暗殺者のパスタと噛ませ犬ごはん【毎週ショートショートnoteとChatGPT】
ここ3週間ばかり休日は「暗殺者のパスタ」を作っていた。もともとはイタリアのプーリア州のバーリというところの郷土料理らしくて要はトマトベースのおこげパスタを指すようだ。そしてそのおこげパスタは茹でずに炒めるというか焦がすところに特徴がある。
イタリアでちょっと前にバズったらしくて、今やYouTubeでは避けて通れないと料理研究家がこぞって自分流のウマいヤツ動画を上げている。日本ではまだまだ決定版のレシピが確立されていないみたいだ。
”暗殺者”という名前の由来はその出来上がりを見れば一発で理解できる。だが他にも料理人の白いコートに飛び散るトマトが返り血のようだとか、調理場の油跳ねが殺人現場のようだとか、レシピ通りだと辛すぎて食べた人の多くが「私を殺す気か」とツイートしたとか諸説紛々あるらしい。
私はここ2週間は簡単なレシピで作っていた。一言で感想をいえばジャンクなウマさというか最高のB級グルメだ。そして手間を考えるとこれは店で出したら絶対に合わない。この料理の魅力はその雰囲気といい立ち位置といい家で作る"焼きそば"のようだと言い切れる。
ところでなんでこんな投稿を上げるのかって?
たまたま今週のお題と料理投稿をしようと思ったタイミングが一致しただけなのだ。
いつも私はお笑いに全振りしたショートショートを命懸けでやってる。だが実は料理にも興味があり普段はめったやたら料理の記事にスキをしまくっている。
しかしそのクリエーターにしてみればショートショートしか投稿がない奴のスキは「はて?」となるに違いない。
最近それに気付いて慌ててプロフィールを書き換えた。だがまだ足りないと思い怪しさ満載を避ける為にさらに今回の「実録」料理投稿を追加した訳だ。
しかもせっかくなので今話題のChatGPTに聞いたレシピで、さらに「#やってみた」企画までこなすという欲張りな思いつきだった。
また見方を変えれば単純にショートショートという創作活動の場にいわば実録という噛ませ犬をぶつけたというのが今回の投稿ともいえた。
今週のお題を〝つくれぽ〟で臨んだのは私だけかもしれない。
(どうでもいい内容なのにおよそ900字。決して悪目立ちを狙った投稿ではございません・・・)
たらはかに様の毎週ショートショートnoteに参加しました。
ChatGPTによる「暗殺者パスタ」のレシピです。やはり上陸して間もないせいか「暗殺者のパスタ」という言葉に該当する情報がないみたいですね。このAIは今のところ2021年までの情報を参照できるだけのようです。
イタリア語だとこのとおり。
どうでもいいのだがこのレシピ信じて良いのだろうか?キャベツだとか、オリーブだとかスパイスなんて誰も使っていないぞ!ワンパンでパスタ焦がすはずなのに別に調理してるみたいだし。なんならイタリアの動画も苦労して視聴してみたがこれらのスパイスだのキャベツだの一切使っていなかったうえこんな調理法ではなかった。
ということでChatGPTに検証させてみた。リバース照会だ。
あれっ?「暗殺者のスパゲティー」は?
「メディテレーンスパゲティー」って初めて聞いたんだけど・・・
ChatGPTに再び聞いてみた。自信満々で返ってきた回答がこちら!
Google先生にも聞いてみた!
て、おい!
「メディテレーンスパゲティー」ってこの世の中に存在し無い料理やんけ!
でもこれではネタにならないのでメディテレーンスパゲティーを作ってみた。見出し画像がその証拠だ。そしてこの世に存在しないパスタを口にしてみた。
結果、これはこれでアリだった。
当初はスパイスをいれる時点でパスタ料理として大丈夫なのか?と思っていたのだがいったん口にするとその印象は大きく変わった。
そこそこウマいのだ!
これにはビックリだった。なんならメディテレーンスパゲティーで商標登録してもいいぐらいだ。
そしてここまであまりにも本筋とかけ離れた投稿に注力してしまったため、本来の「暗殺者のパスタ」を作ってみた。以下のとおり。
これぞ「暗殺者のパスタ」だ!この濃厚な味がたまらん!これなのだ!
というわけで今来つつある「暗殺者のパスタ」の正規版でこの投稿を終了したい。
レシピは至る所にあるのでぜひ試してみてくれたまへ!
P.S.
コメントでご指摘頂きましたのでさらに深掘りしてみました。
メディテレーン≒地中海式といったところでしょうか?
ご指摘ありがとうございました!
なんか自信満々で間違えてるような気がしてしかたないんですがどうなんでしょう?
でも、この反論は絶対受け付けないよ!ともとれる態度がかえってスガスガしく思えてきます。
少なくともグリーンランドは違ってますね。
AIのくせにドヤってませんか?
よくいるタイプのいったん言い出したら絶対訂正しない人に見えてきました。