフォートゾーンの臨場感を上げること』にあります。
前回もお伝えしたように、このコンフォートゾーンをずらすことについては、体感を伴います。
どんな体感かと言えば、趣味を楽しむ時のような感覚です。
その事についてはコチラ↓が参考になります。
『バランス良く趣味を楽しむ人が成功する訳~趣味の見方が変わる話~』
とはいえ、これらを仕事や社会貢献やお金を稼ぐことなんかに応用するのには、少し時間がかかるわけです。
でも大切なことは、如何にその体感がしっくりくるまで続けるかということです。
世の中色々な人から夢を語れば「現実見ろよ」と言われたり、年齢を重ねるにつれて「自分もそろそろ現実見るか」と思ったり、結婚や出産を機に目標としていたものを一旦忘れるなどなど。
自分自身がゴール達成向かっていた状態から、一度着陸が必要になる場合があると思います。
それでも、実は着陸したように見えて、数ミリでも低空飛行をし続けられているなら。
もしあなたがパイロットだとするなら、操縦桿さえ握っていられるなら、すぐにでも飛び立ってゴールを達成することはできます。
大切なことは周囲が見たら止まっているようでも、継続することです。
ただ、その継続が難しいと思うのも分かります。
なぜなら、もう着陸しちゃったと思い込んで、再び離陸することへのエネルギーやまた離陸してもどうせ途中で着陸しちゃうと思い込んでしまうからです。
ただ、一つ大切なことは、あくまで思い込みであり、着陸することも操縦桿を話すことも選択しているのは自分だと言うことです。
逆に言えば、自分が操縦桿も話さず低空飛行を続けられるなら?
きっとあなたはゴールを達成できます。
なぜなら、ゴールを達成する方法はいつも目の前にあって、スコトーマ(盲点)で隠れているだけだからです。
そのスコトーマを外せば、飛び続けることも低空飛行でも、必ず上昇気流を掴んでゴールまで一気に上昇することもできます。
もしくは、選択的にいったん島を経由してから進むという方法が見えるでしょう。
必要なことは手段ではなく、継続すること、継続する為のエフィカシーを持つことです。
私が考える新しいコーチング理論に基づいたプログラムでは、低空飛行を続けて上昇をサポートするツールがあります。
誰でも、きっと低空飛行からゴールまで最適な上昇をすることができるようになると思います。
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それでは。